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公開番号2025068925
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-30
出願番号2023179056
出願日2023-10-17
発明の名称多芯ケーブル
出願人住友電気工業株式会社
代理人個人,個人
主分類H01B 7/18 20060101AFI20250422BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】外径を抑制し、含有する被覆電線の溶着を抑制した多芯ケーブルを提供する。
【解決手段】複数本の被覆電線を撚り合わせたコアと、
前記コアの外に配置された外被と、を有し、
前記外被の厚さが0.03mm以下であり、
前記被覆電線は、導体と、前記導体を覆う絶縁体と、を有し、
前記絶縁体の厚さは、5μm以下であり、
前記絶縁体は、樹脂としてポリイミドおよびポリアミドイミドから選択された1種類以上を含む、多芯ケーブル。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
複数本の被覆電線を撚り合わせたコアと、
前記コアの外に配置された外被と、を有し、
前記外被の厚さが０．０３ｍｍ以下であり、
前記被覆電線は、導体と、前記導体を覆う絶縁体と、を有し、
前記絶縁体の厚さは、５μｍ以下であり、
前記絶縁体は、樹脂としてポリイミドおよびポリアミドイミドから選択された１種類以上を含む、多芯ケーブル。
続きを表示（約 190 文字）【請求項２】
前記導体の外径が０．０３２ｍｍ以下である、請求項１に記載の多芯ケーブル。
【請求項３】
前記導体は、鉄を含む中心部と、前記中心部の外に配置された銅を含む外周部と、を有する、請求項１または請求項２に記載の多芯ケーブル。
【請求項４】
前記コアと、前記外被と、の間に金属シールド層を有する、請求項１または請求項２に記載の多芯ケーブル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、多芯ケーブルに関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、複数本の電線が撚り合わされてなるケーブルコアと、該ケーブルコアの周囲に巻き付けられた抑え巻きテープと、該抑え巻きテープの外周に設けられた遮蔽部材と、該遮蔽部材の外側を被うジャケットとを備える多芯ケーブルが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１９－０４６６４７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
従来から各種用途において、複数本の電線等を集合一体化させた多芯ケーブルが用いられている。
【０００５】
検査や施術等を目的として、生体内に多芯ケーブルを備えた機器や管を挿入することが近年なされるようになっている。生体に用いる多芯ケーブルは、生体への負荷を低減するため、外径を抑制することが求められる。
【０００６】
しかしながら、多芯ケーブルの外径を抑制するために、多芯ケーブルに含まれる被覆電線の被覆厚さを薄くすると、多芯ケーブルの外被を形成する際の熱で多芯ケーブルに含まれる被覆電線の被覆が溶融し、被覆電線同士が溶着される場合があった。
【０００７】
そこで、本開示は、外径を抑制し、含有する被覆電線の溶着を抑制した多芯ケーブルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
本開示の多芯ケーブルは、複数本の被覆電線を撚り合わせたコアと、
前記コアの外に配置された外被と、を有し、
前記外被の厚さが０．０３ｍｍ以下であり、
前記被覆電線は、導体と、前記導体を覆う絶縁体と、を有し、
前記絶縁体の厚さは、５μｍ以下であり、
前記絶縁体は、樹脂としてポリイミドおよびポリアミドイミドから選択された１種類以上を含む。
【発明の効果】
【０００９】
本開示によれば、外径を抑制し、含有する被覆電線の溶着を抑制した多芯ケーブルを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
図１は、本開示の一態様に係る多芯ケーブルの長手と垂直な面での断面図である。
図２は、本開示の一態様に係る多芯ケーブルの長手と垂直な面での断面図である。
図３は、本開示の一態様に係る多芯ケーブルが有する被覆電線の長手と垂直な面での断面図である。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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