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公開番号
2025064584
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-17
出願番号
2023174465
出願日
2023-10-06
発明の名称
ロータ
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
H02K
1/278 20220101AFI20250410BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】ロータにおいてロータコア突極部の周方向における位置ずれの発生を回避又は抑制する。
【解決手段】ロータの回転軸に沿って延びるシャフトと、シャフトの外周面に設けられたロータコアと、ロータコアの外周面で周方向に配列された複数の磁石と、ロータコアの外周面を磁石とともに覆う補強部材とを備え、ロータコアは、シャフトの外周面に沿って位置するコア芯部と、コア芯部の外周面で周方向に配列されており、各々が複数の磁石の隣接する二つの間で補強部材へ延びる複数のコア突極部とを有し、コア芯部の外周面とコア突極部の内面との互いに接触する領域は、互いに係合するV字形状を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ロータであって、
前記ロータの回転軸に沿って延びるシャフトと、
前記シャフトの外周面に設けられたロータコアと、
前記ロータコアの外周面で周方向に配列された複数の磁石と、
前記ロータコアの外周面を前記磁石とともに覆う補強部材と、
を備え、
前記ロータコアは、
前記シャフトの外周面に沿って位置するコア芯部と、
前記コア芯部の外周面で周方向に配列されており、各々が前記複数の磁石の隣接する二つの間で前記補強部材へ延びる複数のコア突極部と、
を有し、
前記コア芯部の外周面と前記コア突極部の内面との互いに接触する領域は、互いに係合するV字形状を有する、
ロータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、ロータに関する。ここでいうロータとは、電気モータの構成部品のひとつである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に、ロータが記載されている。このロータは、ロータコアと、ロータコアの外周面で周方向に配列された複数の磁石と、ロータコアの外周面を磁石とともに覆う円筒状の補強部材とを備える。ロータコアは、コア芯部と複数のコア突極部とで構成された分離構造を有しており、複数のコア突極部は、複数の磁石とともに補強部材によって保持されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-57885号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
通常、電動車に採用されるモータは高回転での使用に対応した仕様のものが採用される。高回転での使用に対応できるモータのロータコアは、芯部と突極部が分離した構造が採用され、外周面の補強材に過大な局部応力が発生しないような構成になっている。その一方で、ロータコアが始動と停止を繰り返すと、周方向においてコア突極部の位置ずれが発生し、モータの性能が低下してしまうおそれがある。
【0005】
上記を鑑みて、本明細書は、コア突極部の周方向における位置ずれの発生を回避又は抑制し得る技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書が開示する技術は、電力によって駆動するモータのロータに具現化される。
このロータは、前記ロータの回転軸に沿って延びるシャフトと、前記シャフトの外周面に設けられたロータコアと、前記ロータコアの外周面で周方向に配列された複数の磁石と、前記ロータコアの外周面を前記磁石とともに覆う補強部材とを備える。
【0007】
前記ロータコアは、前記シャフトの外周面に沿って位置するコア芯部と、前記コア芯部の外周面で周方向に配列されており、各々が前記複数の磁石の隣接する二つの間で前記補強部材へ延びる複数のコア突極部とを有し、前記コア芯部の外周面と前記コア突極部の内面との互いに接触する領域は、互いに係合するV字形状を有する。
【0008】
上記した構成によると、例えばモータを高回転で回転させた場合でも、V字形状の係合構造により、コア芯部に対するコア突極部の周方向への位置ずれの発生が回避又は抑制される。なお、モータが始動又は停止するときに、コア突極部が周方向へ僅かに位置ずれするが、その後にロータの加速度又は減速度が低下すると、コア突極部の位置がV字形状の係合構造によって自動的に補正される。これにより、ロータコアが始動と停止を繰り返しても、コア突極部の位置ずれが回避又は抑制され、モータの性能低下を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
ロータ10の構成を示すブロック図である。
ロータ110の構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(実施例1)図面を参照して、実施例1のロータ10について説明する。一例ではあるが、本実施例のロータ10は、いわゆる電気モータの構成部品のひとつであって、電気モータにおける回転体を構成する。なお、本実施例で説明する構成は、三相交流モータに限られず、他の種類の電気モータにも同様に採用することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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