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公開番号
2025033347
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023139013
出願日
2023-08-29
発明の名称
電極積層装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
H01M
10/04 20060101AFI20250306BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】シート状電極を好適に積層する電極積層装置を提供する。
【解決手段】電極積層装置1において、ステータ11は、水平に設置される主面F1と、主面F1の下方に複数のコイル14を有する。積層用可動部12は、主面F1の上方を磁気浮上して移動可能な第1可動子121、電極保持部123および駆動機構124を有する。電極保持部123は、第1可動子121の上部に設置された基台122と、基台122の上面に供給されるシート状の電極M1を上方から押さえる。駆動機構124は、外力を受けることにより電極保持部123を駆動する。操作用可動部13は、主面F1の上方を移動可能な第2可動子131と、駆動機構124を操作する操作部132と、を有する。制御部40は、コイル14に流す電流を設定することにより積層用可動部12および操作用可動部13のそれぞれの動作を制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
水平に設置される主面と、前記主面の下方に複数のコイルを有するステータと、
前記主面の上方を磁気浮上して移動可能な第1可動子と、前記第1可動子の上部に設置された基台と、前記基台の上面に供給されるシート状の電極を上方から押さえる電極保持部と、外力を受けることにより前記電極保持部を駆動する駆動機構と、を有する積層用可動部と、
前記主面の上方を移動可能な第2可動子と、前記第2可動子に固定されており前記駆動機構に接触することにより前記駆動機構を操作する操作部と、を有する操作用可動部と、
前記コイルに流す電流を設定することにより前記積層用可動部および前記操作用可動部のそれぞれの動作を制御する制御部と、
を備える
電極積層装置。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記操作用可動部の前記操作部は前記駆動機構に接触するカムを有し、
前記積層用可動部の前記駆動機構は、前記カムに接触して従動する従動子を有し、
前記電極保持部は、前記従動子の動きに応じて前記電極を上方から押さえる保持状態と、新たな前記電極を上方から受け入れ可能な開状態と、に切り替わる構造を有する、
請求項1に記載の電極積層装置。
【請求項3】
少なくとも前記ステータの上方に設定された搬送経路に沿って前記電極を保持して搬送するとともに、前記搬送経路に沿って移動する前記積層用可動部に前記電極を供給する搬送装置をさらに備える、
請求項1または2に記載の電極積層装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記搬送経路に沿って前記電極を搬送する前記搬送装置に対応して前記積層用可動部を移動させるとともに、前記搬送装置が前記電極を落下させるときに、前記電極保持部が開状態となるように前記操作用可動部の位置を制御する、
請求項3に記載の電極積層装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記ステータの上方から前記電極の姿勢を撮影した画像データに基づいて、前記電極の鉛直軸回りの傾きに応じて前記積層用可動部の傾きを設定するとともに、前記積層用可動部の位置と傾きに応じて前記操作用可動部の前記搬送経路に垂直な方向の変位を制御する、
請求項4に記載の電極積層装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は電極積層装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
シート状電極を整列して積層するための装置が存在する。
【0003】
例えば特許文献1に記載の電極積層装置は、平板状のステータの表面上で磁気浮上して移動可能な複数の可動子を有する平面モータ装置の上方に配置された搬送装置が新たなシート状電極を可動子の積層電極保持具上に積層する。この際、可動子がシート状電極の移動に同期して動く。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-174961号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述の装置において、搬送装置が保持するシート状電極の向きが鉛直軸周りに傾く場合がある。しかしこの場合に、積層電極保持具が有するクランプを好適に作動させる点において、上述の装置は課題を有していた。
【0006】
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであって、シート状電極を好適に積層する電極積層装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示にかかる電極積層装置は、ステータ、積層用可動部、操作用可動部および制御部を有する。
ステータは、水平に設置される主面と、主面の下方に複数のコイルを有する。
積層用可動部は、第1可動子、電極保持部および駆動機構を有する。
第1可動子は、主面の上方を磁気浮上して移動可能である。
電極保持部は、第1可動子の上部に設置された基台と、基台の上面に供給されるシート状の電極を上方から押さえる。
駆動機構は、外力を受けることにより電極保持部を駆動する。
操作用可動部は、主面の上方を移動可能な第2可動子と、第2可動子に固定されており駆動機構に接触することにより駆動機構を操作する操作部と、を有する。
制御部は、コイルに流す電流を設定することにより積層用可動部および操作用可動部のそれぞれの動作を制御する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、シート状電極を好適に積層する電極積層装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態にかかる電極積層装置1の全体斜視図である。
積層用可動部と操作用可動部の斜視図である。
積層用可動部と操作用可動部の動作を示す第1の側面図である。
積層用可動部と操作用可動部の動作を示す第2の側面図である。
積層用可動部と操作用可動部の動作を示す第1の上面図である。
積層用可動部と操作用可動部の動作を示す第2の上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、特許請求の範囲にかかる発明を以下の実施形態に限定するものではない。また、実施形態で説明する構成の全てが課題を解決するための手段として必須であるとは限らない。説明の明確化のため、以下の記載および図面は、適宜、省略、および簡略化がなされている。なお、各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
(【0011】以降は省略されています)
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