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公開番号
2025129895
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-05
出願番号
2024026858
出願日
2024-02-26
発明の名称
冷却プレート
出願人
株式会社アイシン
代理人
弁理士法人R&C
主分類
H01L
23/473 20060101AFI20250829BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】複数の電子部品を効果的に冷却できる冷却プレートを提供する。
【解決手段】複数の電子部品66a,67が接触する一対のプレート部材41と、一対のプレート部材41の間に形成され、複数の電子部品66a,67を冷却する冷却流体が流入口42から流出口43まで流通する主流路R1と、一対のプレート部材41の間に形成され、流入口42から流入した冷却流体が主流路R1から分岐口45において分岐して流通する分岐流路R2と、を備え、分岐流路R2は、主流路R1と合流して流出口43に連通しており、主流路R1の流路断面積は、主流路R1から分岐する分岐口45の流路断面積よりも大きい。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の電子部品が接触する一対のプレート部材と、
一対の前記プレート部材の間に形成され、複数の前記電子部品を冷却する冷却流体が流入口から流出口まで流通する主流路と、
一対の前記プレート部材の間に形成され、前記流入口から流入した前記冷却流体が前記主流路から分岐口において分岐して流通する分岐流路と、を備え、
前記分岐流路は、前記主流路と合流して前記流出口に連通しており、
前記主流路の流路断面積は、前記主流路から分岐する前記分岐口の流路断面積よりも大きい、冷却プレート。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
平面視において、前記主流路と重複する前記プレート部材の第1領域に第1電子部品を配置し、前記分岐流路と重複する前記プレート部材の第2領域に前記第1電子部品よりも発熱量が小さい第2電子部品を配置している、請求項1に記載の冷却プレート。
【請求項3】
前記分岐流路の前記主流路と合流する合流口の流路断面積は、前記主流路の流路断面積よりも小さい、請求項1又は2に記載の冷却プレート。
【請求項4】
前記合流口は、前記主流路から前記分岐流路への前記冷却流体の流れ込みを防止する逆流防止構造を有している、請求項3に記載の冷却プレート。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子部品を冷却可能な冷却プレートに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、走行駆動源としてモータを備えた自動車(ハイブリッド車(HEV:Hybrid Electric Vehicle)、プラグインハイブリッド車(PHEV:Plug-in Hybrid Electric Vehicle)、バッテリ車(BEV:Battery Electric Vehicle)、燃料電池車(FCEV:Fuel Cell Electric Vehicle)等)が普及している。これらの自動車は、モータ等を駆動する車両駆動装置が設けられ、この車両駆動装置には複数の電子部品を有する電力変換装置が備えられている。また、この種の電力変換装置には複数の電子部品を冷却するための冷却プレートが備えられている。
【0003】
特許文献1には、電力変換装置が記載されている。この電力変換装置は、電力変換回路を構成する半導体モジュールと、半導体モジュールを冷媒によって冷却する冷却ケースと、を備え、冷却ケースの内部に形成された流路を流通する冷媒によって、当該冷却ケースの上壁面に配置された半導体モジュールを冷却可能に構成している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-217553号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1記載の冷却ケースなどで冷却される電子部品は、種類によって発熱量に差がある。そのため、発熱量が異なる複数の電子部品を冷却する際に、例えば、冷却流路の上流側において発熱量が大きい電子部品を冷却すると、冷媒の温度が上昇し、下流側において電子部品が冷却されにくくなるおそれがある。つまり、特許文献1記載の冷却ケースなどにおいては、発熱量の異なる複数の電子部品を効果的に冷却できないおそれがある。
【0006】
そこで、複数の電子部品を効果的に冷却できる冷却プレートが求められている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る冷却プレートの特徴構成は、複数の電子部品が接触する一対のプレート部材と、一対の前記プレート部材の間に形成され、複数の前記電子部品を冷却する冷却流体が流入口から流出口まで流通する主流路と、一対の前記プレート部材の間に形成され、前記流入口から流入した前記冷却流体が前記主流路から分岐口において分岐して流通する分岐流路と、を備え、前記分岐流路は、前記主流路と合流して前記流出口に連通しており、前記主流路の流路断面積は、前記主流路から分岐する前記分岐口の流路断面積よりも大きい点にある。
【0008】
本構成のように、主流路の流路断面積が分岐流路の分岐口の流路断面積よりも大きいことで、冷却流体の流量は分岐流路よりも主流路の方が相対的に多くなる。つまり、プレート部材のうち内部に主流路が形成されている部分の方が、分岐流路が形成されている部分よりも冷却能力が高くなる。したがって、本構成に係る冷却プレートによれば、発熱量の異なる複数の電子部品をそれぞれ適切な位置に配置することで、複数の電子部品を効果的に冷却できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
車両駆動装置の縦断面図である。
冷却流体流路と冷媒流路とを示す冷却回路図である。
図1のIII-III矢視断面図である。
図1のIV-IV矢視断面図である。
第2実施形態に係る冷却プレートの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明の一実施形態に係る冷却プレートについて説明する。なお、以下においては、冷却プレートが車両駆動装置に設けられる複数の電子部品を冷却するものである態様を例にとって説明する。また、以下では、説明を明確にするために、各記載や各図面を適宜簡略化している。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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