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公開番号2025065691
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-22
出願番号2023175072
出願日2023-10-10
発明の名称モータ
出願人マツダ株式会社
代理人弁理士法人前田特許事務所
主分類H02K 16/02 20060101AFI20250415BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】ユーザが所望のタイミングでモータの諸特性を変更可能にする。
【解決手段】モータMは、永久磁石111bを備えた第1ロータ部111と永久磁石を備えていない第2ロータ部112とが軸方向に並設されることによって一体化されたロータ110と、ユーザから入力された切替操作に伴って、第1ロータ部111の外周面とステータ100の内周面とが対向する第1位置から第2ロータ部112の外周面とステータ100の内周面とが対向する第2位置への切り替え、及び第2位置から第1位置への切り替え操作を実行する切替操作部210とを備えている。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
モータであって、
永久磁石を備えた第1ロータ部と永久磁石を備えていない第2ロータ部とが軸方向に並設されることによって一体化されたロータと、
前記ロータの外周面を囲むように配置されたステータと、
ユーザから入力された切替操作に伴って、前記第1ロータ部の外周面と前記ステータの内周面とが対向する第1位置から前記第2ロータ部の外周面と前記ステータの内周面とが対向する第2位置への前記ロータ位置の切り替え、及び前記第2位置から前記第1位置への前記ロータ位置の切り替え操作を実行する切替操作部とを備えている、モータ。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
請求項1に記載のモータにおいて、
前記切替操作部は、前記ロータの軸に固定され、周方向に延びながら軸方向にも延びるように形成されたカム溝を有する円筒カムと、回転している前記カム溝に係合することによって前記円筒カムに対して軸方向の移動力を作用させる係合部材とを備えている、モータ。
【請求項3】
請求項2に記載のモータにおいて、
前記カム溝は、前記係合部材との係合時に前記ロータを前記第1位置から前記第2位置へ移動させるように形成されている、モータ。
【請求項4】
請求項3に記載のモータにおいて、
前記係合部材は、前記カム溝に係合した係合状態と、前記カム溝から離脱した非係合状態とに切り替えられる、モータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、例えば電気自動車等に搭載可能なモータ制御装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1には、永久磁石を備えたロータ部と永久磁石を備えないロータ部とが軸方向に並設されることによって一体化されたロータを、1つのステータによって回転させるようにしたモータが開示されている。特許文献1のモータでは、ステータとロータとの軸方向の相対位置関係をロータの回転速度に応じた油圧によって変えるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-125235号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のモータの場合、永久磁石を備えたロータ部の外周面がステータの内周面と対向するようにロータの軸方向位置を決定した状態では、永久磁石を備えたロータ部による回転力が得られる一方、永久磁石を備えないロータ部の外周面がステータの内周面と対向するようにロータの軸方向位置を決定した状態では、永久磁石を備えないロータ部による回転力が得られるので、モータのトルク特性や回転特性、消費電力を含む諸特性をロータの軸方向位置によって変えることができるという利点がある。
【0005】
特に、電気自動車用のモータの場合、ユーザや走行場面等によりモータの諸特性を変更したいケースが考えられる。例えば、登坂路では高トルク型、高速道路の巡航時には高回転型、電費を低減したい場合には低消費電力型といったように諸特性を積極的に変化させたい場合がある。また、通常走行時であっても、ユーザの好みが高トルク型であったり、高回転型であったりする場合があり、好みに応じてモータの諸特性を変えたいこともある。
【0006】
ところが、特許文献1では、ロータの回転速度に応じた油圧によってステータとロータとの軸方向の相対位置関係を変えるようにしているだけであり、ユーザが所望のタイミングで切り替えられるものではなかった。
【0007】
本開示は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ユーザが所望のタイミングでモータの諸特性を変更可能にすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本開示の第1の側面では、モータが、永久磁石を備えた第1ロータ部と永久磁石を備えていない第2ロータ部とが軸方向に並設されることによって一体化されたロータと、前記ロータの外周面を囲むように配置されたステータと、ユーザから入力された切替操作に伴って、前記第1ロータ部の外周面と前記ステータの内周面とが対向する第1位置から前記第2ロータ部の外周面と前記ステータの内周面とが対向する第2位置への前記ロータ位置の切り替え、及び前記第2位置から前記第1位置への前記ロータ位置の切り替え操作を実行する切替操作部とを備えている。
【0009】
この構成によれば、永久磁石を備えた第1ロータ部の外周面とステータの内周面とを対向させてモータを運転している状態では、高トルクの発生が可能になる。一方、永久磁石を備えていない第2ロータ部の外周面がステータの内周面と対向した状態では第1ロータに比べて高速回転が可能になる。つまり、ロータを移動させることによりトルク特性や回転特性を変化させることが可能になる。
【0010】
ユーザが第1位置から第2位置へのロータ位置の切替操作を切替操作部に入力すると、切替操作部により、ロータが第1位置から第2位置へ切り替えられる。また、ユーザが第2位置から第1位置へのロータ位置の切替操作を切替操作部に入力すると、切替操作部により、ロータが第2位置から第1位置へ切り替えられる。このように、ユーザが所望のタイミングでロータの位置を切り替えることで、モータの諸特性を積極的に変えることが可能になる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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