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公開番号2025030599
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023136045
出願日2023-08-24
発明の名称着磁器
出願人協立電機株式会社
代理人個人,個人
主分類H01F 13/00 20060101AFI20250228BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】被検査物内の金属異物を確実に磁化する着磁器を提供する
【解決手段】ヨークと磁石で構成され、搬送路を挟んで対向する第一の着磁部材と第二の着磁部材とを有し、第一の着磁部材は、搬送路に対して突出する第一のヘッド部および第二のヘッド部が形成されたものであり、第二の着磁部材は、搬送路に対して突出する第三のヘッド部および第四のヘッド部が形成されたものであり、第一のヘッド部には磁石が設けられており、第三のヘッド部には磁石が設けられており、第一のヘッド部と第三のヘッド部は、第一の領域を挟んで異なる極が対向しており、第二のヘッド部と第四のヘッド部は、第一の領域よりも搬送方向下流側において、搬送路を跨ぐ第二の領域を挟んで対向しており、第一のヘッド部から、第三のヘッド部、第四のヘッド部、第二のヘッド部、第一のヘッド部、の順に磁束が巡回するように構成されている着磁器。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
異物検出の対象となるワークの搬送路に配置される着磁器であって、
前記着磁器は、ヨークと磁石で構成され、前記搬送路を挟んで対向する第一の着磁部材と第二の着磁部材とを有するものであり、
前記第一の着磁部材は、前記搬送路に対して突出する第一のヘッド部および第二のヘッド部が形成されたものであり、
前記第二の着磁部材は、前記搬送路に対して突出する第三のヘッド部および第四のヘッド部が形成されたものであり、
前記第一のヘッド部には磁石が設けられており、
前記第三のヘッド部には磁石が設けられており、
前記第一のヘッド部と前記第三のヘッド部は、第一の領域を挟んで異なる極が対向しており、
前記第二のヘッド部と前記第四のヘッド部は、前記第一の領域よりも搬送方向下流側において、前記搬送路を跨ぐ第二の領域を挟んで対向しており、
前記着磁器は、前記第一のヘッド部から、前記第三のヘッド部、前記第四のヘッド部、前記第二のヘッド部、前記第一のヘッド部、の順に磁束が巡回するように構成されている、
ことを特徴とする着磁器。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
請求項1に記載の着磁器であって、
前記第二のヘッド部には前記第一のヘッド部に設けられた磁石よりも小さい磁石が設けられており、
前記第四のヘッド部には前記第三のヘッド部に設けられた磁石よりも小さい磁石が設けられている、
ことを特徴とする着磁器。
【請求項3】
請求項1または2に記載の着磁器であって、
前記第一の着磁部材は、前記第一のヘッド部に対し、前記第二のヘッド部とは反対側に間隔を空けて第五のヘッド部が形成されたものであり、
前記第二の着磁部材は、前記第三のヘッド部に対し、前記第四のヘッド部とは反対側に間隔を空けて第六のヘッド部が形成されたものであり、
前記第五のヘッド部と前記第六のヘッド部は、前記第一の領域よりも搬送方向上流側において、第三の領域を挟んで対向している、
ことを特徴とする着磁器。
【請求項4】
請求項1または2に記載の着磁器であって、
前記第一の領域は、前記第二の領域よりも広い領域である、
ことを特徴とする着磁器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、異物検出装置に用いる着磁器に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、磁気を用いて金属異物を検出する装置において、被検査物を磁化する着磁器が提案されている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-108554号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような装置においては、被検査物内の金属異物を確実に磁化することが求められる。
【0005】
本発明は、上記した問題に鑑みてなされたものであり、被検査物内の金属異物を確実に磁化する着磁器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明の着磁器は、
異物検出の対象となるワークの搬送路に配置される着磁器であって、
前記着磁器は、ヨークと磁石で構成され、前記搬送路を挟んで対向する第一の着磁部材と第二の着磁部材とを有するものであり、
前記第一の着磁部材は、前記搬送路に対して突出する第一のヘッド部および第二のヘッド部が形成されたものであり、
前記第二の着磁部材は、前記搬送路に対して突出する第三のヘッド部および第四のヘッド部が形成されたものであり、
前記第一のヘッド部には磁石が設けられており、
前記第三のヘッド部には磁石が設けられており、
前記第一のヘッド部と前記第三のヘッド部は、第一の着磁領域を挟んで異なる極が対向しており、
前記第二のヘッド部と前記第四のヘッド部は、前記第一の着磁領域よりも搬送方向下流側において、前記搬送路を跨ぐ第二の着磁領域を挟んで対向しており、
前記着磁器は、前記第一のヘッド部から、前記第三のヘッド部、前記第四のヘッド部、前記第二のヘッド部、前記第一のヘッド部、の順に磁束が巡回するように構成されている、
ことを特徴とする。
【0007】
この着磁器によれば、被検査物内の金属異物を確実に磁化することができる。
【0008】
また、上記記載の着磁器であって、
前記第二のヘッド部には前記第一のヘッド部に設けられた磁石よりも小さい磁石が設けられており、
前記第四のヘッド部には前記第三のヘッド部に設けられた磁石よりも小さい磁石が設けられているものであってもよい。
【0009】
また、上記記載の着磁器であって、
前記第一の着磁部材は、前記第一のヘッド部に対し、前記第二のヘッド部とは反対側に間隔を空けて第五のヘッド部が形成されたものであり、
前記第二の着磁部材は、前記第三のヘッド部に対し、前記第四のヘッド部とは反対側に間隔を空けて第六のヘッド部が形成されたものであり、
前記第五のヘッド部と前記第六のヘッド部は、前記第一の着磁領域よりも搬送方向上流側において、第三の着磁領域を挟んで対向しているものであってもよい。
【0010】
また、上記記載の着磁器であって、
前記第一の着磁領域は、前記第二の着磁領域よりも広い領域であってもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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