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公開番号
2025068649
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-30
出願番号
2023178560
出願日
2023-10-17
発明の名称
電動車両
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
B60L
58/25 20190101AFI20250422BHJP(車両一般)
要約
【課題】走行中にバッテリの昇温と要求駆動力の確保とを両立することができる電動車両を提供すること。
【解決手段】本発明の電動車両は、前輪と後輪とのうちの一方を駆動するための第一回転電機と、前輪と後輪とのうちの他方を駆動するための第二回転電機と、第一回転電機及び第二回転電機に電力を供給可能なバッテリと、第一回転電機で生じた熱を冷却液で回収してバッテリに供給可能な冷却液循環回路と、第一回転電機及び第二回転電機の駆動を制御する制御装置と、を備えた電動車両であって、第一回転電機は巻線界磁モータであり、制御装置は、走行中にバッテリの昇温が必要な場合に、第一回転電機に対してロータコイルには電流を流さずにステータコイルにのみ電流を流し、ステータコイルに電流を流すことで生じた熱を冷却液循環回路の冷却液で回収してバッテリに供給してバッテリを昇温し、走行用の要求駆動力を第二回転電機で出力する制御を実施する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
前輪と後輪とのうちの一方を駆動するための第一回転電機と、
前記前輪と前記後輪とのうちの他方を駆動するための第二回転電機と、
前記第一回転電機及び前記第二回転電機に電力を供給可能なバッテリと、
前記第一回転電機で生じた熱を冷却液で回収して前記バッテリに供給可能な冷却液循環回路と、
前記第一回転電機及び前記第二回転電機の駆動を制御する制御装置と、
を備えた電動車両であって、
前記第一回転電機は、ロータコアに永久磁石を設けずにロータコイルが巻き回され、ステータコアにステータコイルが巻き回された巻線界磁モータであり、
前記制御装置は、
走行中に前記バッテリの昇温が必要な場合に、前記第一回転電機に対して前記ロータコイルには電流を流さずに前記ステータコイルにのみ電流を流し、前記ステータコイルに電流を流すことで生じた熱を前記冷却液循環回路の前記冷却液で回収して前記バッテリに供給して前記バッテリを昇温し、走行用の要求駆動力を前記第二回転電機で出力する制御を実施することを特徴とする電動車両。
続きを表示(約 95 文字)
【請求項2】
前記第二回転電機は、ロータコアに永久磁石が設けられ、ステータコアにステータコイルが巻き回された永久磁石型モータであることを特徴とする請求項1に記載の電動車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電動車両に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、電動車両の走行に必要な要求駆動力に応じてq軸電流値を設定しつつ、q軸電流値と連携してバッテリの暖気運転を促進するd軸電流値を設定する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-165526号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、電動車両の走行中にバッテリを昇温しながら要求駆動力を確保することが難しく、トルク変動によって不要な加減速を引き起こす虞がある。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、走行中にバッテリの昇温と要求駆動力の確保とを両立することができる電動車両を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る電動車両は、前輪と後輪とのうちの一方を駆動するための第一回転電機と、前記前輪と前記後輪とのうちの他方を駆動するための第二回転電機と、前記第一回転電機及び前記第二回転電機に電力を供給可能なバッテリと、前記第一回転電機で生じた熱を冷却液で回収して前記バッテリに供給可能な冷却液循環回路と、前記第一回転電機及び前記第二回転電機の駆動を制御する制御装置と、を備えた電動車両であって、前記第一回転電機は、ロータコアに永久磁石を設けずにロータコイルが巻き回され、ステータコアにステータコイルが巻き回された巻線界磁モータであり、前記制御装置は、走行中に前記バッテリの昇温が必要な場合に、前記第一回転電機に対して前記ロータコイルには電流を流さずに前記ステータコイルにのみ電流を流し、前記ステータコイルに電流を流すことで生じた熱を前記冷却液循環回路の前記冷却液で回収して前記バッテリに供給して前記バッテリを昇温し、走行用の要求駆動力を前記第二回転電機で出力する制御を実施することを特徴とするものである。
【0007】
これにより、走行中にバッテリの昇温と要求駆動力の確保とを両立することができる。
【0008】
また、上記において、前記第二回転電機は、ロータコアに永久磁石が設けられ、ステータコアにステータコイルが巻き回された永久磁石型モータとしてもよい。
【0009】
これにより、第二回転電機のステータコイルに電流を流して駆動力をコントロールすることができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係る電動車両は、走行中にバッテリの昇温と要求駆動力の確保とを両立することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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