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公開番号
2025097341
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-01
出願番号
2023213474
出願日
2023-12-19
発明の名称
経路提案システム
出願人
株式会社アイシン
代理人
Knowledge Partners弁理士法人
主分類
G01C
21/26 20060101AFI20250624BHJP(測定;試験)
要約
【課題】複数のユーザの出発地と目的地が共通である場合に、ユーザの歩行ペースに応じて異なる経路を提案する技術の提供。
【解決手段】複数のユーザのそれぞれの徒歩移動速度を含むユーザ情報を取得するユーザ情報取得部と、複数の前記ユーザに共通の出発地および目的地を取得する出発地目的地取得部と、前記出発地から前記目的地まで徒歩移動する第1経路と、複数の前記ユーザの徒歩移動速度から導出された相対的に遅い第1速度で前記第1経路を徒歩移動する場合の所要時間を取得する第1経路取得部と、複数の前記ユーザの徒歩移動速度から導出された相対的に速い第2速度で前記所要時間を費やして前記出発地から前記目的地まで徒歩移動する第2経路を取得する第2経路取得部と、前記第1経路と前記第2経路を出力する経路出力部と、を備える経路提案システムを構成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のユーザのそれぞれの徒歩移動速度を含むユーザ情報を取得するユーザ情報取得部と、
複数の前記ユーザに共通の出発地および目的地を取得する出発地目的地取得部と、
前記出発地から前記目的地まで徒歩移動する第1経路と、複数の前記ユーザの徒歩移動速度から導出された相対的に遅い第1速度で前記第1経路を徒歩移動する場合の所要時間を取得する第1経路取得部と、
複数の前記ユーザの徒歩移動速度から導出された相対的に速い第2速度で前記所要時間を費やして前記出発地から前記目的地まで徒歩移動する第2経路を取得する第2経路取得部と、
前記第1経路と前記第2経路を出力する経路出力部と、
を備える経路提案システム。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
前記第1経路取得部においては、
前記出発地から前記目的地の間に経由地が取得され、
前記第1速度で前記出発地から前記経由地まで移動する場合の第1経由前経路と経由前所要時間が取得され、
前記第1速度で前記経由地から前記目的地まで移動する場合の第1経由後経路と経由後所要時間とが算出され、
前記第2経路取得部においては、
前記経由前所要時間を費やして前記第2速度で前記出発地から前記経由地まで移動する第2経由前経路と、前記経由後所要時間を費やして前記第2速度で前記経由地から前記目的地まで移動する第2経由後経路とが取得される、
請求項1に記載の経路提案システム。
【請求項3】
前記第1速度は、複数の前記ユーザのうち徒歩移動速度が最も遅い最遅ユーザの徒歩移動速度である、
請求項2に記載の経路提案システム。
【請求項4】
前記ユーザ情報取得部においては、複数の前記ユーザのそれぞれの連続歩行可能距離が取得され、
前記第1経路取得部においては、前記第1経由前経路の経路長が前記最遅ユーザの前記連続歩行可能距離以下となる地点が前記経由地として取得される、
請求項3に記載の経路提案システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、経路提案システムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、観光地に向けて歩行者用のナビゲーションを行うことが知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-10877号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複数人で徒歩移動する場合、長距離を歩くことが困難な人にとっては、他の人と同じペースで歩き続けることは困難である。無理をすると体調を崩す可能性があり、途中で諦めてしまうと本人は楽しめない可能性がある。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、複数のユーザの出発地と目的地が共通である場合に、ユーザの歩行ペースに応じて異なる経路を提案する技術の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の目的を達成するため、経路提案システムは、複数のユーザのそれぞれの徒歩移動速度を含むユーザ情報を取得するユーザ情報取得部と、複数のユーザに共通の出発地および目的地を取得する出発地目的地取得部と、出発地から目的地まで徒歩移動する第1経路と、複数のユーザの徒歩移動速度から導出された相対的に遅い第1速度で第1経路を徒歩移動する場合の所要時間を取得する第1経路取得部と、複数のユーザの徒歩移動速度から導出された相対的に速い第2速度で所要時間を費やして出発地から目的地まで徒歩移動する第2経路を取得する第2経路取得部と、第1経路と第2経路を出力する経路出力部と、を備える。
【0006】
すなわち、経路提案システムでは、出発地から目的地までの徒歩移動する第1経路を、相対的に遅い徒歩移動速度である第1速度で移動する場合の所要時間を取得し、当該所要時間分歩行することで相対的に速い徒歩移動速度である第2速度で出発地から目的地まで移動するための第2経路と、を取得する。そのため、相対的に速い第2速度で歩行するユーザも、相対的に遅い第1速度で歩行するユーザが出発地から目的地まで第1経路を徒歩移動するのに要する所要時間分、第2経路で出発地から目的地まで徒歩移動できる。このように、経路提案システムによれば、複数のユーザの出発地と目的地が共通である場合に、ユーザの歩行ペースに応じた異なる経路を提案することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
経路提案システムの構成を示すブロック図。
図2Aは経由地がない場合の第1経路と第2経路の例を示す図、図2Bは経由地がある場合の第1経路と第2経路の例を示す図。
図3Aは経路提案処理のフローチャート、図3Bは第1経路取得処理のフローチャート、図3Cは第2経路取得処理のフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0008】
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施の形態について説明する。
(1)全体構成:
(1-1)ユーザ端末の構成:
(1-2)経路提案システムの構成:
(2)経路提案処理:
(3)他の実施形態:
【0009】
(1)全体構成:
図1は、本発明にかかる経路提案システム10を含む全体の構成を示すブロック図である。本実施形態において、経路提案システム10は、同じ出発地から同じ目的地に向かう複数のユーザに対して、ユーザの歩行ペースに応じた異なる経路を提案する機能を有する。複数のユーザは、例えば団体旅行に参加しているメンバーであることを想定してよい。このような団体旅行において、参加ユーザが同じ出発地から一斉に出発して同程度の時間をかけて徒歩で移動し、最終的に同じ目的地に到達するという、複数人での徒歩移動のニーズがある。しかし歩行ペースはユーザによって異なるため、全員が同じ経路を歩行すると、ペースの速いユーザには待ち時間が発生し、ペースの遅いユーザは無理をして速く歩くこと等が起きうる。同じ出発地から出発し同程度の時間をかけて同じ目的地に到達する経路であって、ユーザのペースに応じた異なる経路を提案することが望まれていた。このような経路を提案できれば、参加ユーザが物足りなさを感じたり、あるいは無理をしたりする可能性を低減できる。
ユーザ端末100は、参加ユーザである複数のユーザがそれぞれ利用する端末であり、参加登録やユーザ情報の入力を行い、経路提案システム10から提案された経路を閲覧するために使用する。
【0010】
(1-1)ユーザ端末の構成:
ユーザ端末100は、経路提案システム10のユーザが操作する端末であり、本実施形態においては、スマートフォンやタブレット等の可搬型の端末である。ユーザ端末100は、通信部140と、GNSS受信部141と、UI部142と、制御部120を備えている。通信部140は、他の装置と通信するための回路を含む。ユーザ端末100は、通信部140により経路提案システム10と通信することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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