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公開番号
2025025931
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023131197
出願日
2023-08-10
発明の名称
端子台
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01R
9/22 20060101AFI20250214BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】螺子部材の着脱作業時における螺子部材間の短絡をより確実に抑制することが可能な端子台を提供する。
【解決手段】端子台1は、ハウジング本体5に回動可能かつ一方向に相対移動可能に取り付けられる第1,第2カバー6,7を備えている。また、第1カバー6は、一方向の一方側に形成された第1規制突起5531に係合される開蓋規制位置と、第1規制突起5531との係合が解除される開蓋可能位置との間で一方向に相対的に移動できるようになっている。一方、第2カバー7は、一方向の他方側に形成された第2規制突起5522に係合される開蓋規制位置と、第2規制突起5522との係合が解除される開蓋可能位置との間で一方向に相対的に移動できるようになっている。そして、第1カバー6及び第2カバー7のうちのいずれか一方のカバーを開蓋可能位置に相対移動させたときに、他方のカバーが開蓋規制位置となるようにしている。
【選択図】図14
特許請求の範囲
【請求項1】
ハウジングと、
前記ハウジングに保持される第1端子金具と、
前記ハウジングに保持される第2端子金具と、
前記第1端子金具の第1接続部に電気的に接続される第1螺子部材と、
前記第2端子金具の第2接続部に電気的に接続される第2螺子部材と、
を備え、
前記ハウジングは、
前記第1螺子部材が収容される第1螺子部材収容部と、前記第2螺子部材が収容される第2螺子部材収容部と、が並ぶように形成されたハウジング本体と、
前記第1螺子部材収容部を開閉可能に覆う第1カバーと、
前記第2螺子部材収容部を開閉可能に覆う第2カバーと、
を備え、
前記第1カバーは、一方向に延在する第1回転軸を中心として閉位置と開位置との間で回動できるようにした状態で前記ハウジング本体に取り付けられており、
前記第2カバーは、前記一方向に延在する第2回転軸を中心として閉位置と開位置との間で回動できるようにした状態で前記ハウジング本体に取り付けられており、
前記第1カバーは、前記ハウジング本体における前記一方向の一方側に形成された第1規制突起に係合されて前記第1カバーの開蓋操作が規制される開蓋規制位置と、前記第1規制突起との係合が解除されて前記第1カバーの開蓋操作が可能となる開蓋可能位置との間で、前記ハウジング本体に対して前記一方向に相対的に移動できるようにした状態で前記ハウジング本体に取り付けられており、
前記第2カバーは、前記ハウジング本体における前記一方向の他方側に形成された第2規制突起に係合されて前記第2カバーの開蓋操作が規制される開蓋規制位置と、前記第2規制突起との係合が解除されて前記第2カバーの開蓋操作が可能となる開蓋可能位置との間で、前記ハウジング本体に対して前記一方向に相対的に移動できるようにした状態で前記ハウジング本体に取り付けられており、
前記第1カバー及び前記第2カバーのうちのいずれか一方のカバーを開蓋可能位置に相対移動させたときに、他方のカバーが開蓋規制位置となるようにし、
一方のカバーを開蓋規制位置から開蓋可能位置まで相対移動させ、開蓋可能位置から開位置まで回動させた際に、一方のカバーが他方のカバーに接触した状態で回動するようにした、
端子台。
続きを表示(約 380 文字)
【請求項2】
前記ハウジング本体には、
前記第1カバーを開蓋規制位置に相対移動させた状態で前記第1カバーに嵌合して前記第1カバーの回動を規制する第1回動規制突起と、
前記第2カバーを開蓋規制位置に相対移動させた状態で前記第2カバーに嵌合して前記第2カバーの回動を規制する第2回動規制突起と、
が形成されている、
請求項1に記載の端子台。
【請求項3】
前記第1カバーには、開蓋規制位置とした状態で、前記一方向の一方側かつ前記第1螺子部材側に傾斜して前記第1規制突起と対向する第1傾斜面が形成されており、
前記第2カバーには、開蓋規制位置とした状態で、前記一方向の他方側かつ前記第2螺子部材側に傾斜して前記第2規制突起と対向する第2傾斜面が形成されている、
請求項1または請求項2に記載の端子台。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、端子台に関する。
続きを表示(約 3,700 文字)
【背景技術】
【0002】
この種の従来の端子台としては、特許文献1に開示されたものが提案されている。この特許文献1には、端子台本体と、端子台本体に取り付けられる複数の端子金具と、複数の端子金具のそれぞれに電線(外部接続端子)を接続固定するためのボルト及びナット(複数の螺子部材)と、を備える端子台が開示されている。
【0003】
さらに、この特許文献1では、端子台が、端子台本体に脱着可能に取り付けられて螺子部材を覆うためのカバーを備えており、このカバーを端子台本体に装着することで、各螺子部材への外部からの接触を抑制することができるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-185892号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来の技術では、複数の螺子部材が1つのカバーで覆われるようにしており、このカバーを端子台本体から取り外すことで、各螺子部材による電線(外部接続端子)の着脱作業を行うようになっている。そのため、カバーを端子台本体から取り外した状態では、それぞれの螺子部材に対してソケット等の工具を同時に差し込むことができてしまう。このように、上記従来の技術では、カバーを端子台本体から取り外すと、複数の螺子部材に対する同時接触が可能になっていた。
【0006】
そのため、螺子部材の着脱作業を行う際には、作業者は、螺子部材間の短絡に注意しながら作業を行う必要があった。
【0007】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、螺子部材の着脱作業時における螺子部材間の短絡をより確実に抑制することが可能な端子台を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の態様に係る端子台は、ハウジングと、前記ハウジングに保持される第1端子金具と、前記ハウジングに保持される第2端子金具と、前記第1端子金具の第1接続部に電気的に接続される第1螺子部材と、前記第2端子金具の第2接続部に電気的に接続される第2螺子部材と、を備え、前記ハウジングは、前記第1螺子部材が収容される第1螺子部材収容部と、前記第2螺子部材が収容される第2螺子部材収容部と、が並ぶように形成されたハウジング本体と、前記第1螺子部材収容部を開閉可能に覆う第1カバーと、前記第2螺子部材収容部を開閉可能に覆う第2カバーと、を備え、前記第1カバーは、一方向に延在する第1回転軸を中心として閉位置と開位置との間で回動できるようにした状態で前記ハウジング本体に取り付けられており、前記第2カバーは、前記一方向に延在する第2回転軸を中心として閉位置と開位置との間で回動できるようにした状態で前記ハウジング本体に取り付けられており、前記第1カバーは、前記ハウジング本体における前記一方向の一方側に形成された第1規制突起に係合されて前記第1カバーの開蓋操作が規制される開蓋規制位置と、前記第1規制突起との係合が解除されて前記第1カバーの開蓋操作が可能となる開蓋可能位置との間で、前記ハウジング本体に対して前記一方向に相対的に移動できるようにした状態で前記ハウジング本体に取り付けられており、前記第2カバーは、前記ハウジング本体における前記一方向の他方側に形成された第2規制突起に係合されて前記第2カバーの開蓋操作が規制される開蓋規制位置と、前記第2規制突起との係合が解除されて前記第2カバーの開蓋操作が可能となる開蓋可能位置との間で、前記ハウジング本体に対して前記一方向に相対的に移動できるようにした状態で前記ハウジング本体に取り付けられており、前記第1カバー及び前記第2カバーのうちのいずれか一方のカバーを開蓋可能位置に相対移動させたときに、他方のカバーが開蓋規制位置となるようにし、一方のカバーを開蓋規制位置から開蓋可能位置まで相対移動させ、開蓋可能位置から開位置まで回動させた際に、一方のカバーが他方のカバーに接触した状態で回動するようにしている。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、螺子部材の着脱作業時における螺子部材間の短絡をより確実に抑制することが可能な端子台を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施形態に係る端子台の一例を示す図であって、端子台の一例を一方向から見た斜視図である。
一実施形態に係る端子台の一例を示す図であって、端子台の一例を他方向から見た斜視図である。
一実施形態に係る端子台の一例を示す図であって、ハウジング、第1端子金具、第2端子金具、第1螺子部材及び第2螺子部材に分解した状態を一方向から見た斜視図である。
一実施形態に係るハウジングの一例を示す図であって、ハウジング本体、第1カバー及び第2カバーに分解した状態を一方向から見た斜視図である。
一実施形態に係るハウジングの一例を示す図であって、ハウジング本体、第1カバー及び第2カバーに分解した状態を他方向から見た斜視図である。
一実施形態に係るハウジング本体の一例を示す図であって、ハウジング本体の一例を各部品に分解した状態を一方向から見た斜視図である。
一実施形態に係るハウジング本体の一例を示す図であって、ハウジング本体の一例を各部品に分解した状態を他方向から見た斜視図である。
一実施形態に係るハウジング本体の一例が備える端子金具保持用ハウジングの一例を示す正面図である。
一実施形態に係るハウジング本体の一例が備える端子金具保持用ハウジングの一例を示す平面図である。
一実施形態に係る端子台の一例を示す図であって、端子台本体及び絶縁カバー部材に分解した状態を一方向から見た斜視図である。
一実施形態に係る端子台本体の一例を示す図であって、抜け止めカバー及びボルトを取り外した状態を一方向から見た斜視図である。
一実施形態に係る端子台本体の一例を示す図であって、ボルトを取り外した状態を一方向から見た斜視図である。
一実施形態に係る絶縁カバー部材の一例を示す図であって、第1カバー及び第2カバーが開蓋規制位置に位置している状態を示す平面図である。
一実施形態に係る絶縁カバー部材の一例を示す図であって、第1カバーが開蓋可能位置に位置している状態を示す平面図である。
一実施形態に係る絶縁カバー部材の一例を示す図であって、第2カバーが開蓋可能位置に位置している状態を示す平面図である。
一実施形態に係る絶縁カバー部材の一例を示す図であって、第1カバー及び第2カバーが開蓋規制位置に位置している状態を示す側面図である。
一実施形態に係る絶縁カバー部材の一例を示す図であって、第1カバー及び第2カバーの軸受部に第1回動規制突起及び第2回動規制突起が嵌まり込んでいる状態を示す水平断面図である。
一実施形態に係る第2カバーの一例を開く動作を説明する図であって、第2カバーの第2傾斜面が第2規制突起に接触した状態を示す図である。
一実施形態に係る第2カバーの一例を開く動作を説明する図であって、第2カバーが開蓋可能位置まで移動した状態を示す図である。
一実施形態に係る第2カバーの一例を開く動作を説明する図であって、第2カバーの初期の回動状態を示す図である。
一実施形態に係る第2カバーの一例を開く動作を説明する図であって、図19の状態における断面図である。
図21の状態における第1カバーと第2カバーとの接触部を示す図である。
一実施形態に係る第2カバーの一例を開く動作を説明する図であって、第2カバーが閉位置と開位置との中間に位置している状態における断面図である。
図23の状態における第1カバーと第2カバーとの接触部を示す図である。
一実施形態に係る第2カバーの一例を開く動作を説明する図であって、第2カバーが開位置に位置している状態における断面図である。
図25の状態における第1カバーと第2カバーとの接触部を示す図である。
一実施形態に係る第1カバー及び第2カバーの一例を裏側から見た斜視図である。
一実施形態に係る端子台の一例を示す図であって、第1カバーを開位置まで回動させた状態を一方向から見た斜視図である。
一実施形態に係る端子台の一例を示す図であって、第1カバーを開位置まで回動させた状態を示す正面図である。
一実施形態に係る端子台の一例を示す図であって、第1カバーを開位置まで回動させた状態を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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