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公開番号2025069664
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-01
出願番号2023179525
出願日2023-10-18
発明の名称端子付き電線及びその接合方法
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 4/02 20060101AFI20250423BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電線出し方向が限定されずに組付け時の自由度が向上した、端子付き電線及びその接合方法を提供する。
【解決手段】端子付き電線1は、電線20の絶縁被覆21から露出された芯線22と端子10とが、超音波接合により接合される端子付き電線1であって、端子10は、芯線22の先端部23が接合される、平面視において正方形状又は丸形状である接合部13を有する。接合部13が正方形状である場合には、端子10の長手方向に対して電線20の長手方向が直交している。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
電線の絶縁被覆から露出された芯線と端子とが、超音波接合により接合される端子付き電線であって、
前記端子は、前記芯線の先端部が接合される、平面視において正方形状又は丸形状である接合部を有し、
前記接合部が正方形状である場合には、前記端子の長手方向に対して前記電線の長手方向が直交している、端子付き電線。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記接合部が正方形状である場合には、前記接合部の幅よりも、前記芯線の接合幅が狭くなっている、請求項1に記載の端子付き電線。
【請求項3】
前記接合部が丸形状である場合には、前記端子の長手方向に対して前記電線の長手方向が交差している、請求項1に記載の端子付き電線。
【請求項4】
超音波接合によって、電線の絶縁被覆から露出された芯線と端子とを接合する端子付き電線の接合方法であって、
前記端子は、平面視において正方形状又は丸形状である接合部を有し、
前記接合部と、前記芯線の先端部とを接合し、
前記接合部が正方形状である場合には、前記端子の長手方向に対して前記電線の長手方向が直交した状態で接合する、端子付き電線の接合方法。
【請求項5】
前記接合部が丸形状である場合には、前記端子の長手方向に対して前記電線の長手方向が交差した状態で接合する、請求項4に記載の端子付き電線の接合方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、端子付き電線及びその接合方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
端子及び電線の接合については、電線の絶縁被覆を剥がして複数の素線からなる芯線を露出させ、この露出させた芯線の端部を端子に超音波接合により接合する手法が知られている。
【0003】
特許文献1では、芯線の端部と端子の一部とを、アンビルとホーンとで挟み込み、ホーンを超音波振動させることで超音波接合を行って作製した端子付き電線が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-135742号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示された方法では、端子及び電線を繋げるときに圧着することによって固定しているため、端子の長手方向に対する電線の長手方向の向き(以下、電線出し方向)が限定されてしまう。そのため、電線出し方向を変更する場合は、その電線出し方向に応じた端子を新たに作製して配置する必要があり、組付けが煩雑であることが課題であった。
【0006】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、電線出し方向が限定されずに組付け時の自由度が向上した、端子付き電線及びその接合方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の態様に係る端子付き電線は、電線の絶縁被覆から露出された芯線と端子とが、超音波接合により接合される端子付き電線であって、端子は、芯線の先端部が接合される、平面視において正方形状又は丸形状である接合部を有し、接合部が正方形状である場合には、端子の長手方向に対して電線の長手方向が直交している。
【0008】
本発明の他の態様に係る端子付き電線の接合方法は、超音波接合によって、電線の絶縁被覆から露出された芯線と端子とを接合する接合方法であって、端子は、平面視において正方形状又は丸形状である接合部を有し、接合部と、芯線の先端部とを接合し、接合部が正方形状である場合には、端子の長手方向に対して電線の長手方向が直交した状態で接合する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、電線出し方向が限定されずに組付け時の自由度が向上した、端子付き電線及びその接合方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1実施形態に係る端子の一例を示す平面図である。
本発明の第1実施形態に係る端子付き電線の一例を示す平面図である。
図2における、端子及び電線の接合部分を拡大した図である。
本発明の第1実施形態に係る、電線出し方向を変更した場合の端子付き電線を示す平面図である。
本発明の第1実施形態に係る端子付き電線の一例を示す側面図である。
本発明の第1実施形態に係る端子付き電線の一例を示す側面図である。
本発明の第2実施形態に係る端子の一例を示す平面図である。
本発明の第2実施形態に係る、電線出し方向を変更した場合の端子付き電線を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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