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公開番号
2025059597
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023169778
出願日
2023-09-29
発明の名称
モータ制御装置
出願人
株式会社ミツバ
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02K
11/215 20160101AFI20250403BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】検出対象である電極と磁気検出素子の間の離間距離の変動を抑制することができるモータ制御装置を提供する。
【解決手段】モータ制御装置は、ベースブロック20と、支柱部13Aと、基板と、通電用の電極と、磁気検出素子と、を備える。ベースブロック20は、電力制御回路の少なくとも一部が配置される。支柱部13Aは、ベースブロック20に突設される。基板は、支柱部13Aを介してベースブロック20に固定される。通電用の電極は、電力制御回路に接続される。磁気検出素子は、基板の電極に近接した位置に取り付けられ、電極を流れる電流に起因した磁界を検出する。磁気検出素子は、基板の延在方向の端部の支柱部13Aによる支持部の近傍に配置される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電力制御回路の少なくとも一部が配置されるベースブロックと、
前記ベースブロックに突設された支柱部と、
前記支柱部を介して前記ベースブロックに固定された基板と、
前記電力制御回路に接続される通電用の電極と、
前記基板の前記電極に近接した位置に取り付けられ、前記電極を流れる電流に起因した磁界を検出する磁気検出素子と、を備え、
前記磁気検出素子は、前記基板の延在方向の端部の前記支柱部による支持部の近傍に配置されていることを特徴とするモータ制御装置。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記電極は、前記ベースブロックに固定されるバスバーによって構成され、
前記バスバーの一部には、前記磁気検出素子に近接するように屈曲した屈曲部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
【請求項3】
前記電極は複数設けられ、
磁気検出素子は、前記基板の延在方向の一の端縁に沿って横並び一列に複数設けられ、
前記基板の前記一の端縁は、複数の前記支柱部を介して前記ベースブロックに固定されていることを特徴とする請求項1または2に記載のモータ制御装置。
【請求項4】
前記電極は、
バッテリに接続される一対のバッテリ側バスバーと、
モータの三相の電力供給部に接続される三つのモータ側バスバーと、を備え、
前記バッテリ側バスバーは、横並びに並んだ三つの前記モータ側バスバーの並び方向の外側に夫々配置され、
前記磁気検出素子は、一方の前記バッテリ側バスバーに近接した位置と、三つのモータ側バスバーのうちの並び方向外側の各一つのモータ側バスバーに近接した位置と、に配置されていることを特徴とする請求項3に記載のモータ制御装置。
【請求項5】
前記支柱部は、並び方向の外側の一のモータ側バスバーと当該モータ側バスバーに隣接する一方の前記バッテリ側バスバーの間の略中間位置と、並び方向の外側の他の一のモータ側バスバーと当該モータ側バスバーに隣接する他方の前記バッテリ側バスバーの間の略中間位置と、に夫々配置されていることを特徴とする請求項4に記載のモータ制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、モータ制御装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
モータ制御装置として、バッテリから供給される直流電力を交流電力に変換し、変換した交流電力でモータを駆動するものが知られている。この種のモータ制御装置では、バッテリからの入力電流値やモータへの出力電流値を正確に検知し、これらの検出電流値に基づいて各部の制御を行う必要がある。この対策として、電力制御回路に接続される通電用の電極(バスバー)の周域に電流センサを設置したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載の電流センサは、電力制御回路に接続される通電用の電極(バスバー)の周域に、磁性コアとホール素子(磁気検出素子)が配置されている。この電流センサは、バスバーを流れる電流に起因して発生する磁界を磁性コアによって増幅し、磁性コアによって増幅した磁界をホール素子によって検出する仕組みとなっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-37298号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の電流センサは、通電用の電極(バスバー)の周域に、磁性コアとホール素子が配置される構造であるため、磁性コアを設ける分、装置全体が大型化し、製造コストも増大してしまう。
【0006】
この対策として、近年、磁性コアを設けることなく、ホール素子等の磁気検出素子のみによって電極の周域に発生する磁界を検出することを検討している。しかし、この場合、磁気検出素子を電極に充分に近づけたとしても、磁気検出素子と電極の間の離間距離の僅かな変化によって検出電流値が大きく変動してしまう。このため、車両等の大きな振動入力が予測される機器にモータ制御装置を用いる場合には、電極を流れる電流の検出精度が低下することが懸念される。
【0007】
そこで本発明は、検出対象である電極と磁気検出素子の間の離間距離の変動を抑制することができるモータ制御装置を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明に係るモータ制御装置は、以下の構成を採用した。
即ち、本発明の第1態様のモータ制御装置は、電力制御回路の少なくとも一部が配置されるベースブロックと、前記ベースブロックに突設された支柱部と、前記支柱部を介して前記ベースブロックに固定された基板と、前記電力制御回路に接続される通電用の電極と、前記基板の前記電極に近接した位置に取り付けられ、前記電極を流れる電流に起因した磁界を検出する磁気検出素子と、を備え、前記磁気検出素子は、前記基板の延在方向の端部の前記支柱部による支持部の近傍に配置されていることを特徴とする。
【0009】
本構成のモータ制御装置では、基板の延在方向の端部が支柱部を介してベースブロックに支持される。基板は外部からの振動入力があると中央領域の振幅が大きくなり易い。これに対し、基板の延在方向の端部の支柱部による支持部は、支柱部によって振動を抑制され易く、外部からの振動入力があっても大きな振幅で振動しない。このため、基板の延在方向の端部の支柱部による支持部の近傍に配置された磁気検出素子は、外部からの振動入力があってもその入力を受けて大きく振動しない。したがって、本構成を採用した場合には、電極と磁気検出素子の間の離間距離の変動が抑制される。
【0010】
本発明の第2態様のモータ制御装置は、第1態様のモータ制御装置において、前記電極は、前記ベースブロックに固定される板状のバスバーによって構成され、前記バスバーの一部には、前記磁気検出素子に近接するように屈曲した屈曲部が設けられている。
(【0011】以降は省略されています)
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