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公開番号2025063541
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-16
出願番号2023172836
出願日2023-10-04
発明の名称蓄電セル
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類H01M 50/591 20210101AFI20250409BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電池ケースと電極の端子との間の絶縁性を向上させる。
【解決手段】蓄電セル100は、ケース2は、捲回電極体1の外周側に配置され、捲回電極体1の軸方向に沿って筒状に延びる周壁部2cと、周壁部2cの軸方向における一方端に設けられ、一方端を閉塞する天板部2aとを含む。天板部2aは、ケース2の内部と外部とを連通する貫通孔2bから視てケース2の外部側に位置する正極端子3と、軸方向においてケース2と正極端子3との間に位置してこれらを互いに絶縁する外部ガスケット5と、貫通孔2bに挿通され、正極端子3と捲回電極体1の正極とを互いに接続するリベット部3bとを含む。捲回電極体1の径方向において貫通孔2bと対向する、リベット部3bの表面と、リベット部3bと対向する、貫通孔の内壁とのうちのいずれか一方が絶縁材料40によって被覆されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
正極および負極を含む捲回電極体と、
前記捲回電極体を収容するケースとを備え、
前記ケースは、
前記捲回電極体の外周側に配置され、前記捲回電極体の軸方向に沿って筒状に延びる周壁部と、
前記周壁部の軸方向における一方端に設けられ、前記一方端を閉塞する蓋部とを含み、
前記蓋部には、前記ケースの内部と外部とを連通する貫通孔が設けられ、
前記蓋部は、
前記貫通孔から視て前記ケースの外部側に位置する正極端子と、
前記軸方向において前記ケースと前記正極端子との間に位置してこれらを互いに絶縁する絶縁部と、
前記貫通孔に挿通され、前記正極端子と前記正極とを互いに接続する連結部材とを含み、
前記捲回電極体の径方向において前記貫通孔と対向する、前記連結部材の周方向の表面と、前記連結部材と対向する、前記貫通孔の内壁とのうちのいずれか一方が絶縁材料によって被覆されている、蓄電セル。
続きを表示(約 220 文字)【請求項2】
前記絶縁材料は、前記貫通孔の内壁と前記連結部材の表面とのうちのいずれか他方に当接するように設けられる、請求項1に記載の蓄電セル。
【請求項3】
前記絶縁材料は、予め定められた厚さを有するように前記連結部材の周方向の表面に被覆されている、請求項1に記載の蓄電セル。
【請求項4】
前記絶縁材料は、予め定められた厚さを有するように前記貫通孔の内壁に被覆されている、請求項1に記載の蓄電セル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電セルに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
たとえば、特開平11-121041号公報(特許文献1)には、電池ケースに電極の端子が設けられる蓄電セルの構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-121041号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の蓄電セルにおいては、電極の端子と電池ケースとが接触しないように絶縁体等が設けられる構成を有しているが、蓄電セルとしての性能の低下を抑制するためにこのような絶縁性をさらに向上させることが求められる。
【0005】
本開示は、上述した課題を解決するためになされたものであって、その目的は、電池ケースと電極の端子との間の絶縁性を向上させる蓄電セルを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のある局面に係る蓄電セルは、正極および負極を含む捲回電極体と、捲回電極体を収容するケースとを備える。ケースは、捲回電極体の外周側に配置され、捲回電極体の軸方向に沿って筒状に延びる周壁部と、周壁部の軸方向における一方端に設けられ、一方端を閉塞する蓋部とを含む。蓋部には、ケースの内部と外部とを連通する貫通孔が設けられる。蓋部は、貫通孔から視てケースの外部側に位置する正極端子と、軸方向においてケースと正極端子との間に位置してこれらを互いに絶縁する絶縁部と、貫通孔に挿通され、正極端子と正極とを互いに接続する連結部材とを含む。捲回電極体の径方向において貫通孔と対向する、連結部材の周方向の表面と、連結部材と対向する、貫通孔の内壁とのうちのいずれか一方が絶縁材料によって被覆されている。
【0007】
このようにすると、連結部材の表面と貫通孔の内壁との間には、絶縁材料が介在するため、周壁部に設けられる蓋部を含むケースと連結部材を介して捲回電極体に接続される正極端子との間の絶縁性を向上させることができる。
【0008】
本実施の形態においては、絶縁材料は、貫通孔の内壁と連結部材の表面とのうちのいずれか他方に当接するように設けられる。
【0009】
このようにすると、連結部材の表面と貫通孔の内壁とのいずれかが絶縁材料によって被覆されているのでケースと正極端子との間の絶縁性を向上させることができる。
【0010】
さらに本実施の形態においては、絶縁材料は、予め定められた厚さを有するように連結部材の周方向の表面に被覆されている。
(【0011】以降は省略されています)

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