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公開番号
2025039977
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-24
出願番号
2023146595
出願日
2023-09-11
発明の名称
ターミナル
出願人
株式会社小糸製作所
代理人
個人
主分類
H01R
12/55 20110101AFI20250314BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】製造及び固定支持作業が容易で、しかもターミナル数の多い小型なコネクタを構成することができるターミナルを提供する。
【解決手段】電気接続を行うためのコンタクト部11と、コンタクト部11を回路基板130に固定支持するための支持部12を備えるターミナル1Cである。支持部12はコンタクト部11から所要の幅寸法で所要の長さに延長された支持片14と、支持片の幅方向の側縁において板厚方向に曲げ形成されて回路基板130に対して電気的に接続される第1支持突片15および第2支持突片16を備える。第1支持突片15と第2支持突片16は支持片14の幅方向の異なる側縁に形成されるとともに支持片14の長さ方向にずれた位置に形成される。
【選択図】 図10
特許請求の範囲
【請求項1】
電気接続を行うためのコンタクト部と、このコンタクト部を回路基板に固定支持するための支持部を備えるターミナルであり、前記支持部は前記コンタクト部から所要の幅寸法で所要の長さに延長された支持片と、この支持片の幅方向の側縁において板厚方向に曲げ形成されて前記回路基板に対して電気的に接続される第1支持突片および第2支持突片を備えており、前記第1支持突片と前記第2支持突片は前記支持片の幅方向の異なる側縁に形成されるとともに、前記第1支持突片と前記第2支持突片は支持片の長さ方向にずれた位置に形成されることを特徴とするターミナル。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
前記第1支持突片と前記第2支持突片は前記支持片の幅方向に重ならない位置に形成される請求項1に記載のターミナル。
【請求項3】
前記第1支持突片と前記第2支持突片は平行に向けて形成される請求項1に記載のターミナル。
【請求項4】
前記第1支持突片及び前記第2支持突片は、前記支持片の側縁において板厚方向に所要のR寸法(曲げ半径寸法)で曲げ形成される請求項1に記載のターミナル。
【請求項5】
前記支持片は、前記第1支持突片と前記第2支持突片が曲げ形成された部位に、前記支持片の幅方向に向けた所要寸法の切欠きを備える請求項4に記載のターミナル。
【請求項6】
前記回路基板は板厚方向に開口された挿通孔と、少なくとも裏面に形成された配線パターンを備えており、前記第1支持突片と前記第2支持突片は前記挿通孔を通して表面側から裏面側にまで挿通され、裏面において前記配線パターンに電気接続される請求項1に記載のターミナル。
【請求項7】
前記ターミナルは複数設けられ、各ターミナルは前記支持片の幅方向に配列した状態で前記回路基板に固定支持される請求項1に記載のターミナル。
【請求項8】
前記ターミナルは車両用灯具のコネクタの電極端子として構成される請求項1に記載のターミナル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は車両用灯具に適用して好適なターミナル(電極端子)に関し、特に車両用灯具に対して電気接続を行うコネクタの電極端子として用いて好適なターミナルに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車等の車両用灯具では、内蔵する回路基板に導電性の板部材で形成されたターミナルを立設し、このターミナルを電気接続用のコネクタの電極端子として構成することが行われている。例えば、特許文献1には、細片状をしたターミナルの一端部を曲げ加工して支持部位を形成し、この支持部位においてターミナルを回路基板に立設状態に固定支持する構成が提案されている。
【0003】
引用文献1のターミナルでは、支持部位の構成として、回路基板に結合させるための結合部と、回路基板設けた透孔に内挿されて先端が曲げ加工される被取付部と、回路基板の回路基板に半田付させるための接合部と、結合部と接合部を連結する連結端子部を備えた構成がとられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-181482号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
引用文献1のターミナルは、支持部位に結合部、被取付部、接合部、連結端子部を形成しているため、支持部位の構造が複雑であるとともに、支持部位が占める面積を小さくすることが難しい。そのため、ターミナルの製造が難しくコスト高の要因になる。また、複数のターミナルを配設する際に、隣接するターミナルの支持部位が近接されて電気的な短絡が生じ易い。短絡を防止するためには、ターミナルを含んで構成されるコネクタを大型化し、あるいはターミナル数を低減する必要があり、多極構成のコネクタを形成することが難しい。さらに、ターミナルを回路基板に立設状態に固定支持する際には、回路基板の前面において接合部を半田付けするとともに、回路基板の後面において被取付部を曲げ加工する作業が必要であり、固定支持のための作業が煩雑なものになる。
【0006】
本発明の目的は、製造及び固定支持作業が容易で、しかも電極端子数を多くした場合でも小型なコネクタを構成することができるターミナルを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、電気接続を行うためのコンタクト部と、このコンタクト部を回路基板に固定支持するための支持部を備えるターミナルであり、支持部はコンタクト部から所要の幅寸法で所要の長さに延長された支持片と、この支持片の幅方向の側縁において板厚方向に曲げ形成されて回路基板に対して電気的に接続される第1支持突片および第2支持突片を備える。その上で、第1支持突片と第2支持突片は支持片の幅方向の異なる側縁に形成されるとともに、第1支持突片と第2支持突片は支持片の長さ方向にずれた位置に形成される。
【0008】
本発明において、第1支持突片と第2支持突片は支持片の幅方向に重ならない位置に形成されることが好ましい。また、第1支持突片と第2支持突片は平行に向けて形成されることが好ましい。
【0009】
本発明においては、支持突片は支持片の側縁において板厚方向に所要のR寸法(曲げ半径寸法)で曲げ形成されてもよい。この場合において、支持片は第1支持突片と第2支持突片が曲げ形成された部位に、支持片の幅方向に向けた所要寸法の切欠きを備えることが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、複数のターミナルを配列して回路基板に支持したときに、隣接するターミナルの第1支持突片と第2支持突片が近接することが防止される。これにより、隣接するターミナル間での短絡が防止でき、製造が容易でかつ小型のターミナルが形成でき、ターミナルを電極端子として構成したコネクタの多極化及び小型化が実現できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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