TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025062499
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-14
出願番号2023171623
出願日2023-10-02
発明の名称充電器
出願人株式会社オリジン
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02J 7/00 20060101AFI20250407BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】作業性、信頼性、及び安全性の課題を全て解決できる充電器を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る充電器301は、2つのバッテリー(図1では2台の電気自動車(20A、20B)に搭載された走行用バッテリー)との間で電力を送受させる充電器であって、前記バッテリーそれぞれからのケーブル(11A、11B)と、それらのケーブルそれぞれを着脱可能に接続できる2つのコネクタ(12A、12B)と、当該コネクタ間でいずれの方向にも電力を移動できる双方向DC/DCコンバータ13と、コネクタ(12A、12B)のそれぞれにケーブル(11A、11B)が接続されたことを検知し、双方向DC/DCコンバータ13の動作を可能とするインターロック回路14と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
2つのバッテリーとの間で電力を送受させる充電器であって、
前記バッテリーそれぞれからのケーブルと、
前記ケーブルそれぞれを着脱可能に接続できる2つのコネクタと、
前記コネクタ間でいずれの方向にも電力を移動できる双方向DC/DCコンバータと、
前記コネクタのそれぞれに前記ケーブルが接続されたことを検知し、前記双方向DC/DCコンバータの動作を可能とするインターロック回路と、
を備える充電器。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記インターロック回路は、
前記コネクタに前記ケーブルが接続されたときに前記ケーブルに干渉しないように設けられた切り欠き部を有する、前記コネクタを覆うカバーと、
前記カバーが閉じられていることを磁気的に検知するマグネットスイッチと
で構成されることを特徴とする請求項1に記載の充電器。
【請求項3】
前記インターロック回路は、
前記コネクタに配置された専用接点と前記ケーブルの端部に配置された専用接点とが、前記コネクタと前記ケーブルが接続されたときに導通するように構成された電気回路であることを特徴とする請求項1に記載の充電器。
【請求項4】
前記インターロック回路は、
前記コネクタと前記ケーブルが接続されたときにオン又はオフとなるスイッチであることを特徴とする請求項1に記載の充電器。
【請求項5】
前記ケーブルのうち少なくとも一方は、互いに長さが異なる複数のケーブルのセットであり、状況に応じて前記セットに含まれる任意の長さのケーブル1つが選択されることを特徴とする請求項1に記載の充電器。
【請求項6】
前記双方向DC/DCコンバータは、双方の前記バッテリーの蓄電量に基づいて前記電力を移動させる方向を決定することを特徴とする請求項1に記載の充電器。
【請求項7】
前記電力を移動させる方向を前記双方向DC/DCコンバータに設定するスイッチをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の充電器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、一方のバッテリーの電力で他方のバッテリーを充電する充電器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
EV(電気自動車)が電欠した際には、十分な蓄電量を持つ給電装置(サポートカー又はバッテリーパック)とEVとの間を接続し、給電装置からEVへ電力を供給する充電器が知られている(例えば、特許文献1、2を参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許4694399号
特許6462452号
特許6070254号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述のような充電器には高電圧が発生するため、安全性を考慮し、給電装置やEVと接続するケーブルやコネクタに重量のある高電圧用のものを使用している。また、車種、電欠救済の場面は様々なケースが想定され、これらに対応できるようにするため、想定される最長のケーブルが用意されている。さらに、作業者の感電防止のため充電器とケーブルが一体化(充電器とケーブルの接続部分を非露出)されている。このため、上述のような充電器は非常に重く、作業者単独での作業が困難という作業性の課題があった。
【0005】
また、上述のような充電器は、給電装置側のケーブル、EV側のケーブル、及び本体が一体化されており、いずれか一方のケーブル又はコネクタ(車両とケーブルとの接続コネクタ)にトラブル(欠損、破損)が発生するとEVへの給電が不可能になる。つまり、上述のような充電器はケーブルの交換が容易ではなく、現場で電欠車の救済ができない場合が発生するという信頼性の課題があった。
【0006】
これらの課題に対し、特許文献3が開示する充電器は充電器本体とケーブルとを分離可能である。このため、ケーブルを外すことができるため充電器本体の重量を低減でき、作業者単独での作業を容易化することができる。また、当該充電器はトラブルが発生したケーブルのみを容易に交換可能なので現場で電欠車の救済ができない場合を低減することもできる。
【0007】
ここで、充電器本体とケーブルとを分離可能とした場合、前述のように作業者の感電防止という安全性の課題を解決する必要がある。特許文献3の充電器では、給電開始前に地絡確認を行い、地絡が無い場合に給電を開始するインターロックを設けている。しかし、安全性を高めるためには、作業者の感電防止には地絡以外の要因も排除する必要がある。
【0008】
そこで、本発明は、上記の作業性、信頼性、及び安全性の課題を全て解決できる充電器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本発明に係る充電器は、充電器本体とケーブルとを着脱式とし、充電器本体とケーブルとの接続についてのインターロックを備えることとした。
【0010】
具体的には、本発明に係る充電器は、2つのバッテリーとの間で電力を送受させる充電器であって、
前記バッテリーそれぞれからのケーブルと、
前記ケーブルそれぞれを着脱可能に接続できる2つのコネクタと、
前記コネクタ間でいずれの方向にも電力を移動できる双方向DC/DCコンバータと、
前記コネクタのそれぞれに前記ケーブルが接続されたことを検知し、前記双方向DC/DCコンバータの動作を可能とするインターロック回路と、
を備える。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社オリジン
充電器
22日前
個人
発電機
12日前
個人
発電機
8日前
ニデック株式会社
モータ
4日前
個人
高電荷低電位電荷搬送体
26日前
個人
ファスナー式コード束ね
27日前
株式会社豊田自動織機
回転電機
26日前
未来工業株式会社
ゲージ
26日前
株式会社アイシン
車両用駆動装置
20日前
株式会社豊田自動織機
回転電機のロータ
27日前
富士電機株式会社
半導体装置
12日前
株式会社シマノ
電力供給装置
13日前
株式会社ダイヘン
電力システム
14日前
株式会社浅羽製作所
通線用先端誘導具
19日前
株式会社ダイヘン
電圧調整装置
4日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電池制御装置
14日前
高周波熱錬株式会社
電源装置
27日前
日本航空電子工業株式会社
シール構造体
22日前
トヨタ紡織株式会社
磁石挿入装置
4日前
株式会社ゲットクリーンエナジー
発電機
5日前
コーセル株式会社
スイッチング電源装置
26日前
株式会社ダイヘン
蓄電池システム
19日前
高周波熱錬株式会社
電源装置
27日前
株式会社ミツバ
端子ユニット
26日前
キヤノン株式会社
電源装置、画像形成装置
13日前
トヨタ自動車株式会社
充電制御装置
12日前
矢崎総業株式会社
グロメット
22日前
GX株式会社
可搬式太陽光発電用電源装置
12日前
ニデック株式会社
ステータ、モータ及びドローン
27日前
株式会社ダイヘン
無線給電システム
4日前
株式会社豊田自動織機
回転電機
4日前
シンフォニアテクノロジー株式会社
充電装置
13日前
株式会社デンソー
電力変換装置
5日前
株式会社豊田自動織機
回転電機
4日前
株式会社ミツバ
モータ制御装置
26日前
株式会社ミツバ
モータ制御装置
26日前
続きを見る