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公開番号
2025057840
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023167623
出願日
2023-09-28
発明の名称
車両用駆動装置
出願人
株式会社アイシン
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02K
19/36 20060101AFI20250402BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】非接触式で給電を受ける巻線界磁ロータを備える回転電機において、ロータ側の回路基板を支持部材に支持させつつ、給電装置の小型化を図る。
【解決手段】ステータと、巻線界磁ロータと、巻線界磁ロータに非接触式で電力を供給する給電装置とを含み、給電装置は、巻線界磁ロータと一体的に回転する支持部材と、支持部材に支持される回路基板とを有し、回路基板は、コイルの正極側に電気的に接続される正極側回路と、コイルの負極側に電気的に接続される負極側回路と、正極側回路及び負極側回路の間の絶縁領域と、絶縁領域に1つ以上の切り欠き又は孔とを有し、支持部材は、1つ以上の切り欠き又は孔に係合可能な1つ以上の軸方向の突出部を有する、車両用駆動装置が開示される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ステータと、
コイルが巻装される巻線界磁ロータと、
電源と前記巻線界磁ロータの間に設けられ、前記巻線界磁ロータに非接触式で電力を供給する給電装置とを含み、
前記給電装置は、
前記巻線界磁ロータと一体的に回転する態様で前記巻線界磁ロータに設けられ、軸方向に視て円環状又は円形状の形態の支持部材と、
前記支持部材に支持され、軸方向に視て前記支持部材と重なる円環状又は円形状の形態を有する回路基板とを有し、
前記回路基板は、前記コイルの正極側に電気的に接続される正極側回路と、前記コイルの負極側に電気的に接続される負極側回路と、前記正極側回路及び前記負極側回路の間の絶縁領域と、前記絶縁領域に1つ以上の切り欠き又は孔とを有し、
前記支持部材は、1つ以上の前記切り欠き又は孔に係合可能な1つ以上の軸方向の突出部を有する、車両用駆動装置。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
前記正極側回路における前記コイルに電気的に接続される正極側端子と、前記負極側回路における前記コイルに電気的に接続される負極側端子のうちの少なくともいずれか一方は、1つ以上の軸方向の前記突出部に対して、周方向の配置が重なる、請求項1に記載の車両用駆動装置。
【請求項3】
1つ以上の前記切り欠きは、径方向外側に開口する形態を有する、請求項1に記載の車両用駆動装置。
【請求項4】
前記支持部材は、前記回路基板を収容する有底の収容空間を形成し、
前記給電装置は、前記支持部材における前記収容空間に、前記回路基板を覆う樹脂部を更に有する、請求項1から3のうちのいずれか1項に記載の車両用駆動装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両用駆動装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
非接触式巻線界磁式モータに係る非接触型の給電装置に関し、金属ハウジングの形態の支持部材に、整流回路が実装された回路基板を支持させる技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際特許公開第2022/136549号パンフレット
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記のような従来技術では、回路基板における整流回路を避けた位置に、複数の位置決め孔が設けられるので、回路基板上の回路実装可能な領域が制約されやすい。その結果、上記のような従来技術のように、支持部材(ハウジング)の軸方向の壁部位(開口部カラー)を利用して整流素子(ダイオード)を配置する等、整流回路部及び支持部材を含む給電装置全体の軸方向の体格が大きくなりやすいという問題がある。
【0005】
そこで、1つの側面では、本開示は、非接触式で給電を受ける巻線界磁ロータを備える回転電機において、ロータ側の回路基板を支持部材に支持させつつ、給電装置の小型化を図ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
1つの側面では、ステータと、
コイルが巻装される巻線界磁ロータと、
電源と前記巻線界磁ロータの間に設けられ、前記巻線界磁ロータに非接触式で電力を供給する給電装置とを含み、
前記給電装置は、
前記巻線界磁ロータと一体的に回転する態様で前記巻線界磁ロータに設けられ、軸方向に視て円環状又は円形状の形態の支持部材と、
前記支持部材に支持され、軸方向に視て前記支持部材と重なる円環状又は円形状の形態を有する回路基板とを有し、
前記回路基板は、前記コイルの正極側に電気的に接続される正極側回路と、前記コイルの負極側に電気的に接続される負極側回路と、前記正極側回路及び前記負極側回路の間の絶縁領域と、前記絶縁領域に1つ以上の切り欠き又は孔とを有し、
前記支持部材は、1つ以上の前記切り欠き又は孔に係合可能な1つ以上の軸方向の突出部を有する、車両用駆動装置が提供される。
【発明の効果】
【0007】
1つの側面では、本開示によれば、非接触式で給電を受ける巻線界磁ロータを備える車両用駆動装置において、ロータ側の回路基板を支持部材に支持させつつ、給電装置の小型化を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施例による回転電機用の駆動装置を含む車両駆動システムを示す構成図である。
回転電機の断面の一部を示す概略的な断面図である。
回路基板と支持部材の構造の一例を概略的に示す図であり、軸方向に視た平面図である。
図3のラインA-Aに沿った断面図である。
図3のラインB-Bに沿った断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら各実施例について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率はあくまでも一例であり、これに限定されるものではなく、また、図面内の形状等は、説明の都合上、部分的に誇張している場合がある。また、図面では、見易さのために、複数存在する同一属性の部位には、一部のみしか参照符号が付されていない場合がある。
【0010】
図1は、本実施例による回転電機用の駆動装置5を含む車両駆動システム1を示す構成図である。図2は、回転電機3の断面の一部を示す概略的な断面図である。
(【0011】以降は省略されています)
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