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公開番号2025066416
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-23
出願番号2023176001
出願日2023-10-11
発明の名称充電装置
出願人シンフォニアテクノロジー株式会社
代理人個人
主分類H02J 7/00 20060101AFI20250416BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】自走式移動体のバッテリを充電する充電装置において、ダイオードの故障を検出可能な構成を提供する。
【解決手段】充電装置1は、ダイオードD1,D2を有する整流回路24を含み、主電源から出力される電力をバッテリ91に供給可能な電力に変換する電力変換部2と、バッテリ91の端子91aに電気的に接続可能であり、電力変換部2によって変換された電力をバッテリ91の端子91aに出力する出力部4と、ダイオードD1,D2の故障を検出する故障検出部3と、を有する。故障検出部3は、ダイオードD1,D2のカソード側に電力を供給する故障検出用電源31と、ダイオードD1,D2のカソード側からアノード側へ流れる電流を検出する電流検出回路32と、電流検出回路32によって電流が検出された場合に、ダイオードD1,D2の故障を検知する検知部33と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
自走式移動体のバッテリの端子に電気的に接続して前記バッテリを充電する充電装置であって、
ダイオードを有する整流回路を含み、主電源から出力される電力を前記バッテリに供給可能な電力に変換する電力変換部と、
前記バッテリの端子に電気的に接続可能であり、前記電力変換部によって変換された電力を前記バッテリの端子に出力する出力部と、
前記ダイオードの故障を検出する故障検出部と、
を有し、
前記故障検出部は、
前記ダイオードのカソード側に電圧を印加する故障検出用電源と、
前記ダイオードのカソード側からアノード側へ流れる電流を検出する電流検出回路と、
前記電流検出回路によって電流が検出された場合に、前記ダイオードの故障を検知する検知部と、
を有する、
充電装置。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
請求項1に記載の充電装置において、
前記電流検出回路は、前記ダイオードのカソード側からアノード側へ流れる電流を検出するためのフォトカプラを含み、
前記検知部は、前記フォトカプラから出力された電気信号に基づいて、前記ダイオードの故障を検知する、
充電装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の充電装置において、
前記故障検出部を制御する制御部と、
前記自走式移動体と信号を送受信可能な通信部と、
をさらに有し、
前記制御部は、
前記出力部が前記自走式移動体の前記バッテリの端子と電気的に接続されていない状態で前記通信部が前記自走式移動体から充電開始信号を受信した際に、前記故障検出部にダイオードの故障を検出させる、
充電装置。
【請求項4】
請求項3に記載の充電装置において、
前記出力部を、前記バッテリの端子と電気的に接続される充電位置と、前記バッテリの端子と電気的に接続されない待機位置とに、移動させる移動部をさらに有し、
前記制御部は、
前記通信部が前記自走式移動体から前記充電開始信号を受信した際に、前記故障検出部によって前記ダイオードの故障が検出されず且つ前記出力部が前記待機位置に位置している場合に、前記出力部を前記充電位置に位置付けるように、前記移動部を移動させる、
充電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自走式移動体のバッテリを充電する充電装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
自走式移動体のバッテリを充電する充電装置が知られている。例えば、特許文献1には、無人車に搭載されたバッテリを充電する自動充電装置が開示されている。前記自動充電装置は、地上側正負充電端子が設けられた充電器により自動で前記無人車を充電する。前記特許文献1の前記自動充電装置は、前記バッテリへの接続動作を行った後、前記充電器からの出力が無い状態で前記地上側正負充電端子間の電圧を測定して、前記地上側正負充電端子と前記無人車側正負充電端子との接続状態が正常か否か判定する充電前端子接続状態チェック手段を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-88215号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、自走式移動体のバッテリを充電する充電装置では、前記特許文献1に開示された自動充電装置のように、前記充電装置の出力端子と、前記自走式移動体のバッテリの端子とが自動的に接続されるように構成されている場合がある。一般に、充電装置は、回路内を電流が逆流するのを防止する逆流防止用のダイオードを有する。よって、前記充電装置の前記出力端子と前記自走式移動体のバッテリの端子とが自動的に電気的に接続された場合でも、前記バッテリから前記充電装置への電流の流入が防止される。
【0005】
しかしながら、前記逆流防止用のダイオードが故障した状態で前記充電装置の前記出力端子と前記自走式移動体のバッテリの端子とが電気的に接続された場合、前記自走式移動体のバッテリから前記充電装置に電流が流入し、バッテリの充電に支障が生じる。
【0006】
したがって、自走式移動体のバッテリを充電するための充電装置において、ダイオードの故障を検出可能な構成が求められている。
【0007】
本発明の目的は、自走式移動体のバッテリを充電する充電装置において、ダイオードの故障を検出可能な構成を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一実施形態に係る充電装置は、自走式移動体のバッテリの端子に電気的に接続して前記バッテリを充電する充電装置である。前記充電装置は、ダイオードを有する整流回路を含み、主電源から出力される電力を前記バッテリに供給可能な電力に変換する電力変換部と、前記バッテリの端子に電気的に接続可能であり、前記電力変換部によって変換された電力を前記バッテリの端子に出力する出力部と、前記ダイオードの故障を検出する故障検出部と、を有する。前記故障検出部は、前記ダイオードのカソード側に電圧を印加する故障検出用電源と、前記ダイオードのカソード側からアノード側へ流れる電流を検出する電流検出回路と、前記電流検出回路によって電流が検出された場合に、前記ダイオードの故障を検知する検知部と、を有する(第1の構成)。
【0009】
上述の構成では、電流検出回路は、故障検出用電源によってダイオードのカソード側に電圧が印加された際に、前記ダイオードのカソード側からアノード側に電流が流れるかどうかを検出する。前記電流検出回路によって前記電流が検出された場合、検知部によって前記ダイオードの故障が検知される。
【0010】
したがって、自走式移動体のバッテリを充電する充電装置において、ダイオードの故障を検出可能な構成を実現できる。
(【0011】以降は省略されています)

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