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公開番号
2025033448
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023139169
出願日
2023-08-29
発明の名称
中継コネクタ
出願人
住友電装株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01R
13/46 20060101AFI20250306BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】小型化を可能とした中継コネクタを提供する。
【解決手段】中継コネクタ10は、端子と、端子を保持するコネクタハウジング20と、コネクタハウジング20と機器ケースとの間をシールするシール部材40と、を備える。シール部材40は、コネクタハウジング20と機器ケースとの間に圧縮状態で挟まれる環状のシール本体部41と、シール本体部41からシール本体部41の外周側に延出される固定片42と、を有する。コネクタハウジング20は、固定片42を貫通して当該固定片42を保持するとともに機器ケースに設けられた位置決め凹部に嵌合される位置決め柱52を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
機器ケースに取り付けられ、前記機器ケースの内部と外部とを電気的に繋ぐための中継コネクタであって、
端子と、前記端子を保持するコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングと前記機器ケースとの間をシールするシール部材と、を備え、
前記シール部材は、前記コネクタハウジングと前記機器ケースとの間に圧縮状態で挟まれる環状のシール本体部と、前記シール本体部から前記シール本体部の外周側に延出される固定片と、を有し、
前記コネクタハウジングは、前記固定片を貫通して当該固定片を保持するとともに前記機器ケースに設けられた位置決め凹部に嵌合される位置決め柱を有する、
中継コネクタ。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
前記位置決め柱は、前記固定片が前記位置決め柱から抜けることを抑制する抜け止め構造を有している、
請求項1に記載の中継コネクタ。
【請求項3】
前記位置決め柱は、前記抜け止め構造として、前記位置決め柱の外周面に形成された切り欠き部を有し、
前記固定片は、前記切り欠き部に係止されている、
請求項2に記載の中継コネクタ。
【請求項4】
前記コネクタハウジングは、前記機器ケースに設けられた開口部を覆うように前記機器ケースに固定される固定フランジと、前記固定フランジから延出して前記開口部に挿入される挿入部と、を有し、
前記固定フランジは、前記シール本体部を収容する環状の収容溝と、前記機器ケースに固定される固定部と、を有し、
前記固定部と前記位置決め柱とは、前記固定フランジにおける前記収容溝の外周側の部位に設けられている、
請求項1に記載の中継コネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、中継コネクタに関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、機器ケースに取り付けられる中継コネクタが記載されている。中継コネクタは、機器ケースの内部と外部とを電気的に繋ぐためのコネクタである。中継コネクタは、端子と、端子を保持するコネクタハウジングと、コネクタハウジングと機器ケースとの間をシールするシール部材とを備える。シール部材は、環状のシール本体部と、シール本体部から内周側に延出する複数の係止片とを有する。コネクタハウジングは、シール部材の各係止片にそれぞれ対応する位置に係止凸部を有している。各係止凸部は、シール部材の各係止片に設けられた孔に挿入されている。これにより、シール部材がコネクタハウジングに保持されるようになっている。そして、シール部材のシール本体部がコネクタハウジングと機器ケースとの間に圧縮状態で挟まれることにより、コネクタハウジングと機器ケースとの間がシールされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-125078号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような中継コネクタにおいて、機器ケースに対するコネクタハウジングの位置決めを必要とする場合、機器ケースに設けた凹部に嵌合可能な位置決め用の凸部をコネクタハウジングに設けることが考えられる。しかしながら、上記特許文献1に記載されるようなコネクタハウジングにおいて位置決め用の凸部を単に設けるだけでは、コネクタハウジングが大型化する問題があった。
【0005】
本開示の目的は、小型化を可能とした中継コネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の中継コネクタは、機器ケースに取り付けられ、前記機器ケースの内部と外部とを電気的に繋ぐための中継コネクタであって、端子と、前記端子を保持するコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングと前記機器ケースとの間をシールするシール部材と、を備え、前記シール部材は、前記コネクタハウジングと前記機器ケースとの間に圧縮状態で挟まれる環状のシール本体部と、前記シール本体部から前記シール本体部の外周側に延出される固定片と、を有し、前記コネクタハウジングは、前記固定片を貫通して当該固定片を保持するとともに前記機器ケースに設けられた位置決め凹部に嵌合される位置決め柱を有する。
【発明の効果】
【0007】
本開示の中継コネクタによれば、小型化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態における中継コネクタの正面図である。
図2は、実施形態における中継コネクタの斜視図である。
図3は、実施形態における中継コネクタの下面図である。
図4は、図3における4-4線断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示の中継コネクタは、
[1]機器ケースに取り付けられ、前記機器ケースの内部と外部とを電気的に繋ぐための中継コネクタであって、端子と、前記端子を保持するコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングと前記機器ケースとの間をシールするシール部材と、を備え、前記シール部材は、前記コネクタハウジングと前記機器ケースとの間に圧縮状態で挟まれる環状のシール本体部と、前記シール本体部から前記シール本体部の外周側に延出される固定片と、を有し、前記コネクタハウジングは、前記固定片を貫通して当該固定片を保持するとともに前記機器ケースに設けられた位置決め凹部に嵌合される位置決め柱を有する。
【0010】
この構成によれば、コネクタハウジングの位置決め柱を、機器ケースに対する位置決めとシール部材の固定に兼用することができる。このため、機器ケースに対する位置決め用の凸部とシール部材の固定用の凸部とを、それぞれ個別に設ける構成と比較して、コネクタハウジングを小型化することが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
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