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公開番号
2025132506
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-10
出願番号
2024030134
出願日
2024-02-29
発明の名称
情報処理システム
出願人
株式会社アイシン
代理人
Knowledge Partners弁理士法人
主分類
G01C
21/34 20060101AFI20250903BHJP(測定;試験)
要約
【課題】出入口を通過する際の通過難易度を評価することが可能な技術の提供。
【解決手段】施設の出入口を通過した車両の軌跡を取得する軌跡取得部と、前記出入口の位置を取得する出入口取得部と、前記車両の軌跡に基づいて、前記出入口の位置から所定範囲内を走行する際に前記車両が要した所要期間を取得する所要期間取得部と、を備える情報処理システムを構成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
施設の出入口を通過した車両の軌跡を取得する軌跡取得部と、
前記出入口の位置を取得する出入口取得部と、
前記車両の軌跡に基づいて、前記出入口の位置から所定範囲内を走行する際に前記車両が要した所要期間を取得する所要期間取得部と、
を備える情報処理システム。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
前記所要期間取得部は、
前記車両が、前記出入口を通過するために車線を横断する必要がある走行方向に走行した場合の前記所要期間と、
前記車両が、前記出入口を通過するために車線を横断する必要がない走行方向に走行した場合の前記所要期間と、
のそれぞれを、走行方向に対応付けて取得する、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記施設の前記出入口への進入前と、前記施設の前記出入口からの退出後と、の少なくとも一方における前記車両の走行方向に対応付けられた前記所要期間に基づいて案内対象の走行方向を選択し、選択した走行方向を案内部に案内させる案内制御部をさらに備える、請求項1または請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記案内制御部は、
前記施設の前記出入口への進入前と、前記施設の前記出入口からの退出後と、の少なくとも一方において、前記所要期間に基づいて選択した走行方向に走行する走行予定経路を探索し、前記案内部に案内させる、
請求項3に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記施設の前記出入口が複数個存在する場合に、前記所要期間に基づいて案内対象の前記出入口を選択し、選択した前記出入口を案内部に案内させる案内制御部をさらに備える、
請求項1または請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記案内制御部は、
前記所要期間に基づいて、複数個の中から選択された前記出入口を通過する走行予定経路を探索し、前記案内部に案内させる、
請求項5に記載の情報処理システム。
【請求項7】
前記所要期間が長いほど高難易度になるように前記出入口の通過難易度を設定する難易度設定部をさらに備える、
請求項1または請求項2に記載の情報処理システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ナビゲーションシステム等に利用される地図情報に不足している情報を補うための技術が知られている。例えば、特許文献1には、経路上の位置履歴に基づいて、出発値または目的地の出入口の位置を抽出する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-191115号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両によって施設に進入する場合や施設から退出する場合、車両が施設の出入口を通過するが、出入口毎に車両で通過する際の通過難易度が異なり得る。通過難易度が高い場合、一般的には出入口の通過に時間を要してしまう。しかし、従来、出入口を通過する際の通過難易度が評価することができなかった。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、出入口を通過する際の通過難易度を評価することが可能な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の目的を達成するため、情報処理システムは、施設の出入口を通過した車両の軌跡を取得する軌跡取得部と、前記出入口の位置を取得する出入口取得部と、前記車両の軌跡に基づいて、前記出入口の位置から所定範囲内を走行する際に前記車両が要した所要期間を取得する所要期間取得部と、を備える。
【0006】
すなわち、出入口から所定範囲の走行に要する所要期間の長さは、当該出入口を通過する際の通過難易度に対応していると考えられる。そこで、当該所要期間を取得すれば、出入口を通過する際の通過難易度を評価することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
案内システムおよび情報処理システムのブロック図である。
図2Aは走行方向によって通過難易度が変化する状況を説明するための図であり、図2Bは経路案内の例を示す図である。
難易度設定処理のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施の形態について説明する。
(1)案内システムの構成:
(2)情報処理システムの構成:
(3)難易度設定処理:
(4)他の実施形態等:
【0009】
(1)案内システムの構成:
図1は、本発明の一実施形態である情報処理システム100の構成を示すブロック図である。本実施形態において、情報処理システム100は、案内システム10と協働する。本実施形態にかかる案内システム10は、車両に搭載されており、車両を誘導するナビゲーション機能を有する。案内システム10は、CPU,RAM,ROM等を備える制御部20、記録媒体30、GNSS受信部41、車速センサ42、ジャイロセンサ43、ユーザI/F部44、通信部45を備えている。制御部20は、記録媒体30やROMに記憶された案内プログラム21を実行することができる。
【0010】
記録媒体30には、案内システム10の運用過程において軌跡情報30bおよび経路情報300bが記録される。軌跡情報30bは、車両の移動軌跡を示しており、時刻毎の車両の現在地の履歴を示している。経路情報300bは、車両の走行予定経路を示す情報であり、情報処理システム100によって生成され、案内システム10に送信される。案内システム10は経路情報300bを取得し、記録媒体30に記録する。本実施形態において、車両は、目的地としての施設において荷卸や荷積等の荷役を行う商用車両である。走行予定経路は、出発地から目的地までの経路を示す情報であり、例えば、ノードの順列やリンクの順列によって定義される。むろん、目的地は2以上存在しても良い。後述する地図情報300aに施設の出入口の情報が含まれる場合、経路情報300bには、目的地としての施設に進入すべき出入口が含まれる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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