TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025130219
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-08
出願番号2024027237
出願日2024-02-27
発明の名称充電施設提案システム
出願人株式会社アイシン
代理人Knowledge Partners弁理士法人
主分類G01C 21/26 20060101AFI20250901BHJP(測定;試験)
要約【課題】複数口タイプの充電施設を加味して充電施設を提案する技術の提供。
【解決手段】複数台の車両を同時に充電可能な充電施設を含む複数の前記充電施設を取得する充電施設取得部と、取得された複数の前記充電施設のそれぞれについて、同時充電可能な最大台数に対する、前記充電施設への到着予想時刻以降の推定充電台数を示す推定稼働状況を取得する稼働状況推定部と、複数の前記充電施設における前記推定稼働状況に関する既定の条件に基づいて選択した前記充電施設を提案する提案部と、を備える充電施設提案システムを構成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数台の車両を同時に充電可能な充電施設を含む複数の前記充電施設を取得する充電施設取得部と、
取得された複数の前記充電施設のそれぞれについて、同時充電可能な最大台数に対する、前記充電施設への到着予想時刻以降の推定充電台数を示す推定稼働状況を取得する稼働状況推定部と、
複数の前記充電施設における前記推定稼働状況に関する既定の条件に基づいて選択した前記充電施設を提案する提案部と、
を備える充電施設提案システム。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記提案部は、前記充電施設への到着予想時刻以降に前記充電施設において時間帯毎に変化しうる前記車両に対しての出力電力量に関する前記既定の条件に基づいて選択した前記充電施設を提案する、
請求項1に記載の充電施設提案システム。
【請求項3】
前記提案部は、
前記充電施設の最大出力電力量と前記充電施設への到着予想時刻以降の時間帯毎の前記推定充電台数に基づいて時間帯毎の前記車両に対する出力電力量を推定し、前記時間帯毎の前記車両に対する出力電力量と前記充電施設の充電料金に基づいて単位電力量あたりの料金を算出し、前記既定の条件としての前記料金が最も安い前記充電施設を選択し提案する、
請求項2に記載の充電施設提案システム。
【請求項4】
前記提案部は、
複数の前記充電施設のそれぞれについて、前記充電施設の前記推定稼働状況に基づいて、前記充電施設で充電することを選択した場合の所要時間を算出し、前記所要時間を用いて対象車両の目的地への到着予想時刻を補正し、
前記既定の条件としての補正後の前記目的地への到着予想時刻が最も早い前記充電施設を前記対象車両向けに選択し提案する、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の充電施設提案システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、充電施設提案システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電動車両のバッテリを充電するための充電施設を提案することが知られている。例えば特許文献1には、電動車両の所定距離内に存在する充電スポットの予約状況を、当該充電スポットの付近に存在する他車両の位置や当該他車両のバッテリ残容量および契約している充電サービスに基づいて補正し、補正した予約状況と電動車両が契約している充電サービスに基づいて充電スポットを提案する手法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-50910号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
充電スポットが複数口タイプである場合、当該充電スポットで他の車両が対象車両と同時間帯に充電する場合と、対象車両のみが充電する場合とでは、対象車両が単位時間当たりに充電できる充電量は異なる。従来は、複数口タイプの充電施設について考慮されていなかった。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、複数口タイプの充電施設を加味して充電施設を提案する技術の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の目的を達成するため、充電施設提案システムは、複数台の車両を同時に充電可能な充電施設を含む複数の充電施設を取得する充電施設取得部と、取得された複数の充電施設のそれぞれについて、同時充電可能な最大台数に対する、充電施設への到着予想時刻以降の推定充電台数を示す推定稼働状況を取得する稼働状況推定部と、複数の充電施設における推定稼働状況に関する既定の条件に基づいて選択した充電施設を提案する提案部と、を備える。
【0006】
複数台の車両を同時充電可能な充電施設で充電する場合、当該充電施設の稼働状況に応じて車両1台に対する最大出力量は変動する。この充電施設提案システムによれば、充電施設の到着予想時刻以降の推定稼働状況を加味して充電施設を提案することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
充電施設提案システムを含む全体構成を示すブロック図。
充電施設情報の一例を示す図。
充電施設の提案例を示す図。
充電施設の提案例を示す図。
充電施設提案処理のフローチャート。
充電施設の提案例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施の形態について説明する。
(1) 全体構成:
(1-1)ユーザ端末の構成:
(1-2)充電施設提案システムの構成:
(2)充電施設提案処理:
(3)他の実施形態:
【0009】
(1)全体構成:
図1は、本実施形態にかかる充電施設提案システムを含む全体構成を示すブロック図である。本実施形態において、充電施設提案システムはサーバ10で構成される。サーバ10は、ユーザ端末100と協働する。ユーザ端末100は、本実施形態においては、車両Cのユーザが車内に持ち込んで使用する可搬型の端末である。車両Cは、充電施設を提案されるユーザが乗車する車両(対象車両)である。車両Cは充電可能な蓄電池であるバッテリを搭載しており、バッテリが蓄積している電力をモータに供給して駆動する電気自動車(BEV:Battery Electric Vehicle)である。車両Cにはモータを制御する車両制御ECU(不図示)が備えられている。車両制御ECUは、定期的にバッテリのSOC(State Of Charge)[%]を取得し、SOCに応じた車両Cの航続可能距離[km]を算出する。車両ECUは、ユーザ端末100からの要求に応じてSOCと航続可能距離をユーザ端末100に送信する。
【0010】
(1-1)ユーザ端末の構成:
ユーザ端末100は、通信部140と、GNSS受信部141と、UI部142と、制御部120と、記録媒体(不図示)を備えている。制御部120は、図示しないROM,RAM,CPUを備える。制御部120は、ROMや記録媒体に記録されたナビゲーションプログラムを含む各種のプログラムを実行することができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

株式会社アイシン
加湿器
29日前
株式会社アイシン
安全弁
28日前
株式会社アイシン
加湿器
29日前
株式会社アイシン
制御装置
22日前
株式会社アイシン
発電装置
28日前
株式会社アイシン
駆動装置
1か月前
株式会社アイシン
発電装置
21日前
株式会社アイシン
圧力調整弁
23日前
株式会社アイシン
電動ポンプ
19日前
株式会社アイシン
自律移動体
13日前
株式会社アイシン
コンデンサ
5日前
株式会社アイシン
水電解装置
27日前
株式会社アイシン
運転支援装置
28日前
株式会社アイシン
排熱回収装置
1日前
株式会社アイシン
物体検出装置
26日前
株式会社アイシン
物体検出装置
26日前
株式会社アイシン
車両下部構造
今日
株式会社アイシン
乗員検知装置
1か月前
株式会社アイシン
電解システム
22日前
株式会社アイシン
物体検出装置
22日前
株式会社アイシン
物体検出装置
22日前
株式会社アイシン
電力変換装置
28日前
株式会社アイシン
乗員検知装置
1か月前
株式会社アイシン
運転支援装置
1日前
株式会社アイシン
動力伝達装置
20日前
株式会社アイシン
車両駆動装置
1日前
株式会社アイシン
運転支援装置
28日前
株式会社アイシン
電力変換装置
28日前
株式会社アイシン
電力変換装置
7日前
株式会社アイシン
物体検出装置
28日前
株式会社アイシン
運転支援装置
28日前
株式会社アイシン
温度調節装置
5日前
株式会社アイシン
冷却プレート
5日前
株式会社アイシン
運転支援装置
29日前
株式会社アイシン
直流回転電機
5日前
株式会社アイシン
電力変換装置
7日前
続きを見る