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公開番号
2025135862
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024033883
出願日
2024-03-06
発明の名称
メモリ管理ユニット
出願人
株式会社アイシン
代理人
Knowledge Partners弁理士法人
主分類
G06F
12/0804 20160101AFI20250911BHJP(計算;計数)
要約
【課題】メモリが実際に書き換えられた回数を特定するメモリ管理ユニットを提供する。
【解決手段】情報処理システム1において、メモリ管理ユニットは、ホストから書き込み要求が行われたデータの格納先を所定の記憶単位毎に制御し、記憶単位毎のデータの格納先を、書き換え可能回数が10
15
未満であるメインメモリと、所定のトリガに応じて記憶単位毎のデータをメインメモリに書き込むコピーバックを実行可能なキャッシュメモリと、から選択する格納先制御部20bと、記憶単位毎にコピーバックが実行されたことを検出するコピーバック検出部20b1と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ホストから書き込み要求が行われたデータの格納先を所定の記憶単位毎に制御するメモリ管理ユニットであって、
前記記憶単位毎の前記データの格納先を、書き換え可能回数が10
15
未満であるメインメモリと、所定のトリガに応じて前記記憶単位毎の前記データを前記メインメモリに書き込むコピーバックを実行可能なキャッシュメモリと、から選択する格納先制御部と、
前記記憶単位毎に前記コピーバックが実行されたことを検出するコピーバック検出部と、
を備えるメモリ管理ユニット。
続きを表示(約 220 文字)
【請求項2】
前記コピーバックの実行が検出された回数を前記記憶単位毎にカウントし、前記記憶単位毎のカウント値を格納する記憶媒体をさらに備える、
請求項1に記載のメモリ管理ユニット。
【請求項3】
前記メインメモリは、MRAMである、
請求項1または請求項2に記載のメモリ管理ユニット。
【請求項4】
前記記憶媒体は、不揮発性メモリである、
請求項2に記載のメモリ管理ユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、メモリ管理ユニットに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、書き換えの保証回数が比較的少ないMRAMを用いた情報処理システムが知られている。例えば、特許文献1には、書き込み要求があったデータをデータ保持回路で保持し、所定の条件を満たしたデータをMRAMに格納する構成が開示されている。当該特許文献1においては、データ保持回路においてブロック毎にデータを保持し、ブロックに対する書き込み要求がどの程度あったかを表す頻度情報も格納する。そして、データ保持回路に空きブロックがなくなった場合に、書き込み要求の頻度が少ないブロックのデータをMRAMに格納する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-97655号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の技術においては、書き込み要求の頻度が少ないブロックのデータをMRAMに転送することにより、MRAMへの書き込み回数を低減することができる。しかし、従来技術においては、MRAMが実際に書き換えられた回数を特定することできない。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、メモリが実際に書き換えられた回数を特定する技術の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の目的を達成するため、ホストから書き込み要求が行われたデータの格納先を所定の記憶単位毎に制御するメモリ管理ユニットであって、前記記憶単位毎の前記データの格納先を、書き換え可能回数が10
15
未満であるメインメモリと、所定のトリガに応じて前記記憶単位毎の前記データを前記メインメモリに書き込むコピーバックを実行可能なキャッシュメモリと、から選択する格納先制御部と、前記記憶単位毎に前記コピーバックが実行されたことを検出するコピーバック検出部と、を備えるメモリ管理ユニットが構成される。
【0006】
メインメモリの書き換え可能回数は10
15
未満であり、使用中に書き換え可能回数に達し得る。このようなメインメモリを使用する際には、書き換え可能回数に達したか否かに応じてメインメモリの使用領域を調整したり、書き換え可能回数に達する時期を遅らせたりするなどの各種の制御を行うことが好ましい。各種の制御を行うためには、メインメモリにおけるデータの書き換え単位に相当する所定の記憶単位毎に、書き換えが行われたか否か特定する必要がある。
【0007】
コピーバック機能を有するキャッシュメモリを用いた情報処理システムにおいては、ホストから書き込み要求が行われたデータのうち、キャッシュ対象のデータがキャッシュメモリに書き込まれる。コピーバック機能は、所定のトリガに応じて、キャッシュメモリに格納されたデータをメインメモリに書き込む機能である。従って、コピーバック機能を有するシステムにおいては、キャッシュ対象のデータの全てがメインメモリに書き込まれるとは限らない。すなわち、キャッシュメモリに格納されたデータが所定のトリガが発生する前に書き換えられた場合、当該データはメインメモリに格納されない。
【0008】
従来の情報処理システムにおいては、メインメモリが書き換えられたか否か検出することができないため、メインメモリの寿命に関する制御を行うことはできない。そこで、メモリ管理ユニットにおいては、コピーバックが行われたことを検出することにより、メインメモリが書き換えられたか否かを検出できるように構成した。この構成によれば、メモリにおいて実際に書き換えが行われたことを特定することができ、寿命の推定や寿命を延ばすような制御など、寿命に関する制御を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
メモリ管理ユニットを適用した情報処理システムを示す図。
カウント処理のフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0010】
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施の形態について説明する。
(1)情報処理システムの構成:
(2)カウント処理:
(3)他の実施形態等:
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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