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公開番号
2025111107
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-30
出願番号
2024005292
出願日
2024-01-17
発明の名称
非接触充電装置
出願人
株式会社アイシン
代理人
弁理士法人R&C
主分類
H02J
7/00 20060101AFI20250723BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】小型化が可能な非接触充電装置を提供する。
【解決手段】車両に搭載されるバッテリ4を非接触で充電可能な非接触充電装置1は、給電装置90の一次コイル91に対向して設けられる二次コイル11と、一次コイル91から二次コイル11に伝送された交流電力を、バッテリ4を充電可能な直流電力に変換する電力変換部12と、を備え、電力変換部12は、給電装置90から二次コイル11に給電されない場合に、少なくとも一部が車両に設けられる補機20を駆動する駆動回路の一部として用いられる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に搭載されるバッテリを非接触で充電可能な非接触充電装置であって、
給電装置の一次コイルに対向して設けられる二次コイルと、
前記一次コイルから前記二次コイルに伝送された交流電力を、前記バッテリを充電可能な直流電力に変換する電力変換部と、を備え、
前記電力変換部は、前記給電装置から前記二次コイルに給電されない場合に、少なくとも一部が前記車両に設けられる補機を駆動する駆動回路の一部として用いられる非接触充電装置。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
前記補機は前記車両の走行時に運転される電動オイルポンプであり、
前記駆動回路は、前記電動オイルポンプを駆動するモータの通電を行う請求項1に記載の非接触充電装置。
【請求項3】
前記補機は、三相モータにより通電される装置であって、
前記電力変換部は、夫々が、互いに直列に接続された少なくとも2つのスイッチング素子を有する3つのレグが設けられ、
前記電力変換部は、3つの前記レグのうち、予め設定された2つの前記レグの夫々が有する前記スイッチング素子を駆動して前記交流電力を前記直流電力に変換し、前記駆動回路は、3つの前記レグのうち、順次切り替えられる2つ前記レグが有する前記スイッチング素子を駆動して前記三相モータに通電する請求項1又は2に記載の非接触充電装置。
【請求項4】
前記電力変換部が前記交流電力を前記直流電力に変換する場合における前記スイッチング素子の駆動と、前記駆動回路が前記三相モータに通電する場合における前記スイッチング素子の駆動とは、単一の制御ユニットにより制御される請求項3に記載の非接触充電装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に搭載されるバッテリを非接触で充電可能な非接触充電装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、走行駆動源としてモータを備えた車両が普及している。これらの車両はモータを駆動させるためのバッテリを搭載しており、バッテリは必要に応じて充電される。バッテリの充電に関する技術として、例えば下記に出典を示す特許文献1に記載のものがある。
【0003】
特許文献1には、モータ駆動装置が記載されている。このモータ駆動装置は、バッテリと、モータと、電力変換ユニットと、第3インバータと、第3スイッチと、制御装置とを備えている。制御装置は、車両の移動時にモータを駆動する駆動モードと、バッテリの充電時にバッテリに外部交流電源から電力伝送を行う外部交流充電モードとの2つのモードで制御を行うことが可能に構成されている。駆動モードでは、電力変換ユニットを駆動してモータに通電し、外部交流充電モードでは、電力変換ユニット及び第3インバータを駆動してバッテリを充電する。このようなモータの通電時における電力変換ユニットの駆動と、バッテリの充電時における電力変換ユニット及び第3インバータの駆動とは、第3スイッチにより切り替えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-73887号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載のモータ駆動装置では、上述したように、モータを駆動する駆動モードでは、電力変換ユニットが利用され、バッテリに外部交流電源から電力伝送を行う外部交流充電モードでは、電力変換ユニット及び第3インバータが利用される。このように特許文献1に記載のモータ駆動装置では、第3インバータは外部交流充電モードでしか利用されていない。すなわち、特許文献1に記載のモータ駆動装置では、車両の走行時に利用しない第3インバータを搭載しておく必要がある。
【0006】
ここで、バッテリは、充電する際に、特許文献1に記載のように外部交流電源からハーネスを介して供給された電力により充電するものだけでなく、ハーネスを用いずに非接触で供給された電力により充電を行うものもある。このような非接触でバッテリを充電する非接触充電装置に対して、特許文献1に記載のモータ駆動装置を適用しても、上記のように車両の走行時に利用しない第3インバータを搭載しておく必要があり、サイズが大きくなってしまう。
【0007】
そこで、小型化が可能な非接触充電装置が求められる。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る非接触充電装置の特徴構成は、車両に搭載されるバッテリを非接触で充電可能な非接触充電装置であって、給電装置の一次コイルに対向して設けられる二次コイルと、前記一次コイルから前記二次コイルに伝送された交流電力を、前記バッテリを充電可能な直流電力に変換する電力変換部と、を備え、前記電力変換部は、前記給電装置から前記二次コイルに給電されない場合に、少なくとも一部が前記車両に設けられる補機を駆動する駆動回路の一部として用いられる点にある。
【0009】
給電装置から伝送された交流電力を、バッテリを充電可能な直流電力に変換する電力変換部は、非接触充電をするために車両を駐車する時や停車する時に用いられ、車両に設けられる補機を駆動する駆動回路は、車両の走行時に用いられる。そこで、上記のように構成することで、車両の走行時にはバッテリを充電可能な直流電力への変換を行わない電力変換部と、車両の駐車時や停車時には車両に設けられる補機を駆動しない駆動回路とを併用することができる。したがって、電力変換部と駆動回路とを別体で設けた場合に比べて小型化することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
バッテリを充電時の車両の側面図である。
給電装置、及び非接触充電装置の回路図である。
その他の実施形態に係る非接触充電装置の回路図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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