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公開番号2025024460
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-20
出願番号2023128593
出願日2023-08-07
発明の名称半導体装置
出願人ローム株式会社
代理人個人,個人
主分類H01L 21/66 20060101AFI20250213BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】寸法測定を可能とすること。
【解決手段】半導体装置10は、Z方向から視て矩形状に形成され、4つのコーナ部41~44と、4つのコーナ部41~44を形成する4つの基板側面33~36と、を含む半導体基板30と、半導体基板30上に形成された回路パターン80と、Z方向から視て、回路パターン80と離隔して形成された測定パターン90と、を含む。半導体基板30は、Z方向から視て、1つのコーナ部41を構成する2つの基板側面33,35が延びるX方向およびY方向に沿って複数の領域RAに区分される。複数の領域RAは、コーナ部41~44をそれぞれ含む4つの領域RA1~RA4を含み、測定パターン90は、4つの領域RA1~RA4のうち少なくとも2つの領域に配置されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
厚さ方向から視て矩形状に形成され、4つのコーナ部と、4つの前記コーナ部を形成する4つの基板側面と、を含む半導体基板と、
前記半導体基板上に形成された回路パターンと、
前記厚さ方向から視て、前記回路パターンと離隔して形成された測定パターンと、
を含み、
前記半導体基板は、前記厚さ方向から視て、1つの前記コーナ部を構成する2つの前記基板側面が延びる第1方向および第2方向に沿って複数の領域に区分され、
前記複数の領域は、前記コーナ部をそれぞれ含む4つの領域を含み、
前記測定パターンは、4つの前記領域のうち少なくとも2つの前記領域に配置されている、
半導体装置。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記測定パターンは、前記半導体基板の対角に位置する2つの前記領域にそれぞれ配置されている、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記測定パターンは、1つの前記基板側面の両端を含む2つの前記領域にそれぞれ配置されている、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記測定パターンは、3つの前記領域にそれぞれ配置されている、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記測定パターンは、4つの前記領域にそれぞれ配置されている、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記回路パターンは、前記第1方向および前記第2方向の少なくとも一方に延びる回路配線を含み、
前記複数の測定パターンは、前記第1方向に長い長方形状の第1パターンと、前記第2方向に長い長方形状の第2パターンと、を含む、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記第2方向における前記第1パターンの第1幅は、前記第1方向における前記第2パターンの第2幅と等しい、請求項6に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記回路パターンは、複数の配線パターンを含み、
前記第1幅および前記第2幅の少なくとも一方は、前記複数の配線パターンのうちの最も細い配線パターンの配線幅以下である、
請求項7に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記回路パターンは、前記基板側面に沿って枠状に形成された枠状回路パターンを含み、
前記測定パターンは、前記領域において、前記枠状回路パターンの外側に配置されている、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記枠状回路パターンは、前記コーナ部において、前記厚さ方向から視て前記基板側面に対して斜めに形成された傾斜部を含み、
少なくとも2つの前記領域に配置された前記測定パターンは、前記傾斜部よりも外側に配置されている、
請求項9に記載の半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、半導体装置は、種々の配線を含んで構成されている。たとえば、特許文献1には、半導体基板に集積化された半導体集積回路が示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-241497号公報
【0004】
[概要]
ところで、半導体基板上に形成される配線の微細化にともない、配線の寸法測定が行われることがある。
【0005】
本開示の一態様である半導体装置は、厚さ方向から視て矩形状に形成され、4つのコーナ部と、4つの前記コーナ部を形成する4つの基板側面と、を含む半導体基板と、前記半導体基板上に形成された回路パターンと、前記厚さ方向から視て、前記回路パターンと離隔して形成された測定パターンと、を含み、前記半導体基板は、前記厚さ方向から視て、1つの前記コーナ部を構成する2つの前記基板側面が延びる第1方向および第2方向に沿って複数の領域に区分され、前記複数の領域は、前記コーナ部をそれぞれ含む4つの領域を含み、前記測定パターンは、4つの前記領域のうち少なくとも2つの前記領域に配置されている。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、一実施形態にかかる半導体装置の概略平面図である。
図2は、図1の半導体装置の配線を示す概略平面図である。
図3は、図2の半導体装置の一部を拡大して示す平面図である。
図4は、図3の半導体装置の一部の概略断面図である。
図5は、図3の半導体装置の一部の構成部材を形成する工程を示す概略断面図である。
図6は、変更例の半導体装置の概略平面図である。
図7は、変更例の半導体装置の概略平面図である。
【0007】
[詳細な説明]
以下、添付図面を参照して本開示の半導体装置のいくつかの実施形態を説明する。なお、説明を簡単かつ明確にするために、図面に示される構成要素は必ずしも一定の縮尺で描かれていない。また、理解を容易にするために、断面図では、ハッチング線が省略されている場合がある。添付の図面は、本開示の実施形態を例示するに過ぎず、本開示を制限するものとみなされるべきではない。本開示における「第1」、「第2」、「第3」等の用語は、単に対象物を区別するために用いられており、対象物を順位づけするものではない。
【0008】
以下の詳細な記載は、本開示の例示的な実施形態を具体化する装置、システム、および方法を含む。この詳細な記載は本来説明のためのものに過ぎず、本開示の実施形態またはこのような実施形態の適用および使用を限定することを意図しない。
【0009】
本明細書において使用される「少なくとも1つ」という表現は、所望の選択肢の「1つ以上」を意味する。一例として、本明細書において使用される「少なくとも1つ」という表現は、選択肢の数が2つであれば「1つの選択肢のみ」または「2つの選択肢の双方」を意味する。他の例として、本明細書において使用される「少なくとも1つ」という表現は、選択肢の数が3つ以上であれば「1つの選択肢のみ」または「2つ以上の任意の選択肢の組み合わせ」を意味する。
【0010】
(半導体装置の概要)
図1は、半導体装置10の一例を示す概略平面図である。図2は、図1の半導体装置10の配線を示す概略平面図である。図3は、図2の半導体装置10の一部を拡大して示す平面図である。図4は、図3の半導体装置10の一部の概略断面図である。本開示において使用される「平面視」という用語は、図1に示されるお互いに直交するXYZ軸のZ方向に半導体装置10を視ることをいう。ここで、X方向は「第1方向」の一例であり、Y方向は「第2方向」の一例である。
(【0011】以降は省略されています)

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