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公開番号
2025063537
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-16
出願番号
2023172823
出願日
2023-10-04
発明の名称
蓄電装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
H01M
50/289 20210101AFI20250409BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】蓄電モジュールを監視する電子機器に負荷される応力を軽減可能な蓄電装置を提供する。
【解決手段】
蓄電装置は、第1蓄電モジュールおよび第2蓄電モジュールと、第1蓄電モジュールおよび第2モジュールを収容するケースと、クロスメンバ20と、クロスメンバ20の上面20aに固定されたマウント部材30と、電子機器41とを備え、上下方向においてマウント部材30の高さは、電子機器41の高さよりも高く、電子機器41は、第2方向にマウント部材30と隣り合うように配置されており、第2方向においてマウント部材30側に位置する第1端部411と、第2方向においてマウント部材30が位置する側とは反対側に位置する第2端部412とを含み、第1端部411はマウント部材30に固定されており、第2端部412はクロスメンバ20に固定されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
上下方向と直交する第1方向に並んで配置された第1蓄電モジュールおよび第2蓄電モジュールと、
前記第1蓄電モジュールおよび前記第2蓄電モジュールを収容するケースと、
前記ケース内において前記第1蓄電モジュールと前記第2蓄電モジュールとの間に配置され、前記上下方向および前記第1方向に直交する第2方向に延在するクロスメンバと、
前記クロスメンバの上面に固定されたマウント部材と、
前記第1蓄電モジュールまたは前記第2蓄電モジュールを監視する電子機器と、を備え、
前記上下方向において前記マウント部材の高さは、前記電子機器の高さよりも高く、
前記電子機器は、前記第2方向に前記マウント部材と隣り合うように配置されており、前記第2方向において前記マウント部材側に位置する第1端部と、前記第2方向において前記マウント部材が位置する側とは反対側に位置する第2端部とを含み、
前記第1端部は、前記マウント部材に固定されており、
前記第2端部は、前記クロスメンバに固定されている、蓄電装置。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
前記マウント部材は、前記第2方向において前記電子機器の前記第1端部側に位置し、前記電子機器よりも前記上下方向の高さが高い柱部と、前記第2方向において前記柱部よりも前記第1端部側に位置するように前記柱部に隣接して設けられ、前記第1端部が固定される外側端部と、を含み、
前記上下方向において、前記外側端部の高さは、前記柱部の高さよりも低く、
前記外側端部と前記柱部との境界部には脆弱部が設けられている、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記マウント部材は、前記柱部の下面を構成する第1下面部と、前記外側端部の下面を構成する第2下面部とを有し、
前記第1下面部には、前記クロスメンバに挿入される挿入部が設けられており、
前記外側端部には、前記第1端部側かつ下部側に前記クロスメンバに設けられた締結部材に固定される被固定部が設けられており、
前記第1下面部は、前記クロスメンバの前記上面に当接しており、
前記第2下面部は、前記クロスメンバの前記上面から上方に離れるように設けられている、請求項2に記載の蓄電装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の蓄電装置として、特許第6003838号公報(特許文献1)には、並設された複数の単セルと、当該複数の単セルを一体化する拘束具とを有する電池モジュールにおいて、複数の単セルの状態を監視する電池監視ECUおよび該電池監視ECUにより制御されるスイッチング素子を備えたスイッチング素子ユニットの少なくとも一方を拘束具に熱的に接合した構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6003838号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示された構成においては、単セルが発熱して電池モジュールが熱膨張した場合には、拘束具に応力が作用する。この場合には、当該拘束具に接合された電池監視ECUの基板、あるいはスイッチング素子の基板に応力が負荷される。同様に、電池モジュールが収縮した場合にも、拘束具に接合された電池監視ECUの基板、あるいはスイッチング素子の基板に応力が負荷される。このため、電池監視ECUあるいはスイッチング素子が正常に作動しなくなることが懸念される。
【0005】
本開示は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本開示の目的は、蓄電モジュールを監視する電子機器に負荷される応力を軽減可能な蓄電装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に基づく蓄電装置は、上下方向と直交する第1方向に並んで配置された第1蓄電モジュールおよび第2蓄電モジュールと、上記第1蓄電モジュールおよび上記第2蓄電モジュールを収容するケースと、上記ケース内において上記第1蓄電モジュールと上記第2蓄電モジュールとの間に配置され、上記上下方向および上記第1方向に直交する第2方向に延在するクロスメンバと、上記クロスメンバの上面に固定されたマウント部材と、上記第1蓄電モジュールまたは上記第2蓄電モジュールを監視する電子機器と、を備える。上記上下方向において上記マウント部材の高さは、上記電子機器の高さよりも高い。上記電子機器は、上記第2方向に上記マウント部材と隣り合うように配置されており、上記第2方向において上記マウント部材側に位置する第1端部と、上記第2方向において上記マウント部材が位置する側とは反対側に位置する第2端部とを含んでいる。上記第1端部は、上記マウント部材に固定されている。上記第2端部は、上記クロスメンバに固定されている。
【0007】
上記構成によれば、第1蓄電モジュールおよび第2蓄電モジュールの間に配置されたクロスメンバ上に電子機器を配置するため、第1蓄電モジュールおよび第2蓄電モジュールの膨張または収縮による応力が電子機器に伝達されることを抑制できる。
【0008】
また、ケースの上方側から応力が入力された場合には、電子機器よりも高さの高いマウント部材、およびクロスメンバを介してケースの底壁部に伝達することができる。一方、ケースの下方側から応力が入力された場合には、クロスメンバおよびマウント部材を介してケースの上壁部に伝達することができる。このため、上下方向にケースに応力が入力された場合においても、電子機器に応力が伝達されることを抑制できる。
【0009】
さらに、電子機器の第1端部がマウント部材に固定され、電子機器の第2端部が、クロスメンバに固定されていることにより、車両走行時の振動入力に対して、電子機器への入力加速度を抑制することができる。
【0010】
上記本開示に基づく蓄電装置にあっては、上記マウント部材は、上記第2方向において上記電子機器の上記第1端部側に位置し、上記電子機器よりも上記上下方向の高さが高い柱部と、上記第2方向において上記柱部よりも上記第1端部側に位置するように上記柱部に隣接して設けられ、上記第1端部が固定される外側端部と、を含んでいてもよい。上記上下方向において、上記外側端部の高さは、上記柱部の高さよりも低くてもよい。上記外側端部と上記柱部との境界部には脆弱部が設けられていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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