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公開番号
2025065792
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-22
出願番号
2023175236
出願日
2023-10-10
発明の名称
制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
H02J
7/02 20160101AFI20250415BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】複数の電動車両の各々が自身の拠点まで移動することが可能な充電量を少なくとも確保しながら、電動車両の蓄電量をさらに増加させることが可能な制御装置を提供する。
【解決手段】サーバ100(制御装置)は、EVSE220(充電器)から複数の電動車両10の各々の拠点20に移動するのに要する必要電力量に関する情報を取得する通信装置130(取得部)を備える。サーバ100は、EVSE220による複数の電動車両10の各々の充電を制御するプロセッサ110を備える。プロセッサ110は、複数の電動車両10の各々の蓄電量が上記必要電力量に達するように充電制御(第1充電制御)を実行した後、複数の電動車両10の各々を充電する充電制御(第2充電制御)を実行する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
充電器による複数の電動車両の充電を制御する制御装置であって、
前記充電器から前記複数の電動車両の各々の拠点に移動するのに要する必要電力量に関する情報を取得する取得部と、
前記充電器による前記複数の電動車両の各々の充電を制御するプロセッサと、を備え、
前記プロセッサは、
前記複数の電動車両の各々の蓄電量が前記必要電力量に基づく第1目標値に達するように第1充電制御を実行するとともに、
前記第1充電制御の後、前記複数の電動車両の少なくとも1つを充電する第2充電制御を実行する、制御装置。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記複数の電動車両が、前記第2充電制御において充電される複数の充電車両を含む場合に、
前記プロセッサは、前記第2充電制御において前記充電器から前記複数の充電車両の各々に割り当てられる充電電力を均等にする制御を行う、請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記充電器は、前記複数の電動車両の各々に設けられる充電口に接続される充電コネクタを含み、
前記複数の電動車両が、前記第2充電制御において充電される複数の充電車両を含む場合に、
前記プロセッサは、前記第2充電制御において、前記複数の充電車両のうち前記充電コネクタが接続されたタイミングが早い充電車両を優先的に充電する、請求項1に記載の制御装置。
【請求項4】
前記複数の電動車両の各々は、前記第2充電制御により前記蓄電量が前記第1目標値よりも大きい第2目標値に達するまで充電されるように設定されており、
前記複数の電動車両が、前記第2充電制御において充電される複数の充電車両を含む場合に、
前記プロセッサは、前記第2充電制御において、前記複数の充電車両のうち、前記第1充電制御後の前記蓄電量と前記第2目標値との間の差分が大きい充電車両を優先的に充電する、請求項1に記載の制御装置。
【請求項5】
前記複数の電動車両が、前記第2充電制御において充電される複数の充電車両を含む場合に、
前記プロセッサは、前記第2充電制御において、前記複数の充電車両のうち前記充電器から出発する出発予定時刻が早い充電車両を優先的に充電する、請求項1に記載の制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、制御装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特開2018-191471号公報(特許文献1)には、複数台の電気自動車のバッテリを充電器により順次充電する充電制御方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-191471号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1には明記されていないが、複数台の電気自動車を順次充電する場合、先に充電される電気自動車の蓄電量が所定値(たとえば満充電)になるまで、後に充電される電気自動車の充電量が制限される恐れがある。この場合、後に充電される電気自動車は、充電が不十分となり、自身の拠点(充電拠点)まで移動することができなくなると考えられる。また、電気自動車の中には、自身の拠点に移動するのに要する電力量よりもさらに充電を希望する電気自動車も存在すると考えられる。
【0005】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、複数の電動車両の各々が自身の拠点まで移動することが可能な充電量を少なくとも確保しながら、電動車両の蓄電量をさらに増加させることが可能な制御装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一の局面に係る制御装置は、充電器による複数の電動車両の充電を制御する制御装置であって、充電器から複数の電動車両の各々の拠点に移動するのに要する必要電力量に関する情報を取得する取得部と、充電器による複数の電動車両の各々の充電を制御するプロセッサと、を備える。プロセッサは、複数の電動車両の各々の蓄電量が上記必要電力量に基づく第1目標値に達するように第1充電制御を実行するとともに、第1充電制御の後、複数の電動車両の少なくとも1つを充電する第2充電制御を実行する。
【0007】
本開示の一の局面に係る制御装置は、上記のように、複数の電動車両の各々の蓄電量が上記必要電力量に基づく第1目標値に達するように第1充電制御を実行するとともに、第1充電制御の後、複数の電動車両の少なくとも1つを充電する第2充電制御を実行する。これにより、第1充電制御により、複数の電動車両の各々の蓄電量が少なくとも第1目標値に達するように充電量を確保しながら、第2充電制御により、少なくとも1つの電動車両の蓄電量を第1目標値よりもさらに高くすることができる。したがって、複数の電動車両の各々が自身の拠点まで移動することが可能な充電量を少なくとも確保しながら、電動車両の蓄電量をさらに増加させることができる。
【0008】
上記一の局面に係る制御装置において、好ましくは、複数の電動車両が、第2充電制御において充電される複数の充電車両を含む場合に、プロセッサは、第2充電制御において充電器から複数の充電車両の各々に割り当てられる充電電力を均等にする制御を行う。このように構成すれば、第2充電制御により複数の充電車両を均等に充電することができる。
【0009】
ここで、充電器が、複数の電動車両の各々に設けられる充電口に接続される充電コネクタを含むとする。上記一の局面に係る制御装置において、好ましくは、複数の電動車両が、第2充電制御において充電される複数の充電車両を含む場合に、プロセッサは、第2充電制御において、複数の充電車両のうち充電コネクタが接続されたタイミングが早い充電車両を優先的に充電する。このように構成すれば、充電コネクタが接続されたタイミングが早い充電車両の蓄電量を、第2充電制御により優先的に増加させることができる。
【0010】
ここで、複数の充電車両の各々が、第2充電制御により蓄電量が第1目標値よりも大きい第2目標値に達するまで充電されるように設定されているとする。上記一の局面に係る制御装置において、好ましくは、複数の電動車両が、第2充電制御において充電される複数の充電車両を含む場合に、プロセッサは、第2充電制御において、複数の充電車両のうち、第1充電制御後の蓄電量と第2目標値との間の差分が大きい充電車両を優先的に充電する。このように構成すれば、複数の充電車両の各々の蓄電量を第2目標値に容易に近づけることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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