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公開番号2025071572
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-08
出願番号2023181852
出願日2023-10-23
発明の名称車両用対話システム
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類G10L 15/22 20060101AFI20250428BHJP(楽器;音響)
要約【課題】乗客の音声に対して適切に応答可能であって、乗客の利便性向上を図ることができる車両用対話システムを提供すること。
【解決手段】旅客自動車に搭載されて対話型AI30を利用する車両用対話システム1であって、制御部11が含むエージェント20の音声認識部は、音声入力部14により入力された音声をテキストデータに変換し、制御部が、音声認識部により変換された第1テキストデータと、車両の状態に応じた命令を示す第2テキストデータと、を入力情報として対話型AIに入力する。エージェントの音声合成部は、対話型AIからの応答情報を音声に変換し、音声出力部15が、音声合成部により変換された音声を出力する。また、制御部は、乗客の属性に応じて入力情報を制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
旅客自動車に搭載されて、テキストデータから成る入力情報を入力すると、テキストデータから成る応答情報を出力する対話型AIを利用した車両用対話システムであって、
乗客が発話した音声を入力する音声入力部と、
前記音声入力部により入力された前記音声をテキストデータに変換する音声認識部と、
前記音声認識部により変換された前記テキストデータである第1テキストデータと、車両状態に応じた命令を示す第2テキストデータと、を前記入力情報として前記対話型AIに入力する制御部と、
前記対話型AIからの前記応答情報を音声に変換する音声合成部と、
前記音声合成部により変換された前記音声を出力する音声出力部と、を備え
前記制御部は、前記乗客の属性に応じて前記入力情報を制御する、
車両用対話システム。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
請求項1に記載の車両用対話システムであって、
前記制御部は、前記第1テキストデータが、所定言語でない言語の場合、前記第1テキストデータを所定言語に翻訳した第3テキストデータを前記入力情報として前記対話型AIに入力する、
車両用対話システム。
【請求項3】
請求項1に記載の車両用対話システムであって、
前記制御部は、前記第1テキストデータが、第1所定言語の場合、前記第1テキストデータと、前記第1テキストデータを第2所定言語に翻訳した第3テキストデータと、を前記入力情報として前記対話型AIに入力して、前記第1所定言語の応答情報及び前記第2所定言語の応答情報のうち、前記乗客に適した応答情報を選択する、
車両用対話システム。
【請求項4】
請求項1に記載の車両用対話システムであって、
前記制御部は、前記車両の位置情報及び目的地の少なくとも一方に応じた第4テキストデータを生成し、前記第4テキストデータを前記入力情報として前記対話型AIに入力する、
車両用対話システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、旅客自動車に搭載される車両用対話システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、ユーザが発話すると、音声で応答する音声エージェントサービスが提案されている(特許文献1参照)。近年では、このような音声エージェントサービス(会話アシスタント装置)は、タクシー等の旅客自動車にも搭載されている(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-98844号公報
特開2021-105770号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の音声エージェントサービスでは、ユーザの意図に応じて応答の方法を変えられるように、ユーザが発話すると発話内容が検索か否かを判定し、発話内容が検索でない場合、予め決められた雑談データを応答として返すものである。特許文献2の音声エージェントサービス(会話アシスタント装置)は、乗客との会話に関わるドライバの負担軽減を図るため、乗客が発話すると発話内容が自動応答可能か否か判定し、可能な場合、予め記憶された応答データを応答として返すものである。
しかしながら、これら音声エージェントサービス(会話アシスタント装置)では、予め記憶された応答の中から応答データを抽出するため、人と対話しているような自然な応答が返ってこない。
【0005】
ところで、近年、ChatGPTのようにインターネット上にある膨大な情報を学習し、より自然な会話ができるようになった対話型AIが提案されている。このような対話型AIは、適切なプロンプト(テキストデータ)を入力することで、適切な応答が返ってくるものである。
【0006】
即ち、従来の音声エージェントサービスには、上述したような対話型AIを利用することで、向上の余地がある。
【0007】
本発明は、上述した状況を鑑みてなされたものであり、その目的は、乗客の音声に対して適切に応答可能であって、乗客の利便性向上を図ることができる車両用対話システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前述した目的を達成するために、本発明に係る車両用対話システムは、下記を特徴としている。
旅客自動車に搭載されて、テキストデータから成る入力情報を入力すると、テキストデータから成る応答情報を出力する対話型AIを利用した車両用対話システムであって、
乗客が発話した音声を入力する音声入力部と、
前記音声入力部により入力された前記音声をテキストデータに変換する音声認識部と、
前記音声認識部により変換された前記テキストデータである第1テキストデータと、車両状態に応じた命令を示す第2テキストデータと、を前記入力情報として前記対話型AIに入力する制御部と、
前記対話型AIからの前記応答情報を音声に変換する音声合成部と、
前記音声合成部により変換された前記音声を出力する音声出力部と、を備え
前記制御部は、前記乗客の属性に応じて前記入力情報を制御する、
車両用対話システムであること。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、対話型AIは、乗客の属性及び車両状態を理解した上で、乗客の音声に対して適切に応答可能であって、乗客の利便性向上を図ることができる。
【0010】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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