TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025131497
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-09
出願番号2024201963
出願日2024-11-20
発明の名称車両用ドアロック装置
出願人株式会社アイシン,愛信(蘇州)汽車技術中心有限公司,AISIN(SUZHOU)TECHNICAL CENTER CO.,LTD.
代理人個人,個人
主分類E05B 81/18 20140101AFI20250902BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】本発明は、ドアをアンロックする際の音を低減できる車両用ドアロック装置を提供する。
【解決手段】車両用ドアロック装置は、車体の開口を開閉するドアに固定されるベース部材と、車体の開口の縁部に固定されるストライカと、ベース部材に設けられ、ストライカと係脱可能なラッチ溝を有し、ラッチ溝によってストライカを拘束するロック位置とストライカを解放するアンロック位置との間を回動可能なラッチと、を備え、ラッチ溝におけるラッチが回動する際にストライカに接触する面には、ラッチ溝の内方に突出する突出部が設けられている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
車体の開口を開閉するドアに固定されるベース部材(1)と、
前記車体の前記開口の縁部に固定されるストライカ(2)と、
前記ベース部材に設けられ、前記ストライカと係脱可能なラッチ溝(31)を有し、前記ラッチ溝によって前記ストライカを拘束するロック位置と前記ストライカを解放するアンロック位置との間を回動可能なラッチ(3)と、
を備え、
前記ラッチ溝における前記ラッチが回動する際に前記ストライカに接触する面には、前記ラッチ溝の内方に突出する突出部(32)が設けられている、ことを特徴とする車両用ドアロック装置。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
請求項1に記載の車両用ドアロック装置において、
前記突出部の突出量は、前記ストライカが前記ラッチ溝から離脱する離脱方向に向かうに連れて、徐々に増加してから徐々に減少する、ことを特徴とする車両用ドアロック装置。
【請求項3】
請求項2に記載の車両用ドアロック装置において、
前記突出部は、前記ラッチの回動軸線方向から見て、弧形状に形成されている、ことを特徴とする車両用ドアロック装置。
【請求項4】
請求項1に記載の車両用ドアロック装置において、
前記突出部は、前記ラッチを被覆する樹脂材である、ことを特徴とする車両用ドアロック装置。
【請求項5】
請求項1に記載の車両用ドアロック装置において、
前記ラッチには当接部(33)が設けられ、前記ベース部材には被当接部(11)が設けられ、
前記当接部と前記被当接部との当接によって、前記アンロック位置まで回動した前記ラッチのさらなる回動を制限し、
前記被当接部は、前記ベース部材と異なる材料からなる、ことを特徴とする車両用ドアロック装置。
【請求項6】
請求項5に記載の車両用ドアロック装置において、
前記被当接部は、ゴムストッパである、ことを特徴とする車両用ドアロック装置。
【請求項7】
請求項1に記載の車両用ドアロック装置において、
前記ベース部材には、前記ストライカが通過するベース溝(12)が設けられている、ことを特徴とする車両用ドアロック装置。
【請求項8】
請求項1~7のいずれか一項に記載の車両用ドアロック装置において、
前記ストライカは、前記ラッチの回動軸線方向から見て、前記ラッチ溝に進入する部分が断面長円形状になっている、ことを特徴とする車両用ドアロック装置。
【請求項9】
請求項1~7のいずれか一項に記載の車両用ドアロック装置において、
前記開口の周りには、ウエザストリップが設けられ、
前記ウエザストリップは、前記ドアが前記開口を閉じる際に、前記ドアに押圧されて変形する、ことを特徴とする車両用ドアロック装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用ドアロック装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
車両において、車体の開口の周りには、一般的にドアと当該開口との間をシールするウエザストリップが設けられている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ドアロック装置を制御してロック解除する際に、押圧されたウエザストリップの復元力により、ドアが開く方向に弾き出される可能性がある。ドアが弾き出される荷重が大きい場合、車体に固定されたストライカとドアに設置されたラッチの嵌合部のゆがみが大きくなり、その力が解放される際にドアロック装置から大きな騒音が発生し、乗客に不快感を与える恐れがある。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みて作成されたものであり、ドアをアンロックする際の音を低減できる車両用ドアロック装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の目的を達成するために、本発明の一形態の車両用ドアロック装置は、車体の開口を開閉するドアに固定されるベース部材と、前記車体の前記開口の縁部に固定されるストライカと、前記ベース部材に設けられ、前記ストライカと係脱可能なラッチ溝を有し、前記ラッチ溝によって前記ストライカを拘束するロック位置と前記ストライカを解放するアンロック位置との間を回動可能なラッチと、を備え、前記ラッチ溝における前記ラッチが回動する際に前記ストライカに接触する面には、前記ラッチ溝の内方に突出する突出部が設けられている、ことを特徴とする。
【0005】
このような構造によれば、ドアがアンロックする際に弾き出される場合、ストライカが突出部に沿ってラッチ溝から離脱することになり、ストライカが離脱する過程におけるラッチ溝のストライカへの干渉量を増大することができる。このように、突出部が設けられない場合に比べて、ストライカが離脱する速度を緩めることができ、さらにドアが弾き出される速度を低減させることができる。これにより、アンロックする時の騒音を効果的に低減させることができる。
【0006】
本発明の車両用ドアロック装置において、好ましくは、前記突出部の突出量は、前記ストライカが前記ラッチ溝から離脱する離脱方向に向かうに連れて、徐々に増加してから徐々に減少する。
【0007】
このような構造によれば、ストライカの離脱速度を緩めると共に、ストライカの離脱を妨げず、ストライカをラッチ溝から順調に離脱させることができる。
【0008】
本発明の車両用ドアロック装置において、好ましくは、前記突出部は、前記ラッチの回動軸線方向から見て、弧形状に形成されている。
【0009】
このような構造によれば、ストライカをスムーズに移動させ、ドアを開ける際にドアが引っかかることを防止することができる。
【0010】
本発明の車両用ドアロック装置において、好ましくは、前記突出部は、前記ラッチを被覆する樹脂材である。
(【0011】以降は省略されています)

特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

株式会社アイシン
コンデンサ
5日前
株式会社アイシン
電動ポンプ
19日前
株式会社アイシン
自律移動体
13日前
株式会社アイシン
車両駆動装置
1日前
株式会社アイシン
排熱回収装置
1日前
株式会社アイシン
電力変換装置
7日前
株式会社アイシン
電力変換装置
7日前
株式会社アイシン
直流回転電機
5日前
株式会社アイシン
運転支援装置
1日前
株式会社アイシン
温度調節装置
5日前
株式会社アイシン
冷却プレート
5日前
株式会社アイシン
バスバーホルダ
19日前
株式会社アイシン
車両用駆動装置
8日前
株式会社アイシン
車両用駆動装置
5日前
株式会社アイシン
燃料電池システム
2日前
株式会社アイシン
二酸化炭素電解装置
2日前
株式会社アイシン
リッド開閉システム
13日前
株式会社アイシン
充電施設提案システム
2日前
株式会社アイシン
車両用開閉体制御装置
13日前
株式会社アイシン
車両用ドアロック装置
1日前
株式会社アイシン
車両用のドアハンドル装置
5日前
株式会社アイシン
車両用のドアハンドル装置
5日前
株式会社アイシン
回転電機及び車両用駆動装置
5日前
株式会社アイシン
回転電機及び車両用駆動装置
1日前
株式会社デンソー
回転体装置
5日前
株式会社アイシン
ペロブスカイト太陽電池及びその製造方法
2日前
株式会社豊田中央研究所
電気配線部材およびその製造方法
2日前
トヨタ自動車株式会社
骨格推定装置、骨格推定方法、及びプログラム
15日前
個人
物品保管箱
29日前
個人
防犯用ドア装置
1か月前
個人
ピンシリンダー錠。
2か月前
リョービ株式会社
ヒンジ装置
3か月前
個人
顔認証による入室システム
2か月前
個人
ポスト機能付き手提げ金庫
8日前
個人
二重ロック機能付小物入れ
1か月前
株式会社SKB
引き戸装置
3か月前
続きを見る