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公開番号
2024129637
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-27
出願番号
2023038969
出願日
2023-03-13
発明の名称
車両
出願人
ダイハツ工業株式会社
代理人
個人
主分類
B62D
21/02 20060101AFI20240919BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】駆動バッテリー等の搭載部品の搭載スペースを確保可能であると共に、クロスメンバの組み立て性の向上が可能な車両を提供する。
【解決手段】車両は、前後方向に延び、車幅方向に所定の間隔を空けて配置されたサイドメンバ5L,5Rと、サイドメンバ5L,5Rと交差する方向に配置されたクロスメンバ20と、クロスメンバ20の車幅方向両側に設けられ、サイドメンバ5L,5R及びクロスメンバ20を互いに接続する接続部材30とを有する。接続部材30は、クロスメンバ20と接続するための第一接続部31と、サイドメンバ5L,5Rと接続するための第二接続部35と、を有し、第一接続部31は、第二接続部35よりも車両における上方側に位置している。第一接続部31及びクロスメンバ20は密接し、第二接続部35及びサイドメンバ5L,5Rは密接している。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
駆動部による回転動力を駆動輪に伝達することにより走行する車両であって、
前記車両の前後方向に延び、車幅方向に所定の間隔を空けて配置された一対のサイドメンバと、
前記サイドメンバと交差する方向に配置された少なくとも一つのクロスメンバと、
前記クロスメンバの車幅方向両側に設けられ、前記サイドメンバ及び前記クロスメンバを互いに接続する接続部材と、
を有し、
前記接続部材は、
前記クロスメンバと接続するための第一接続部と、
前記サイドメンバと接続するための第二接続部と、
を有し、
前記第一接続部は、前記第二接続部よりも前記車両における上方側に位置していること、を特徴とする車両。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
前記第一接続部が、前記クロスメンバと密接するように構成されており、
前記第二接続部が、前記サイドメンバと密接するように構成されていること、を特徴とする請求項1に記載の車両。
【請求項3】
前記接続部材が、前記クロスメンバを車幅方向から断面視した際の断面の形状に沿って、前記クロスメンバの少なくとも上面側を被覆する被覆部を有すること、を特徴とする請求項1又は2に記載の車両。
【請求項4】
前記第二接続部が、前記サイドメンバの側面に沿って、前記第一接続部から下方側に向けて延びるように形成されていること、を特徴とする請求項1又は2に記載の車両。
【請求項5】
前記接続部材が、前記第一接続部及び前記第二接続部に分割形成されており、
前記第一接続部は、前記クロスメンバを車幅方向から断面視した際の幅方向に沿って両側に突出する一対の第一接続部側フランジを有し、
前記第二接続部は、
前記クロスメンバの底面に沿って形成された底面被覆部と、
前記底面被覆部と連なり、前記第一接続部側フランジに沿って形成された第二接続部側フランジと、
を有し、
前記第一接続部及び前記第二接続部は、前記第一接続部側フランジ及び前記第二接続部側フランジを結合させることにより一体化されること、を特徴とする請求項1又は2に記載の車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に関する。さらに詳しくは、サイドメンバ間にクロスメンバが配された車両に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、パワーコントロールユニット(PCU)等の電子機器が搭載された電気自動車等の車両が知られている(例えば、特許文献1)。上述した特許文献1に記載の車両では、車幅方向両側に配置された一対のサイドメンバの間に、クロスメンバが架け渡されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-104759号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述した特許文献1に記載の車両は、車幅方向に直線状のクロスメンバを車幅方向両側のサイドメンバの間に架け渡す構造とされている。しかしながら、両サイドメンバの間におけるクロスメンバの下方側に駆動バッテリーなどの部品(以下、単に搭載部品とも称する)を搭載する場合は、クロスメンバの直線状部分と前記搭載部品とが高さ方向において干渉するため、搭載スペースが確保しにくい問題があった。そのため、前記搭載部品の搭載スペースを確保するには、サイドメンバと接続するクロスメンバの直線状部分を上方側に屈曲させる必要があった。
【0005】
しかしながら、上述のようにクロスメンバを屈曲させた場合は、クロスメンバの成型性と組み付け性を確保するために、サイドメンバとクロスメンバとの接続部において、隙間が生じる問題がある。そのため、前記搭載部品の搭載スペースが減少する懸念があった。また、前記隙間が生じると、車両が側方から衝突(以下、単に側突とも称する)を受けた場合、サイドメンバ及びクロスメンバが前記隙間分移動するため、サイドメンバ及びクロスメンバが、前記搭載部品と接触し、前記搭載部品が損傷を受ける懸念がある。
【0006】
そこで、本発明は、駆動バッテリー等の搭載部品の搭載スペースを確保可能であると共に、クロスメンバの組み立て性の向上が可能な車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)上述した課題を解決すべく提供される本発明の車両は、駆動部による回転動力を駆動輪に伝達することにより走行する車両であって、前記車両の前後方向に延び、車幅方向に所定の間隔を空けて配置された一対のサイドメンバと、前記サイドメンバと交差する方向に配置された少なくとも一つのクロスメンバと、前記クロスメンバの車幅方向両側に設けられ、前記サイドメンバ及び前記クロスメンバを互いに接続する接続部材と、を有し、前記接続部材は、前記クロスメンバと接続するための第一接続部と、前記サイドメンバと接続するための第二接続部と、を有し、前記第一接続部は、前記第二接続部よりも前記車両における上方側に位置していること、を特徴とするものである。
【0008】
上述した車両は、サイドメンバ及びクロスメンバが、互いに接続部材によって接続されているので、接続部材をサイドメンバに取り付けた後に、クロスメンバを接続部材に取り付けることができる。すなわち、上述した車両は、クロスメンバを後から搭載できる。そのため、上述した車両は、組み立て性を向上できる。ここで、接続部材は、サイドメンバ及びクロスメンバに対して着脱可能なものとするとよい。また、上述した車両は、接続部材が、クロスメンバと接続するための第一接続部と、サイドメンバと接続するための第二接続部と、を有しており、第一接続部が、第二接続部よりも車両における上方側に位置している。したがって、上述した車両によれば、一対のサイドメンバの間であって、クロスメンバの下方側に空間が形成される。そのため、上述した車両によれば、クロスメンバの下方側に駆動バッテリーや電子機器等を搭載するためのスペースが確保できる。
【0009】
(2)上述した本発明の車両は、前記第一接続部が、前記クロスメンバと密接するように構成されており、前記第二接続部が、前記サイドメンバと密接するように構成されていること、を特徴とするとよい。
【0010】
上述した車両は、かかる構成とすることにより、クロスメンバとサイドメンバとの間の隙間を設けることなく、クロスメンバとサイドメンバとを接続できる。すなわち、クロスメンバとサイドメンバとが直線的に交差するように接続される。そのため、上述した車両は、車両が側方から衝突(以下、単に側突とも称する)を受けた場合、クロスメンバがサイドメンバに対して突っ張りとして作用する。これにより、上述した車両は、側突の際にサイドメンバが車幅方向内側に変形することを抑制できる。また、クロスメンバとサイドメンバとの間の隙間が不要であるので、車幅方向両側に配置されたサイドメンバ間に、例えば、駆動バッテリーや電子機器等の設置スペースを確保できる。
(【0011】以降は省略されています)
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