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公開番号
2025139705
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-29
出願番号
2024038680
出願日
2024-03-13
発明の名称
空気袋
出願人
株式会社アイシン
代理人
個人
,
個人
主分類
B60N
2/66 20060101AFI20250919BHJP(車両一般)
要約
【課題】シートに対する取付時の作業性を向上させることができる空気袋を提供する。
【解決手段】空気袋30は、2枚のフィルム31,32と、2枚のフィルム31,32の間に個別に設けられる第1空気室51及び第2空気室52であって、給気により膨張するとともに排気により収縮する第1空気室51及び第2空気室52と、第1空気室51を区画するように2枚のフィルム31,32を接合する第1接合部41と、第2空気室52を区画するように2枚のフィルム31,32を接合する第2接合部42と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
シートのシートバックに設けられ、前記シートに着座するユーザの腰部をサポートする空気袋であって、
2枚のフィルムと、
前記2枚のフィルムの間に個別に設けられる第1空気室及び第2空気室であって、給気により膨張するとともに排気により収縮する前記第1空気室及び前記第2空気室と、
前記第1空気室を区画するように前記2枚のフィルムを接合する第1接合部と、
前記第2空気室を区画するように前記2枚のフィルムを接合する第2接合部と、を備える
空気袋。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
前記第1空気室及び前記第2空気室は、隣接するように設けられ、
前記第1接合部及び前記第2接合部は、前記第1空気室及び前記第2空気室の境界において、前記第1空気室及び前記第2空気室の双方を区画する共通接合部を含む
請求項1に記載の空気袋。
【請求項3】
前記2枚のフィルムの厚さ方向から見たとき、
前記共通接合部は、前記第1空気室及び前記第2空気室が隣接する方向である隣接方向において、前記第1空気室が前記第2空気室に対して凸となるように、湾曲している
請求項2に記載の空気袋。
【請求項4】
前記隣接方向と直交する方向を幅方向としたとき、
前記共通接合部は、前記隣接方向において、前記第1空気室の前記幅方向における中央部が前記第2空気室の前記幅方向における中央部に対して凸となるように、湾曲している
請求項3に記載の空気袋。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、空気袋に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、ランバーサポート機能を有する車両用シートが知られている。例えば、特許文献1に記載の車両用シートは、シートバックに設けられる2つの空気袋と、2つの空気袋に空気を供給するポンプと、を備える。2つの空気袋は、シートバックにおいて、上下方向にずれて位置している。車両用シートにおいて、ポンプから2つの空気袋に空気が供給されると、当該2つの空気袋がユーザの腰部に向かって膨張する。こうして、車両用シートは、ユーザの望む大きさまで膨張させた2つの空気袋によって、ユーザの腰部をサポートしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許第9545860号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような車両用シートを組み立てる場合には、別々に製造された2つの空気袋を車両用シートの2つの取付部にそれぞれ取り付ける必要がある。このため、空気袋のシートに対する取付時の作業性を向上させる点で、改善の余地が残されていた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する空気袋は、シートのシートバックに設けられ、前記シートに着座するユーザの腰部をサポートする空気袋であって、2枚のフィルムと、前記2枚のフィルムの間に個別に設けられる第1空気室及び第2空気室であって、給気により膨張するとともに排気により収縮する前記第1空気室及び前記第2空気室と、前記第1空気室を区画するように前記2枚のフィルムを接合する第1接合部と、前記第2空気室を区画するように前記2枚のフィルムを接合する第2接合部と、を備える。
【発明の効果】
【0006】
空気袋は、シートに対する取付時の作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1実施形態の空気圧システムを備えるシートの模式図である。
図2は、第1実施形態の空気圧システムの空気袋の正面図である。
図3は、図2の3-3線矢視断面図である。
図4は、第1実施形態の空気袋が膨張したときの斜視図である。
図5は、第2実施形態の空気袋の正面図である。
図6は、第2実施形態の空気袋が膨張したときの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(第1実施形態)
以下、空気袋を備えるシートの第1実施形態について説明する。
<第1実施形態の構成>
図1に示すように、シート10は、シートクッション11と、シートバック12と、空気圧システム20と、を備える。シート10は、例えば、車両の運転席、助手席及び後部座席などに採用される車両用シートである。他の実施形態において、シート10は、施設などで利用されるマッサージシートであってもよい。シートクッション11は、主にシート10に着座するユーザの臀部及び大腿部を支える部分である。シートバック12は、主にシート10に着座するユーザの腰部及び背中を支える部分である。
【0009】
<空気圧システム20>
空気圧システム20は、空気袋30と、ポンプ21と、接続流路22と、第1分岐流路23と、第2分岐流路24と、第1切換弁25と、第2切換弁26と、操作部27と、制御部28と、を備える。
【0010】
<空気袋30>
空気袋30は、シートバック12におけるユーザの腰部に接する部分に内蔵されている。この点を踏まえ、以降の説明では、空気袋30の方向をシートバック12に内蔵されるときの方向に従って説明する。つまり、空気袋30をシートバック12の幅方向及び上下方向を用いて説明する。ここで、シートクッション11とシートバック12との間をなす角度は垂直とは限らないため、シートバック12の上下方向は車両の上下方向に該当するとは限らない。また、シート10の設置方向は車両の前方とは限らないため、シートバック12の幅方向は車両の幅方向に該当するとは限らない。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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