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公開番号
2025057540
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023167247
出願日
2023-09-28
発明の名称
二次電池セル
出願人
トヨタバッテリー株式会社
代理人
個人
主分類
H01M
50/531 20210101AFI20250402BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】従来の二次電池では、一定の出力電圧を得るための二次電池の個数が多くなる問題がある。
【解決手段】本発明の二次電池セルは、第1の電極体EC1及び第2の電極体EC2と、第1の外部端子を有し、第1の電極体EC1の負極タブが接続される第1の集電部品と、第2の外部端子32を有し、第2の電極体EC2の正極タブが接続される第2の集電部品と、第1の電極体EC1の正極タブと第2の電極体EC2の負極タブが接続される第3の集電部品と、第1の電極体EC1を収納する第1の電極体収納部と、第2の電極体EC2を収納する第2の電極体収納部と、を有し、第1の集電部品、第2の集電部品及び第3の集電部品が内蔵されるように絶縁性の樹脂により成形されるセルケース10と、第1の電極体収納部と第2の電極体収納部とを覆うようにセルケース10を密封状態とするセル蓋と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の電極体及び第2の電極体と、
第1の外部端子を有し、前記第1の電極体の負極タブが接続される第1の集電部品と、
第2の外部端子を有し、前記第2の電極体の正極タブが接続される第2の集電部品と、
前記第1の電極体の正極タブと前記第2の電極体の負極タブが接続される第3の集電部品と、
前記第1の電極体を収納する第1の電極体収納部と、前記第2の電極体を収納する第2の電極体収納部と、を有し、前記第1の集電部品、前記第2の集電部品及び前記第3の集電部品が内蔵されるように絶縁性の樹脂により成形されるセルケースと、
前記第1の電極体収納部と前記第2の電極体収納部とを覆うように前記セルケースを密封状態とするセル蓋と、
を有する二次電池セル。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
前記セルケースは、前記第1の集電部品のうち前記第1の外部端子及び前記第1の電極体の前記負極タブが接続される第1の負極集電端子、前記第2の集電部品のうち前記第2の外部端子及び前記第2の電極体の前記正極タブが接続される第2の正極集電端子、前記第3の集電部品のうち前記第1の電極体の前記正極タブが接続される第1の正極集電端子及び前記第2の電極体の前記負極タブが接続される第2の負極集電端子が露出し、かつ、前記第1の集電部品、前記第2の集電部品及び前記第3の集電部品が内蔵されるようにインサート成形により形成される請求項1に記載の二次電池セル。
【請求項3】
前記第3の集電部品は、筒状の中空構造を有し、前記中空構造となっている部分に熱伝導材が注入される請求項1に記載の二次電池セル。
【請求項4】
前記第1の電極体収納部と前記第2の電極体収納部は、前記セルケースの長辺方向に並ぶように配置される請求項1に記載の二次電池セル。
【請求項5】
前記第1の電極体及び前記第2の電極体は捲回体である請求項1に記載の二次電池セル。
【請求項6】
前記セルケースと前記セル蓋は、溶着により接合される請求項1に記載の二次電池セル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、電極体がセルケースに収納される二次電池セルに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、一定の出力電圧を出力する電池セルを直列に組み合わせた組電池が多く利用されている。このような組電池では、目的とする出力電圧に応じて組電池を構成する電池セルの個数を設定する。そこで、組み合わせ可能な電池セルの構造に関する技術が特許文献1に開示されている。
【0003】
特許文献1に記載の電池セルは、電力貯蔵システムを組み立てるための電気モジュールに組み込まれ、第1の面と第2の面とを有する電力を貯蔵する電池セルに関する。電池セルは、第1の面及び第2の面のうちの一方の上に少なくとも1つの雄型要素と、第1の面及び第2の面のうちの他方の上に少なくとも1つの雌型要素とを備える。要素は、電池セルが同一タイプの別の電池セルに取り付けられるように互いに嵌め込まれるように形成される。電池セルが同一タイプの別のセルに電気的に接続されるように、少なくとも1つの雄型要素は、正極性を有する少なくとも1つの電気接続インタフェースを有すると共に、少なくとも1つの雌型要素は、負極性を有する少なくとも1つの電気接続インタフェースを有し、又はその逆でもよい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2017-506801号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、一定の出力電圧を出力する組電池の体積を削減しようとした場合、組み合わせる電池セルの個数を減らす必要があるが、特許文献1に記載の技術では、一定の出力電圧を得るために必要な電池セルの個数を削減することができず組電池の体積を削減することが難しい問題がある。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、一定の出力電圧を得るために必要な電池セルの個数を削減することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明にかかる二次電池セルの一態様は、第1の電極体及び第2の電極体と、第1の外部端子を有し、前記第1の電極体の負極タブが接続される第1の集電部品と、第2の外部端子を有し、前記第2の電極体の正極タブが接続される第2の集電部品と、前記第1の電極体の正極タブと前記第2の電極体の負極タブが接続される第3の集電部品と、前記第1の電極体を収納する第1の電極体収納部と、前記第2の電極体を収納する第2の電極体収納部と、を有し、前記第1の集電部品、前記第2の集電部品及び前記第3の集電部品が内蔵されるように絶縁性の樹脂により成形されるセルケースと、前記第1の電極体収納部と前記第2の電極体収納部とを覆うように前記セルケースを密封状態とするセル蓋と、を有する。
【発明の効果】
【0008】
本発明の二次電池セルによれば、一定の出力電圧を出力する組電池を構成するために必要な電池セルの個数を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1にかかる二次電池セルの構造の概略を説明する図である。
実施の形態1にかかる二次電池セルに組み込まれる集電部品の形状を説明する図である。
実施の形態1にかかる二次電池セルのセルケースの形状を説明する図である。
実施の形態1にかかる二次電池セルのセル蓋の構造及び密封方法を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。なお、各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。また、以下の説明では、電池セルの長辺が延在する方向を幅方向X、電池セルの短辺が延在する方向を厚み方向Y、幅方向X及び積層方向Yと直交し、電池セルの高さとなる方向を高さ方向Zと規定する。また、以下の説明では、積層方向Yに対して左右方向と称し、高さ方向Zに対して上下方向と称する場合もある。
(【0011】以降は省略されています)
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