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公開番号2025102115
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2023219350
出願日2023-12-26
発明の名称リニアモータおよびこれを備えたレンズ鏡筒
出願人株式会社シグマ
代理人
主分類H02K 41/03 20060101AFI20250701BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】長ストロークかつ小型でありながら推力の向上が可能なリニアモータおよびこれを有するレンズ鏡筒を提供する。
【解決手段】本発明に係るリニアモータは、第1ユニットと第2ユニットを備えるリニアモータであって、第1ユニットと第2ユニットはそれぞれ、1つのコイルと、コイルに対向して配置された磁石を有し、磁石は駆動方向に沿って周期的に極が変化し、第1ユニットが有するコイルと第2ユニットが有するコイルとを固定する固定部材を有し、第1ユニットの位相と第2ユニットの位相は駆動方向に対して電気角で90°ずれていることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1ユニットと第2ユニットを備えるリニアモータであって、
前記第1ユニットと前記第2ユニットはそれぞれ、1つのコイルと、前記コイルに対向して配置された磁石を有し、
前記磁石は駆動方向に沿って周期的に極が変化し、
前記第1ユニットが有するコイルと前記第2ユニットが有するコイルとを固定する固定部材を有し、
前記第1ユニットの位相と前記第2ユニットの位相は駆動方向に対して電気角で90°ずれていることを特徴とするリニアモータ。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記コイルは、前記磁石との対向面における中空部分と導線部分のピッチが電気角で180°であることを特徴とする請求項1に記載のリニアモータ。
【請求項3】
前記磁石は駆動方向に沿って周期的に極が反転するように配置された磁石列であることを特徴とする請求項1に記載のリニアモータ。
【請求項4】
前記磁石の駆動方向に沿って周期的に変化する極の配列はハルバッハ配列であることを特徴とする請求項1に記載のリニアモータ。
【請求項5】
前記磁石の駆動方向に沿って周期的に変化する極は1つの磁石に多極着磁してなることを特徴とする請求項1に記載のリニアモータ。
【請求項6】
第3ユニットと第4ユニットを備え、
前記第3ユニットは前記第1ユニットと同様の構成であり、
前記第4ユニットは前記第2ユニットと同様の構成であり、
前記固定部材は前記第3ユニットが有するコイルと前記第4ユニットが有するコイルとを固定可能であり、
前記第3ユニットの位相と前記第4ユニットの位相は駆動方向に対して電気角で90°ずれており、
前記第1ユニットと前記第3ユニットの組の位相は同一であり、前記第2ユニットと前記第4ユニットの組の位相は同一であり、
前記第1ユニットと前記第3ユニットは向かい合うように配置され、前記第2ユニットと前記第4ユニットは向かい合うように配置され、
前記第1ユニットと前記第3ユニットの配置間隔は、駆動方向の軸を中心に配して略等距離であり、前記第2ユニットと前記第4ユニットの配置間隔は、駆動方向の軸を中心に配して略等距離であることを特徴とする請求項1に記載のリニアモータ。
【請求項7】
請求項1乃至請求項6に記載のリニアモータを備えるレンズ鏡筒。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、リニアモータおよびこれを備えたレンズ鏡筒に関するものであり、特にレンズ鏡筒内のレンズ群を駆動させる技術に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、レンズ鏡筒のレンズ枠体を光軸方向に移動させるために、高速応答が可能なリニアモータが採用されている。
【0003】
近年では、撮像装置に用いられる撮像素子は、高画素化、ダイナミックレンジの向上等を目的としてサイズの大型化が進んでいる。
【0004】
撮像素子が大型化すると、レンズ鏡筒に使用されるレンズも必然的に大型化し、レンズの移動量も大きくなる。大型化されたレンズを駆動するために、レンズを駆動する駆動装置は従来よりも推力が大きく、ストロークが長いものが要求される。
【0005】
特許文献1では、推力を大きくするとともに、ストロークを長くすることが可能なリニアモータおよびこれを備えたレンズ鏡筒、撮像装置に関する技術が開示されている。
【0006】
特許文献1に開示された技術によれば、リニアモータの界磁部を多極化し2相駆動を行うことにより、リニアモータの推力密度を向上させることができ、さらに、磁気飽和の課題を解決することにより、長ストローク化が容易な構成とすることができるとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2019-213433号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、特許文献1に開示された発明は、2相駆動のコイルが直列に配置されているため、モータの進行方向においてコイルが占める寸法が大きくなることから、ストローク量の確保とモーターの小型化に限界がある。また、推力の向上にも限界がある。
【0009】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、長ストロークかつ小型でありながら推力の向上が可能なリニアモータおよびこれを有するレンズ鏡筒を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前述の課題を解決するため、本発明に係るリニアモータは、第1ユニットと第2ユニットを備えるリニアモータであって、第1ユニットと第2ユニットはそれぞれ、1つのコイルと、コイルに対向して配置された磁石を有し、磁石は駆動方向に沿って周期的に極が変化し、第1ユニットが有するコイルと第2ユニットが有するコイルとを固定する固定部材を有し、第1ユニットの位相と第2ユニットの位相は駆動方向に対して電気角で90°ずれていることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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