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公開番号2025068605
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-28
出願番号2024177172
出願日2024-10-09
発明の名称アキシャルギャップモータ
出願人株式会社キャップ
代理人個人
主分類H02K 21/24 20060101AFI20250421BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】高出力化することができるアキシャルギャップモータを提供する。
【解決手段】アキシャルギャップモータ100は、複数の磁石158を円環状に配置した状態で保持する板状のマグネットホルダ153が回転自在なロータ軸151の周囲にフランジ状に張り出して設けられたロータ150と、磁界を発生させるための複数の巻き線120,140が磁石158に対して隙間を介して対向する位置に円環状に配置されたステータコア113とを備え、マグネットホルダ153は絶縁体である炭素繊維強化プラスチックで構成されている。マグネットホルダ153は、磁石158を保持する第1磁石保持部156を有する第1ホルダ半体154と磁石158を保持する第2磁石保持部157を有する第2ホルダ半体155とで構成されており、第1磁石保持部156と第2磁石保持部157とは周方向にずれた位置に形成されている。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
板状体の両面に複数の磁石が露出した状態で円環状に配置されたマグネットホルダが回転自在なロータ軸の周囲にフランジ状に張り出して設けられたロータと、
複数の電磁石が前記マグネットホルダにおける両面側でそれぞれ前記磁石に対して隙間を介して対向する位置に円環状に配置された2組のステータと、
前記マグネットホルダの両面にそれぞれ対向して開口する凹状に形成されて前記2組のステータをそれぞれ収容する2つのハウジングとを備えたアキシャルギャップモータであって、
前記2つのハウジングは、
前記マグネットホルダの径方向外側に配置された環状のセンタープレートを介して一体的に連結されていることを特徴とするアキシャルギャップモータ。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
請求項1に記載したアキシャルギャップモータにおいて、
前記センタープレートは、
前記アキシャルギャップモータの取付対象物に取り付けるための連結部を有することを特徴とするアキシャルギャップモータ。
【請求項3】
請求項1に記載したアキシャルギャップモータにおいて、
前記センタープレートは、
前記2つのハウジングに対して前記マグネットホルダの径方向外側に張り出して形成されていることを特徴とするアキシャルギャップモータ。
【請求項4】
請求項1に記載したアキシャルギャップモータにおいて、
前記センタープレートは、
同センタープレートの周方向に沿って前記ロータ軸の軸方向に凹状に窪んだまたは貫通したジャケットが形成されていることを特徴とするアキシャルギャップモータ。
【請求項5】
請求項1に記載したアキシャルギャップモータにおいて、
前記センタープレートは、
前記2つのハウジングに対してそれぞれ嵌合する凸状または凹状の位置決め部を有していることを特徴とするアキシャルギャップモータ。
【請求項6】
請求項1に記載したアキシャルギャップモータにおいて、
前記2組のステータにおける各前記電磁石を構成するステータコアが前記2つのハウジングにそれぞれ直接接触していることを特徴とするアキシャルギャップモータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ステータに対してロータの回転軸方向に磁気的な隙間を有して磁束が回転軸方向に通るアキシャルギャップモータに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、ステータに対してロータの回転軸方向に磁気的な隙間を有して磁束が回転軸方向に通るアキシャルギャップモータがある。例えば、下記特許文献1には、ロータを構成する円板の両面にそれぞれ配置された磁石に対してそれぞれ巻き線コイルユニットが配置されるとともに、これら2つの巻き線コイルユニットを収容するフロント側ハウジングとリア側ハウジングとがボルトを介して直接連結されるアキシャルギャップモータが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-175338号公報
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に記載されたアキシャルギャップモータにおいては、ロータにおける磁石と巻き線コイルユニットとの間のギャップはフロント側ハウジングとリア側ハウジングとにおける合わせ面の位置によって規定されるため、フロント側ハウジングおよびリア側ハウジングの各合わせ面をそれぞれ極めて高精度に成形しなければならず製作負担またはメンテナンス負担が大きいという問題がある。
【0005】
本発明は上記問題に対処するためなされたもので、その目的は、製作負担またはメンテナンス負担を軽減することができるアキシャルギャップモータを提供することにある。
【発明の概要】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の特徴は、板状体の両面に複数の磁石が露出した状態で円環状に配置されたマグネットホルダが回転自在なロータ軸の周囲にフランジ状に張り出して設けられたロータと、複数の電磁石がマグネットホルダにおける両面側でそれぞれ前記磁石に対して隙間を介して対向する位置に円環状に配置された2組のステータと、マグネットホルダの両面にそれぞれ対向して開口する凹状に形成されて前記2組のステータをそれぞれ収容する2つのハウジングとを備えたアキシャルギャップモータであって、前記2つのハウジングは、マグネットホルダの径方向外側に配置された環状のセンタープレートを介して一体的に連結されていることにある。
【0007】
このように構成した本発明の特徴によれば、アキシャルギャップモータは、2つのハウジングが環状のセンタープレートを介して一体的に連結されているため、センタープレートのみ精度良く製作することでロータ側の磁石とステータ側の電磁石とのギャップを規定することができるため、アキシャルギャップモータの製作負担を軽減することができる。この場合、アキシャルギャップモータは、センタープレートを交換することでも容易にロータ側の磁石とステータ側の電磁石とのギャップを変更することができアキシャルギャップモータの製作負担またはメンテナンス負担を軽減することができる。
【0008】
また、本発明の他の特徴は、前記アキシャルギャップモータにおいて、センタープレートは、アキシャルギャップモータの取付対象物に取り付けるための連結部を有することにある。
【0009】
これによれば、アキシャルギャップモータは、センタープレートにアキシャルギャップモータの取付対象物に取り付けるための連結部が形成されているため、この連結部を介して取付対象物に取り付けることができる。また、このアキシャルギャップモータは、センタープレートを介して取付対象物に取り付けられるため、取付対象物に取り付けた状態で2つのハウジングのうちの少なくとも一方を取り外してアキシャルギャップモータのメンテナンス作業を行うことができる。
【0010】
また、本発明の他の特徴は、前記アキシャルギャップモータにおいて、センタープレートは、前記2つのハウジングに対してマグネットホルダの径方向外側に張り出して形成されていることにある。
(【0011】以降は省略されています)

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