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公開番号
2025062490
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-14
出願番号
2023171609
出願日
2023-10-02
発明の名称
蓄電装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
H01M
10/04 20060101AFI20250407BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】仮に外殻部の内圧が上昇しても、特定部分以外に損傷が生じるのを抑制する。
【解決手段】蓄電装置10では、複数の樹脂枠30が積層されて外殻部18が形成され、外殻部18内に複数の蓄電セル12が積層されて収容されている。また、蓄電装置10では、側壁34Aを形成している樹脂枠30の壁部32Aのみに凹状部36を設けている。このため、蓄電装置10では、仮に外殻部18の内圧が上昇した場合、樹脂枠30の内壁部38Aが破損することで、内圧の上昇を抑制でき、さらに、内圧が上昇した場合、樹脂枠30の外壁部38Bが破損する。これにより、蓄電装置10では、外殻部18の内圧が上昇したとしても、側壁34A以外の側壁が損傷してしまうのが抑制される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
複数が一方向に沿って積層される際、電解質層の一方の面と他方の面に互いに極性の異なる電極層が設けられ、前記電極層の各々の前記電解質層とは反対側の面に集電体が配置される積層体と、
前記電極層ごとに設けられて矩形枠状の内部に該電極層が収容され、前記一方向に積層されて外殻部を形成する枠体と、
前記枠体の一辺に形成され、前記枠体の内側からの圧力に対して前記一辺の内壁の耐圧を他の三辺の内壁の耐圧よりも低くするための圧力調整部と、
を含む蓄電装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
蓄電装置としては、集電体の一方の面に正極層として正極活物質層が形成され、他方の面に負極層として負極活物質層が形成された双極型電極(バイポーラ電極)を備える双極型(バイポーラ型)の蓄電装置が知られている。
【0003】
特許文献1の蓄電装置では、ゴム系樹脂からなるスペーサを用いて隣接するバイポーラ電極の集電体同士の間隔を保持して、複数の集電体がケースに保持させている。また、特許文献2では、バイポーラ電極とセパレータとを交互に積層した電極積層体と電極積層体を収容する金型との間に、電極積層体の厚さが規格の電極積層体の厚さとなるようにスペーサを配置している。
【0004】
このような蓄電装置などの二次電池では、ケース内においてガスが発生してしまうことがある。蓄電装置では、仮にガスが発生し、発生したガスがケース内に蓄積されると圧力上昇が生じ、電極としての集電体の間隔が変化したり変形が生じてしまったりする。
【0005】
また、ケース内において発生したガスにより上昇したケース内の内圧がケースの耐圧を超えてしまうと、ケースが破損してしまうことになる。ケースにおける破損部位は、製造時における耐圧のバラつきなどが影響することが多く、破損が生じる部位を特定することが困難となっている。このため、ケースの破損が及ぼす影響の予測が困難となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2018-049794号公報
特開2020-119669号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本開示は、仮に外殻部の内圧が上昇してしまったときに、特定部分のみに破損が生じるようにした蓄電装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するための一態様の蓄電装置は、複数が一方向に沿って積層される際、電解質層の一方の面と他方の面に互いに極性の異なる電極層が設けられ、前記電極層の各々の前記電解質層とは反対側の面に集電体が配置される積層体と、前記電極層ごとに設けられて矩形枠状の内部に該電極層が収容され、前記一方向に積層されて外殻部を形成する枠体と、前記枠体の一辺に形成され、前記枠体の内側からの圧力に対して前記一辺の内壁の耐圧を他の三辺の内壁の耐圧よりも低くするための圧力調整部と、を含む。
【0009】
本態様の蓄電装置では、複数の積層体が一方向に沿って積層されている。積層体の各々には、電解質層の一方の面と他方の面に互いに極性の異なる電極層が設けられ、電極層の各々の電解質層とは反対側の面に集電体が配置される。
【0010】
また、外殻部は、各々が矩形枠状とされた複数の枠体が積層されて形成されている。枠体の各々は、積層方向に沿う一側に電解質層が配置され、他側に集電体が配置されて、電解質と集電体との間の電極層が収容される。
(【0011】以降は省略されています)
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