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公開番号2025054620
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-08
出願番号2023163756
出願日2023-09-26
発明の名称車両
出願人株式会社アイシン
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B62K 25/20 20060101AFI20250331BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】アーム部材に支持されるとともにペダルに入力された力が伝達される車輪の可動域を大きくしやすい車両を得る。
【解決手段】車両は、支持体と、シャフトと、ペダルと、二つのアーム部材と、車輪と、伝達機構と、を備える。シャフトは、回転中心軸回りに回転可能に支持体に支持されている。ペダルは、シャフトに連結されシャフトを回転させる。二つのアーム部材は、シャフトに支持された基端部と、基端部と反対側の先端部とをそれぞれが有し、互いに回転中心軸の軸方向に離間し、回転中心軸回りに回転可能である。車輪は、二つのアーム部材の先端部のそれぞれに支持されている。伝達機構は、シャフトと車輪とを連結し、シャフトの回転力を車輪に伝達して車輪を回転させる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
支持体と、
回転中心軸回りに回転可能に前記支持体に支持されたシャフトと、
前記シャフトに連結され前記シャフトを回転させるペダルと、
前記シャフトに支持された基端部と、前記基端部と反対側の先端部とをそれぞれが有し、互いに前記回転中心軸の軸方向に離間し、前記回転中心軸回りに回転可能な二つのアーム部材と、
前記二つのアーム部材の前記先端部のそれぞれに支持された車輪と、
前記シャフトと前記車輪とを連結し、前記シャフトの回転力を前記車輪に伝達して前記車輪を回転させる伝達機構と、
を備えた車両。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
前記伝達機構は、
前記シャフトと一体に回転する駆動部と、
前記車輪と一体に回転する従動部と、
前記駆動部と前記従動部とに掛け渡された連結部材と、
を有した、
請求項1に記載の車両。
【請求項3】
前記車両が前進する場合の前記シャフトの回転方向である第1の回転方向に回転する前記シャフトの回転力を前記車輪に伝達し、前記シャフトへの前記車輪の回転力の伝達を遮断するワンウェイクラッチを備えた、
請求項1に記載の車両。
【請求項4】
前記二つのアーム部材を前記回転中心軸回りに互いに逆方向に回転させる反転機構を備えた、
請求項1に記載の車両。
【請求項5】
前記反転機構は、遊星歯車機構である、
請求項4に記載の車両。
【請求項6】
前記回転中心軸回りの前記二つのアーム部材の一体回転を可能に前記二つのアーム部材を支持するとともに、前記先端部が上方へ向かう前記回転中心軸回りの前記二つのアーム部材の一体の回転に応じた反力を発生する反力機構を備えた、
請求項1に記載の車両。
【請求項7】
前記反転機構は、各前記アーム部材を前記回転中心軸回りに180度以上回転可能に支持する、
請求項4に記載の車両。
【請求項8】
前記ペダルを前記回転中心軸回りに回転可能に前記シャフトに連結したペダルアーム部材を備えた、
請求項1に記載の車両。
【請求項9】
動力伝達機構を備え、
前記ペダルは、往復動可能に設けられ、
前記動力伝達機構は、前記ペダルの往復動を前記シャフトの回転運動に変換する、
請求項1に記載の車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、フレームに回転可能に支持された左右一対のアーム部材と、それぞれのアームの先端部に設けられた後輪(車輪)と、を備えた後輪2輪の車両が知られている(例えば、特許文献1参照)。この種の車両においては、アーム部材の長さが長い程車輪の上下方向の可動域を広げやすい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2010/092846号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この種の車両において、アーム部材に支持された車輪にペダルに入力される人力を伝達して当該車輪を駆動させる構成を設けると、構成が複雑化して、アーム部材の長さを長くし難いため、車輪の可動域を大きくし難いという問題がある。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、アーム部材に支持されるとともにペダルに入力された力が伝達される車輪の可動域を大きくしやすい車両を得ることを課題の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る車両は、支持体と、回転中心軸回りに回転可能に前記支持体に支持されたシャフトと、前記シャフトに連結され前記シャフトを回転させるペダルと、前記シャフトに支持された基端部と、前記基端部と反対側の先端部とをそれぞれが有し、互いに前記回転中心軸の軸方向に離間し、前記回転中心軸回りに回転可能な二つのアーム部材と、前記二つのアーム部材の前記先端部のそれぞれに支持された車輪と、前記シャフトと前記車輪とを連結し、前記シャフトの回転力を前記車輪に伝達して前記車輪を回転させる伝達機構と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る車両によれば、アーム部材に支持されるとともにペダルに入力された力が伝達される車輪の可動域を大きくしやすい車両を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1の実施形態の車両の概略構成を示す例示的かつ模式的な側面図であって、展開状態を示す図である。
図2は、第1の実施形態の車両の概略構成を示す例示的かつ模式的な側面図であって、折り畳み状態を示す図である。
図3は、第1の実施形態の車両の詳細構成を示す例示的かつ模式的な側面図である。
図4は、第1の実施形態の車両の駆動系を示す例示的かつ模式的な断面図である。
図5は、第1の実施形態の車両の回転支持部を示す例示的かつ模式的な断面図である。
図6は、第2の実施形態の車両の車輪支持装置を示す例示的かつ模式的な断面図である。
図7は、図6のVII-VII断面図である。
図8は、第3の実施形態の車両の概略構成を示す例示的かつ模式的な側面図であって、展開状態を示す図である。
図9は、第3の実施形態の車両の概略構成を示す例示的かつ模式的な側面図であって、折り畳み状態を示す図である。
図10は、第3の実施形態の車両の回転支持部を示す例示的かつ模式的な断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態および変形例を図面に基づいて説明する。以下に記載する実施形態および変形例の構成、ならびに当該構成によってもたらされる作用および効果は、あくまで一例であって、以下の記載内容に限られるものではない。
【0010】
なお、図面は模式的なものであり、各要素の寸法の関係、各要素の比率等は、現実と異なる場合がある。また、図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。また、本明細書では、序数は、部品や、部材、部位、位置、方向等を区別するためだけに用いられており、順番や優先度を示すものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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