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公開番号
2025069525
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-01
出願番号
2023179293
出願日
2023-10-18
発明の名称
モータ及びそれを備えた電動圧縮機
出願人
サンデン株式会社
代理人
個人
主分類
H02K
3/46 20060101AFI20250423BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】スロットから引き出されたコイルのリード部を、紐を用いることなく束ね、安定的にインシュレータに固定することができるモータを提供する。
【解決手段】モータは、ステータコア22と、ステータコア22に設けられたインシュレータ33と、インシュレータ33を介してステータコア22の各ティースに巻装されたコイル23を有するステータ21を備え、ティース間の各スロットからそれぞれ引き出されたコイル23のリード部25を、ステータコア22の周方向に沿って束ねられた状態でインシュレータ33に固定する。コイル23のリード部25を、他のスロットから引き出されたコイル23のリード部25により束ねてインシュレータ33に固定する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ステータコアと、該ステータコアに設けられたインシュレータと、該インシュレータを介して前記ステータコアの各ティースに巻装されたコイルを有するステータを備え、前記ティース間の各スロットからそれぞれ引き出された前記コイルのリード部を、前記ステータコアの周方向に沿って束ねられた状態で前記インシュレータに固定して成るモータにおいて、
前記コイルのリード部を、他の前記スロットから引き出された前記コイルのリード部により束ねて前記インシュレータに固定したことを特徴とするモータ。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
前記インシュレータの外周壁には、前記コイルのリード部を束ねる前記他のスロットから引き出されたコイルのリード部を係止するための固定部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
【請求項3】
前記ステータコアのティースには、異なる相の前記コイルが隣接して周方向に渡り、配置されていると共に、
前記コイルのリード部を、隣接する一相、若しくは、複数相置きに、前記他のスロットから引き出されたコイルのリード部により束ねて前記インシュレータの固定部に係止したことを特徴とする請求項2に記載のモータ。
【請求項4】
前記コイルのリード部を、全ての前記スロットから引き出されたコイルのリード部により束ねて前記インシュレータの固定部に係止したことを特徴とする請求項2に記載のモータ。
【請求項5】
請求項1乃至請求項4のうちの何れかに記載のモータと圧縮要素を容器内に収納して成ることを特徴とする電動圧縮機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コイルが巻装されたステータを有するモータ、及び、それを備えた電動圧縮機に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、例えば車両の車室内を空調する車両用空気調和装置の冷凍サイクルで使用される冷媒圧縮用の電動圧縮機は、容器内にスクロール式等の圧縮要素と、この圧縮要素を駆動するモータを収納して構成されている。この場合モータは、ステータコアの複数のティースにインシュレータを介してUVW各相のコイルが巻装されたステータを備えている。
【0003】
そして、各ティース間のスロットからは、コイルのリード部(電源供給用の三相端子に接続されるコイルの端部)が複数本引き出されるが(例えば、特許文献1参照)、この複数本のリード部は、従来では紐で所定間隔置きに束ねてインシュレータに固定していた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第7075376号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このように、従来では各スロットから引き出されたコイルのリード部を紐により束ねていたため、部品点数が多くなり、コストが高騰する問題があった。また、前記特許文献1の構造では、リード部をインシュレータに引っかけるのみであったため、振動等によるリード部の上下方向の動きを完全には拘束できなかった。
【0006】
本発明は、係る従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、スロットから引き出されたコイルのリード部を、紐を用いることなく束ね、安定的にインシュレータに固定することができるモータ、及び、それを備えた電動圧縮機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のモータは、ステータコアと、このステータコアに設けられたインシュレータと、このインシュレータを介してステータコアの各ティースに巻装されたコイルを有するステータを備え、ティース間の各スロットからそれぞれ引き出されたコイルのリード部を、ステータコアの周方向に沿って束ねられた状態でインシュレータに固定して成るものであって、コイルのリード部を、他のスロットから引き出されたコイルのリード部により束ねてインシュレータに固定したことを特徴とする。
【0008】
請求項2の発明のモータは、上記発明においてインシュレータの外周壁には、コイルのリード部を束ねる他のスロットから引き出されたコイルのリード部を係止するための固定部が形成されていることを特徴とする。
【0009】
請求項3の発明のモータは、上記発明においてステータコアのティースに、異なる相のコイルが隣接して周方向に渡り、配置されていると共に、コイルのリード部を、隣接する一相、若しくは、複数相置きに、他のスロットから引き出されたコイルのリード部により束ねてインシュレータの固定部に係止したことを特徴とする。
【0010】
請求項4の発明のモータは、請求項2の発明においてコイルのリード部を、全てのスロットから引き出されたコイルのリード部により束ねてインシュレータの固定部に係止したことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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