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公開番号2025034707
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023141251
出願日2023-08-31
発明の名称アンテナ装置
出願人富士通株式会社
代理人個人,個人
主分類H01Q 13/08 20060101AFI20250306BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】利得を増大させたアンテナ装置を提供する。
【解決手段】アンテナ装置100は、第1表面111を有する第1誘電体基板110と、第1誘電体基板110に対向する第2誘電体基板120と、第1表面111に設けられる複数の第1放射素子131と、第1放射素子131に給電する給電部135Hと、第2誘電体基板120の第2表面121に設けられ、複数の第1放射素子131に結合する複数の第2放射素子140と、平面視において第2誘電体基板120の複数の第2放射素子140の周囲に形成された貫通孔とを含み、複数の第1放射素子131は、パッチアンテナ用の複数のアンテナ素子である。
【選択図】図1B
特許請求の範囲【請求項1】
第1表面を有する第1誘電体基板と、
前記第1誘電体基板に対向する第2誘電体基板と、
前記第1表面に設けられる複数の第1放射素子と、
前記第1放射素子に給電する給電部と、
前記第2誘電体基板の第2表面に設けられ、前記複数の第1放射素子に結合する複数の第2放射素子と、
平面視において前記第2誘電体基板の前記複数の第2放射素子の周囲に形成された貫通孔と
を含み、
前記複数の第1放射素子は、パッチアンテナ用の複数のアンテナ素子である、アンテナ装置。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
前記給電部は、前記第1放射素子から離間して給電するスロット給電部、前記第1放射素子から離間して給電する給電線路、前記第1放射素子から離間して給電するL型プローブ、又は、前記第1放射素子に接続されて給電するプローブ給電である、請求項1に記載のアンテナ装置。
【請求項3】
前記複数の第2放射素子は、平面視において、前記複数のアンテナ素子と重なる位置にそれぞれ配置されている、請求項1に記載のアンテナ装置。
【請求項4】
前記複数の第2放射素子の平面視における形状は、前記複数のアンテナ素子の平面視における形状と等しい、請求項3に記載のアンテナ装置。
【請求項5】
前記第2誘電体基板は、
複数の前記貫通孔を有するとともに、
平面視で前記複数の貫通孔の間に延在し、前記複数の第2放射素子を保持する複数の梁部を有する、請求項1に記載のアンテナ装置。
【請求項6】
前記梁部は、前記梁部の他の部分よりも拡幅された複数の保持部を有し、
前記複数の第2放射素子は、前記複数の保持部にそれぞれ保持される、請求項5に記載のアンテナ装置。
【請求項7】
前記複数の第2放射素子は、平面視で第1軸方向及び第2軸方向に沿って配列されており、
前記複数の梁部は、平面視で前記第1軸方向又は前記第2軸方向に沿って延在している、請求項5に記載のアンテナ装置。
【請求項8】
前記第1軸方向又は前記第2軸方向は、平面視で前記複数の第2放射素子の電界の励振方向と垂直な方向である、請求項7に記載のアンテナ装置。
【請求項9】
前記複数の梁部は、平面視で前記複数の第2放射素子の前記第1軸方向又は前記第2軸方向における中心同士を結ぶ直線上に延在している、請求項8に記載のアンテナ装置。
【請求項10】
前記複数の第2放射素子は、平面視で第1軸方向及び第2軸方向に沿って配列されており、
前記複数の梁部は、平面視で前記第1軸方向及び前記第2軸方向に対して角度を有する方向に沿って延在している、請求項5に記載のアンテナ装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、アンテナ装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、地導体と、当該地導体と離間して配設された無給電導体と、前記地導体と前記無給電導体との間に配設され、前記地導体との間に所定の電圧が印加される給電導体と、前記無給電導体の周縁と前記給電導体の周縁とを結んで仕切られる導体間空間部の周囲に配設され、誘電性材料からなる壁状部材とを備えたマイクロストリップアンテナがある。地導体と給電導体は、第1誘電体基板に設けられ、無給電導体は、第2誘電体基板に設けられており、給電導体及び無給電導体は、平面視で複数設けられており、アレイ状に配置されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-138525号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のマイクロストリップアンテナ(アンテナ装置)では、上下に重なり合う1つずつの給電導体及び無給電導体が1つのアンテナを形成しており、複数のアンテナがアレイ状に配列された構成になっている。
【0005】
ところで、従来のマイクロストリップアンテナ(アンテナ装置)は、第2誘電体基板が孔部を有さない平板状の誘電体基板であるため、複数のアンテナ同士の相互結合が大きく、アンテナ装置の利得が低下する。
【0006】
そこで、利得を増大させたアンテナ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の実施形態のアンテナ装置は、第1表面を有する第1誘電体基板と、前記第1誘電体基板に対向する第2誘電体基板と、前記第1表面に設けられる複数の第1放射素子と、前記第1放射素子に給電する給電部と、前記第2誘電体基板の第2表面に設けられ、前記複数の第1放射素子に結合する複数の第2放射素子と、平面視において前記第2誘電体基板の前記複数の第2放射素子の周囲に形成された貫通孔とを含み、前記複数の第1放射素子は、パッチアンテナ用の複数のアンテナ素子である。
【発明の効果】
【0008】
利得を増大させたアンテナ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態のアンテナ装置100の構成の一例を示す図である。
図1AのA1-A1矢視断面の構成の一例を示す図である。
図1AのA2-A2矢視断面の構成の一例を示す図である。
基板110及びパッチアンテナ130の平面構成の一例を示す図である。
複数の第2アンテナ素子140の構成の一例を示す図である。
基板120の構成の一例を示す図である。
比較用のアンテナ装置のシミュレーション結果を示す図である。
実施形態のアンテナ装置100のシミュレーション結果を示す図である。
実施形態の第1変形例のアンテナ装置100Aの構成の一例を示す図である。
実施形態の第2変形例のアンテナ装置の一部分の構成の一例を示す図である。
実施形態の第2変形例のアンテナ装置の一部分の構成の一例を示す図である。
実施形態の第2変形例のアンテナ装置の一部分の構成の一例を示す図である。
実施形態の第3変形例のアンテナ装置100Cの断面構成の一例を示す図である。
実施形態の第3変形例のアンテナ装置100Cの断面構成の一例を示す図である。
実施形態の第4変形例のアンテナ装置100Dの構成の一例を示す図である。
実施形態の第5変形例のアンテナ装置100Eの構成の一例を示す図である。
実施形態の第6変形例のアンテナ装置100Fの構成の一例を示す図である。
実施形態の第7変形例のアンテナ装置100Gの構成の一例を示す図である。
実施形態の第8変形例のアンテナ装置100Hの構成の一例を示す図である。
実施形態の第9変形例のアンテナ装置100Iの構成の一例を示す図である。
実施形態の第10変形例のアンテナ装置100Jの構成の一例を示す図である。
実施形態の第11変形例のアンテナ装置に含まれるアンテナの構成の一例を示す図である。
実施形態の第11変形例のアンテナ装置に含まれるアンテナの構成の一例を示す図である。
実施形態の第12変形例のアンテナ装置に含まれるアンテナの構成の一例を示す図である。
実施形態の第12変形例のアンテナ装置に含まれるアンテナの構成の一例を示す図である。
実施形態の第12変形例のアンテナ装置に含まれるアンテナの構成の一例を示す図である。
実施形態の第13変形例のアンテナ装置に含まれるアンテナの構成の一例を示す図である。
実施形態の第13変形例のアンテナ装置に含まれるアンテナの構成の一例を示す図である。
実施形態の第14変形例のアンテナ装置に含まれるアンテナの構成の一例を示す図である。
実施形態の第14変形例のアンテナ装置に含まれるアンテナの構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示のアンテナ装置を適用した実施形態について説明する。以下では、同一の要素に同一の符号を付して、重複する説明を省略する場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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