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公開番号
2025021011
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-13
出願番号
2023124688
出願日
2023-07-31
発明の名称
電磁継電器
出願人
オムロン株式会社
代理人
個人
主分類
H01H
50/44 20060101AFI20250205BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】電磁継電器の大型化を抑えながら、鉄芯と固定端子との間の絶縁性を向上させる。
【解決手段】電磁継電器は、固定接点と、固定端子と、コイルと、鉄芯と、スプールとを備える。固定端子は、固定接点が設けられる接点支持部を含む。コイルは、中心軸線が前後方向に延びるように配置される。コイルは、固定端子の後方に配置される。鉄芯は、軸部とヘッド部とを含む。軸部は、コイル内に配置され、前後方向に延びる。ヘッド部は、軸部の前端に接続される。スプールには、コイルが巻回される。スプールは、孔とフランジとを含む。孔には、軸部が配置される。フランジは、第1前面と第2前面とを含む。孔は、第1前面において開口している。第1前面は、ヘッド部の後方にヘッド部と向かい合って配置される。第2前面は、接点支持部の後方に接点支持部と向かい合って配置される。第2前面は、第1前面よりも後方に所定距離だけ離れている。所定距離は、接点支持部の前後方向における厚さよりも大きい。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
固定接点と、
前記固定接点が設けられる接点支持部を含む固定端子と、
前記固定端子の後方に配置され、中心軸線が前後方向に延びるように配置されるコイルと、
前記コイル内に配置され前後方向に延びる軸部と、前記軸部の前端に接続されるヘッド部とを含む鉄芯と、
前記コイルが巻回されるスプールと、
を備え、
前記スプールは、
前記軸部が配置される孔と、
前記孔が開口しており前記ヘッド部の後方に前記ヘッド部と向かい合って配置される第1前面と、前記第1前面よりも後方に所定距離だけ離れており前記接点支持部の後方に前記接点支持部と向かい合って配置される第2前面とを含むフランジと、
を含み、
前記所定距離は、前記接点支持部の前後方向における厚さよりも大きい、
電磁継電器。
続きを表示(約 620 文字)
【請求項2】
前記接点支持部の全体は、前記第1前面よりも後方に位置する、
請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項3】
前記接点支持部の全体は、前記ヘッド部よりも後方に位置する、
請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項4】
前記フランジは、前記第1前面の周囲に配置された第3前面を含み、
前記第3前面は、前記第1前面よりも後方に位置する、
請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項5】
前記第2前面は、前記第3前面よりも後方に位置する、
請求項4に記載の電磁継電器。
【請求項6】
前記固定端子は、係止部を含み、
前記フランジは、前記係止部が取り付けられる支持部を含み、
前記支持部は、前記第3前面から前方へ突出している、
請求項4に記載の電磁継電器。
【請求項7】
前記固定接点と向かい合って配置される可動接点と、
前記可動接点が設けられる可動片と、
前記可動片に取り付けられる接極子と、
をさらに備え、
前記接点支持部は、前記ヘッド部の下方に配置されており、
前記コイルによって発生する電磁力によって、前記接極子は前記鉄芯に吸引されることで、前記接極子は、前記中心軸線よりも下方において前記ヘッド部と接触する、
請求項1に記載の電磁継電器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電磁継電器に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
電磁継電器には、コイルと、スプールと、鉄芯と、接極子と、可動片と、可動接点とを備えるものがある。例えば、特許文献1の電磁継電器では、スプールにコイルが巻回されている。鉄芯は、スプールの孔に挿入されており、鉄芯のヘッド部は、スプールのフランジの外側に配置されている。接極子は、ヘッド部と向かい合って配置される。接極子は、可動接点が設けられた可動片に接続されている。コイルによって発生する電磁力によって、接極子がヘッド部に吸引される。それにより、可動片が弾性変形して、可動接点が固定接点に接触する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6344282号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の電磁継電器では、スプールのフランジと向かい合って、鉄芯のヘッド部と、固定端子とが配置される。そのため、鉄芯と固定端子との間の絶縁距離が小さい。そのため、鉄芯と固定端子との間の絶縁性が低下してしまう。固定端子をヘッド部から大きく離して配置すれば、鉄芯と固定端子との間の絶縁距離が大きくなる。しかし、その場合、電磁継電器が大型化してしまう。本発明の目的は、電磁継電器の大型化を抑えながら、鉄芯と固定端子との間の絶縁性を向上させることにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る電磁継電器は、固定接点と、固定端子と、コイルと、鉄芯と、スプールとを備える。固定端子は、固定接点が設けられる接点支持部を含む。コイルは、中心軸線が前後方向に延びるように配置される。コイルは、固定端子の後方に配置される。鉄芯は、軸部とヘッド部とを含む。軸部は、コイル内に配置され、前後方向に延びる。ヘッド部は、軸部の前端に接続される。スプールには、コイルが巻回される。スプールは、孔とフランジとを含む。孔には、軸部が配置される。フランジは、第1前面と第2前面とを含む。孔は、第1前面において開口している。第1前面は、ヘッド部の後方にヘッド部と向かい合って配置される。第2前面は、接点支持部の後方に接点支持部と向かい合って配置される。第2前面は、第1前面よりも後方に所定距離だけ離れている。所定距離は、接点支持部の前後方向における厚さよりも大きい。
【0006】
本態様に係る電磁継電器では、第2前面は、接点支持部の前後方向における厚さよりも大きく、第1前面から後方に離れている。このようなスプールのフランジの形状により、固定端子をコンパクトに配置しながら、鉄芯と固定端子との間の絶縁距離を前後方向に大きくすることができる。それにより、電磁継電器の大型化を抑えながら、鉄芯と固定端子との間の絶縁性が向上する。
【0007】
接点支持部の全体は、第1前面よりも後方に位置してもよい。この場合、鉄芯と固定端子との間の絶縁距離が前後方向に大きくなる。それにより、電磁継電器の大型化を抑えながら、鉄芯と固定端子との間の絶縁性が向上する。
【0008】
接点支持部の全体は、ヘッド部よりも後方に位置してもよい。この場合、鉄芯と固定端子との間の絶縁距離が前後方向に大きくなる。それにより、電磁継電器の大型化を抑えながら、鉄芯と固定端子との間の絶縁性が向上する。
【0009】
フランジは、第1前面の周囲に配置された第3前面を含んでもよい。第3前面は、第1前面よりも後方に位置してもよい。この場合、スプールが小型化される。それにより、電磁継電器の大型化が抑えられる。
【0010】
第2前面は、第3前面よりも後方に位置してもよい。この場合、鉄芯と固定端子との間の絶縁距離が前後方向に大きくなる。それにより、電磁継電器の大型化を抑えながら、鉄芯と固定端子との間の絶縁性が向上する。
(【0011】以降は省略されています)
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