TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025036220
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-14
出願番号2024140583
出願日2024-08-22
発明の名称光電センサ
出願人オムロン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01H 35/00 20060101AFI20250306BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】どのような向きからでも表示灯を目視しやすい光電センサを提供する。
【解決手段】光電センサ1は、第1の面(例えば、天面15)及び該第1の面とは反対側の第2の面(例えば、底面16)を有する筐体10と、光電センサ1の状態についての情報であって互いに重複する情報を表示可能な第1の表示灯31及び第2の表示灯32と、を備えている。第1の表示灯31は第1の面に配置され、第2の表示灯32は第2の面に配置されており、第1の面と前記第2の面とは互いに平行であり、重複する情報は、電源のオンオフ状態及び/又はワークの検知状態である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1の面及び該第1の面とは反対側の第2の面を有する筐体と、
光電センサの状態についての情報であって互いに重複する情報を表示可能な第1の表示灯及び第2の表示灯と、を備え、
前記第1の表示灯は前記第1の面に配置され、第2の表示灯は前記第2の面に配置されており、
前記第1の面と前記第2の面とは互いに平行であり、
前記重複する情報は、電源のオンオフ状態及び/又はワークの検知状態である、
光電センサ。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記第1の面はディスプレイが配置された天面であり、前記第2の面は底面である、
請求項1に記載の光電センサ。
【請求項3】
前記第1の表示灯は、前記第1の面から突出し、かつ、
前記第2の表示灯は、前記第2の面から突出している、
請求項1に記載の光電センサ。
【請求項4】
ディスプレイが実装された表示基板と、
電源ケーブルに接続され、前記筐体内の電子部品に電力を供給する電源基板を更に備え、
前記第1の表示灯の光源は、前記表示基板に実装され、
前記第2の表示灯の光源は、前記電源基板に実装されている、
請求項1に記載の光電センサ。
【請求項5】
前記第1の表示灯と前記第2の表示灯とが同時に前記重複する情報を表示する、
請求項1に記載の光電センサ。
【請求項6】
前記第1の表示灯及び/又は前記第2の表示灯を消灯するモードを選択可能に構成されている、
請求項1に記載の光電センサ。
【請求項7】
前記第1の表示灯及び/又は前記第2の表示灯について特定の波長の光をオフにするモードを選択可能に構成されている、
請求項1に記載の光電センサ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光電センサに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
表示灯を備えた光電センサは、表示灯を点灯させて、電源のオンオフ状態やワークの検知状態等の情報を作業者に報知することができる。そのような表示灯は、特許文献1等に開示されているように、光電センサの筐体の天面に配置されていることが一般的である。設置場所によっては筐体の天面を目視しにくいことがある。特許文献2には、中継ケーブルが延出する第1筐体の角部に出力部動作表示灯が設けられ、投光部の投光窓と受光部の受光窓との間に配置された第1筐体の前面に前面動作表示灯を更に有し、該前面動作表示灯が出力部動作表示灯と同期して点灯又は点滅する光電スイッチの発明が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-119335号公報
特開2021-168270号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1等のように、表示灯が筐体の天面にあると底面側からは表示灯を目視できない。特許文献2に記載の発明では、角部の出力部動作表示灯と前面の前面動作表示灯とによっていずれかの表示灯を目視できる範囲が広がっているものの、第1筐体の天面からはどちらの表示灯も目視できない。従来の光電センサでは、表示灯を目視できるようにするために設置場所や設置する向きに制約がかかることがあった。また、設置場所によっては表示灯を目視できないこともあった。
【0005】
そこで、本発明は、どのような向きからでも表示灯を目視しやすい光電センサを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る光電センサは、第1の面及び該第1の面とは反対側の第2の面を有する筐体と、光電センサの状態についての情報であって互いに重複する情報を表示可能な第1の表示灯及び第2の表示灯と、を備えている。第1の表示灯は第1の面に配置され、第2の表示灯は第2の面に配置されており、第1の面と第2の面とは互いに平行であり、重複する情報は、電源のオンオフ状態及び/又はワークの検知状態である。
【0007】
この態様によれば、筐体の第1の面の側からは第1の表示灯を目視でき、第2の面の側からは第2の表示灯を目視できるため、どのような向きからでも表示灯を目視しやすい。第1の面と第2の面とは互いに平行であると、第1の面の側からは第2の面を目視できず、第2の面の側からは第1の面を目視できないが、互いに重複する同じ情報、とりわけ、常時表示したい情報である電源のオンオフ状態及び/又はワークの検知状態の情報を第1の表示灯及び第2の表示灯の双方が表示できるため、光電センサの状態を作業者に確実に報知できる。
【0008】
上記態様において、第1の面はディスプレイが配置された天面であり、第2の面は底面であってもよい。
【0009】
この態様では、第1の面の側からは第2の面を目視できず、第2の面の側からは第1の面を目視できないが、互いに重複する同じ情報を第1の表示灯及び第2の表示灯の双方が表示できるため、どのような向きであっても少なくとも一方の表示灯を目視できる。
【0010】
上記態様において、第1の表示灯は、第1の面から突出し、かつ、第2の表示灯は、第2の面から突出していてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

オムロン株式会社
椅子
1か月前
オムロン株式会社
通信装置
29日前
オムロン株式会社
ドライバ
1か月前
オムロン株式会社
電磁継電器
1か月前
オムロン株式会社
光電センサ
1日前
オムロン株式会社
電磁継電器
1か月前
オムロン株式会社
電磁継電器
1か月前
オムロン株式会社
検査ソケット
26日前
オムロン株式会社
プローブピン
26日前
オムロン株式会社
トリガスイッチ
1か月前
オムロン株式会社
生体信号計測装置
22日前
オムロン株式会社
生体信号計測装置
22日前
オムロン株式会社
生体信号計測装置
22日前
オムロン株式会社
プッシュイン式端子台
2日前
オムロン株式会社
プッシュイン式端子台
2日前
オムロン株式会社
光学機器およびその製造方法
2日前
オムロン株式会社
通信装置、および信号復調方法
22日前
オムロン株式会社
無停電電源装置及び増設ユニット
2日前
オムロン株式会社
支援装置、支援方法及びプログラム
23日前
オムロン株式会社
回転装置及び磁気粘性流体の充填方法
23日前
オムロン株式会社
サーボドライバ及び射出成型システム
8日前
オムロン株式会社
電力計、電流補正方法及び電力開閉モジュール
2日前
オムロン株式会社
画像処理装置、画像処理方法およびプログラム
2日前
オムロン株式会社
スイッチ、スイッチアッセンブリ及び操作装置
29日前
オムロン株式会社
画像処理装置、画像処理方法およびプログラム
29日前
オムロン株式会社
画像処理装置、画像処理方法およびプログラム
2日前
オムロン株式会社
制御システム、設計装置、および設計プログラム
1か月前
オムロン株式会社
ロボットを制御するシステム、方法およびプログラム
2日前
オムロン株式会社
学習支援装置、学習支援方法、および学習支援プログラム
1か月前
オムロン株式会社
生体信号処理装置、生体信号計測装置、生体信号処理方法
22日前
オムロン株式会社
光学的情報読取装置および光学的情報読取装置の制御方法
2日前
オムロン株式会社
文字入力装置、文字入力方法、および文字入力プログラム
8日前
オムロン株式会社
制御装置、データ収集方法、およびデータ収集プログラム
29日前
オムロン株式会社
制御装置、学習済みモデル生成装置、方法、及びプログラム
1か月前
オムロン株式会社
検査ソケット
1日前
オムロン株式会社
環境地図を生成するための方法、システム、及び移動ロボット
1か月前
続きを見る