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公開番号
2025021009
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-13
出願番号
2023124686
出願日
2023-07-31
発明の名称
電磁継電器
出願人
オムロン株式会社
代理人
個人
主分類
H01H
50/44 20060101AFI20250205BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】電磁継電器において、コイル端子をコンパクトに配置すると共に、接点端子とコイル端子との間の絶縁性を向上させる。
【解決手段】電磁継電器は、コイルと、第1接点端子と、第2接点端子と、コイル端子と、スプールとを備える。第1接点端子は、コイルの前方に配置される。第2接点端子は、コイルの後方に配置される。コイル端子は、本体部と絡げ部とを含む。本体部は、第1接点端子と第2接点端子との間に配置される。絡げ部は、コイルに沿って、本体部から前方に向かって延びる。スプールには、コイルが巻回される。スプールは、第1接点端子と第2接点端子との間に配置される。スプールは、前フランジと後フランジとを含む。前フランジは、第1接点端子と向かい合う。後フランジは、第2接点端子と向かい合う。前フランジは、縦壁部と横壁部とを含む。縦壁部は、第1接点端子と絡げ部との間に位置する。横壁部は、縦壁部に対して屈曲しており、縦壁部から前方に延びる。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
コイルと、
前記コイルの前方に配置される第1接点端子と、
前記コイルの後方に配置される第2接点端子と、
前記第1接点端子と前記第2接点端子との間に配置される本体部と、前記コイルに沿って前記本体部から前方に向かって延びる絡げ部と、を含むコイル端子と、
前記第1接点端子と向かい合う前フランジと、前記第2接点端子と向かい合う後フランジと、を含み、前記コイルが巻回され、前記第1接点端子と前記第2接点端子との間に配置されるスプールと、
を備え、
前記前フランジは、
前記第1接点端子と前記絡げ部との間に位置する縦壁部と、
前記縦壁部に対して屈曲しており、前記縦壁部から前方に延びる横壁部と、
を含む、
電磁継電器。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記スプールは、前記前フランジと前記後フランジとの間に配置される中央フランジを含み、
前記第1接点端子は、前記前フランジに取り付けられ、
前記第2接点端子は、前記後フランジに取り付けられ、
前記コイル端子は、前記中央フランジに取り付けられる、
請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項3】
前記横壁部は、前記縦壁部から前方に、前記第1接点端子を越える位置まで延びている、
請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項4】
前記横壁部は、前記第1接点端子を側方から覆う、
請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項5】
前記スプールは、前記前フランジに設けられ前記第1接点端子を支持する支持部を含み、
前記横壁部は、前記支持部から下方に延びている、
請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項6】
前記支持部は、前後方向において前記横壁部よりも長い、
請求項5に記載の電磁継電器。
【請求項7】
前記第1接点端子に設けられる第1接点と、
前記第1接点端子の前方に配置される第3接点端子と、
前記第3接点端子に設けられる第3接点と、
前記第2接点端子に接続される可動片と、
前記可動片に設けられ、前記第1接点と前記第3接点との間に配置される可動接点と、
をさらに備える請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項8】
前記スプールの下方に配置されるベースをさらに備え、
前記ベースは、前記第1接点端子と前記絡げ部との間に配置されるベース壁部を含む、
請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項9】
前記スプールの下方に配置されるベースと、
前記ベースに取り付けられ、前記スプールを覆うケースと、
をさらに備え、
前記ケースは、前記第1接点端子と前記絡げ部との間に配置されるケース壁部を含む、
請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項10】
前記第1接点端子の前方に配置される第3接点端子と、
前記第1接点端子と前記第3接点端子とを側方から覆う側面を含むケースと、
をさらに備え、
前記横壁部は、前記第1接点端子と前記ケースの側面との間に配置され、
前記横壁部の前端は、前記第1接点端子と前記第3接点端子との間に位置する、
請求項1に記載の電磁継電器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電磁継電器に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
電磁継電器には、コイルが巻回されたスプールの両端に一対の接点端子がそれぞれ配置されるものがある。そのような電磁継電器では、スプールの両端のいずれかにコイル端子を配置することが困難である。そのため、コイル端子は、スプールの両端の間に配置される(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6344282号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
コイル端子は、本体部と絡げ部とを含む。本体部は、電磁継電器の外側に突出する。絡げ部は、本体部から突出しており、コイルの端部が巻回される。コイル端子を、コイルと共にコンパクトに配置するためには、絡げ部は、コイルに沿って配置されることが望ましい。しかし、その場合、上記のような電磁継電器では、絡げ部は、本体部から、接点端子に向かって延びるように配置されることになる。そのため、コイル端子と接点端子との間の距離が短くなり、コイル端子と接点端子との間の絶縁性が低下してしまう。本発明の目的は、電磁継電器において、コイル端子をコンパクトに配置すると共に、接点端子とコイル端子との間の絶縁性を向上させることにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様に係る電磁継電器は、コイルと、第1接点端子と、第2接点端子と、コイル端子と、スプールとを備える。第1接点端子は、コイルの前方に配置される。第2接点端子は、コイルの後方に配置される。コイル端子は、本体部と絡げ部とを含む。本体部は、第1接点端子と第2接点端子との間に配置される。絡げ部は、コイルに沿って、本体部から前方に向かって延びる。スプールには、コイルが巻回される。スプールは、第1接点端子と第2接点端子との間に配置される。スプールは、前フランジと後フランジとを含む。前フランジは、第1接点端子と向かい合う。後フランジは、第2接点端子と向かい合う。前フランジは、縦壁部と横壁部とを含む。縦壁部は、第1接点端子と絡げ部との間に位置する。横壁部は、縦壁部に対して屈曲しており、縦壁部から前方に延びる。
【0006】
本態様に係る電磁継電器は、コイル端子において、絡げ部は、コイルに沿って、本体部から前方に向かって延びている。そのため、コイル端子が、コイルと共に、コンパクトに配置される。また、前フランジの縦壁部は、第1接点端子と絡げ部との間に位置する。そのため、第1接点端子と絡げ部との間の絶縁距離が長くなる。また、前フランジの横壁部は、縦壁部から前方に延びている。そのため、第1接点端子と絡げ部との間の絶縁距離がさらに長くなる。それにより、第1接点端子とコイル端子との間の絶縁性が向上する。
【0007】
スプールは、前フランジと後フランジとの間に配置される中央フランジを含んでもよい。第1接点端子は、前フランジに取り付けられてもよい。第2接点端子は、後フランジに取り付けられてもよい。コイル端子は、中央フランジに取り付けられてもよい。この場合、第1接点端子と、第2接点端子と、コイル端子とが、共にスプールに取り付けられる。そのため、第1接点端子と、第2接点端子と、コイル端子との位置精度が向上する。それにより、第1接点端子とコイル端子との間の絶縁距離が安定的に確保される。
【0008】
横壁部は、第1接点端子を越える位置まで、縦壁部から前方に延びていてもよい。この場合、第1接点端子と絡げ部との間の絶縁距離が長くなる。それにより、第1接点端子とコイル端子との間の絶縁性が向上する。横壁部は、第1接点端子を側方から覆ってもよい。この場合、第1接点端子と絡げ部との間の絶縁距離が長くなる。それにより、第1接点端子とコイル端子との間の絶縁性が向上する。
【0009】
スプールは、支持部を含んでもよい。支持部は、前フランジに設けられ、第1接点端子を支持してもよい。横壁部は、支持部から下方に延びていてもよい。この場合、横壁部によって支持部の剛性が向上する。それにより、支持部によって、第1接点端子を安定的に支持することができる。支持部は、前後方向において横壁部よりも長くてもよい。この場合、支持部によって、第1接点端子を、より安定的に支持することができる。
【0010】
電磁継電器は、第1接点と、第3接点端子と、第3接点と、可動片と、可動接点とをさらに備える。第1接点は、第1接点端子に設けられてもよい。第3接点端子は、第1接点端子の前方に配置されてもよい。第3接点は、第3接点端子に設けられてもよい。可動片は、第2接点端子に接続されてもよい。可動接点は、可動片に設けられ、第1接点と第3接点との間に配置されてもよい。この場合、第1接点と可動接点と第3接点とは、前後方向に並んで配置される。そのため、電磁継電器の前後方向への大型化を抑えるためには、絡げ部と第1接点端子との間の距離を大きくすることは困難である。しかし、本態様に係る電磁継電器では、絡げ部と第1接点端子との間の距離が小さくても、縦壁部と横壁部とによって、絡げ部と第1接点端子との間の絶縁性が向上する。
(【0011】以降は省略されています)
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