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公開番号
2025070401
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023180695
出願日
2023-10-20
発明の名称
回転電機
出願人
株式会社豊田自動織機
代理人
弁理士法人ぱてな
主分類
H02K
3/44 20060101AFI20250424BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】ステータにおける樹脂モールド部の割れやヒビを抑制し得る回転電機を提供する。
【解決手段】ステータ21は、ヨーク39及び複数のティース43を有し、複数の電磁鋼板37が積層されてなるステータコア27と、ティース43に巻回されたコイル31と、ステータコア27とコイル31とを樹脂でモールド成形する樹脂モールド部35とを有する。ティース43は、コイル31が巻回されるティース本体部46と、ティース先端部44とを有する。樹脂モールド部35は、コイルエンド49をモールド成形するコイルエンド被覆部55と、スロット47内のコイル31をモールド成形するスロット充填部57と、ティース先端部44をモールド成形するティース先端被覆部58、59とを有する。ティース先端部44とティース先端被覆部58、59との間には、電磁鋼板37の積層方向に延び、ティース先端部44と当接する当接部材33が設けられる。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
回転軸と、
前記回転軸に固定されるとともに前記回転軸と一体に回転するロータと、
前記ロータの外側に配置され、円筒状のヨーク、及び、前記ヨークのヨーク内周面から前記ロータに向けて突出する複数のティースを有し、前記ヨークの周方向で隣り合う前記ティースの間にスロットが区画されるように複数の電磁鋼板が積層されて構成されるステータコアと、前記ティースに巻回されたコイルと、前記ステータコアと前記コイルとを樹脂でモールド成形する樹脂モールド部と、を有するステータと、
前記回転軸、前記ロータ及び前記ステータを収容するハウジングと、を備え、
前記ティースは、前記コイルが巻回されるティース本体部と、前記ティース本体部を間に挟んで前記ヨークとは反対側に設けられるティース先端部と、を有し、
前記コイルは、前記ステータコアよりも前記電磁鋼板の積層方向に突出するコイルエンドを有する回転電機であって、
前記樹脂モールド部は、前記コイルエンドを前記モールド成形するコイルエンド被覆部、前記スロット内の前記コイルを前記モールド成形するスロット充填部、及び、前記ティース先端部を前記モールド成形するティース先端被覆部、を有し、
前記ティース先端部と前記ティース先端被覆部との間には、前記積層方向に延び、前記ティース先端部と当接する当接部材が設けられていることを特徴とする回転電機。
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【請求項2】
前記ティース先端部は、
前記積層方向に延在し、前記ティース本体部よりも前記周方向に突出し、前記コイルの前記ロータ側への飛び出しを抑制する先端部外周面と、
前記積層方向に延在し、前記先端部外周面よりも内周側に配置され、前記ロータ側の端面を構成する先端部内周面と、
前記積層方向に延在し、前記ヨークの径方向における前記スロットの開口を区画し、前記先端部外周面と前記先端部内周面とを接続する先端部側面と、を有し、
前記当接部材は、前記先端部外周面、前記先端部内周面、及び、前記先端部側面のうち、少なくとも一面と当接する請求項1記載の回転電機。
【請求項3】
前記当接部材は、複数の前記ティース先端部における各々の前記先端部内周面に当接するように環状に形成されている請求項2記載の回転電機。
【請求項4】
前記当接部材は、前記ティース先端部のエッジに係止可能に屈曲する屈曲片を有し、
前記ティース先端被覆部は前記屈曲片も覆っている請求項1乃至3のいずれか1項記載の回転電機。
【請求項5】
前記当接部材は、前記モールド成形する前記樹脂より柔らかい樹脂製である請求項1乃至3のいずれか1項記載の回転電機。
【請求項6】
前記当接部材は、前記先端部内周面、及び、前記先端部側面のみに当接して設けられ、
前記ステータコアと前記コイルとの間には、前記積層方向に延在し、前記ステータコアと前記コイルとを絶縁する絶縁部材が設けられ、
前記絶縁部材は、前記ヨーク内周面を間に挟んで前記周方向に隣り合う一対の前記ティースのうちの一方の前記ティースの前記先端部外周面から、前記一対の前記ティースのうちの他方の前記ティースの前記先端部外周面にかけて、前記ヨーク内周面を間に挟んで延在している請求項2又は3記載の回転電機。
【請求項7】
前記ヨーク、及び、前記ティース本体部のうち少なくとも一方を構成する複数の前記電磁鋼板の各々は前記積層方向に対して固定され、前記ティース先端部を構成する複数の前記電磁鋼板の各々は前記積層方向に固定されていない請求項1乃至3のいずれか1項記載の回転電機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は回転電機に関する。
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【背景技術】
【0002】
特許文献1に従来の回転電機が開示されている。この回転電機は、回転軸と、ロータと、ステータと、これら回転軸、ロータ及びステータを収容するハウジングと、を備えている。
【0003】
ロータは、回転軸に固定されるとともに、回転軸と一体に回転する。ステータは、ロータの外側に配置されたステータコアと、コイルと、樹脂モールド部と、を有している。
【0004】
ステータコアは、円筒状のヨークと、ヨークの内周面からロータに向けて突出する複数のティースと、を有している。ステータコアは、ヨークの周方向で隣り合うティースの間にスロットが区画されるように、複数の電磁鋼板が積層されて構成されている。
【0005】
コイルは、ティースに巻回されている。コイルは、ステータコアよりも電磁鋼板の積層方向に突出するコイルエンドを有している。
【0006】
樹脂モールド部は、ステータコアとコイルとを樹脂でモールド成形している。樹脂モールド部は、コイルエンドをモールド成形するコイルエンド被覆部と、スロット内のコイルをモールド成形するスロット充填部と、を有している。
【0007】
この回転電機では、樹脂モールド部の内側にコイルを封止するとともに、樹脂モールド部によってステータコアに対してコイルを固定している。また、この回転電機では、コイルで発生した熱を樹脂モールド部を介してステータコアに伝導させることで、回転電機の放熱効率を高めている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2013-66314号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかし、上記従来の回転電機では、樹脂モールド部において、樹脂の熱膨張に起因して割れやヒビが発生するという問題があった。
【0010】
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、ステータにおける樹脂モールド部の割れやヒビを抑制し得る回転電機を提供することを解決すべき課題としている。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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