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公開番号2025035321
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023142296
出願日2023-09-01
発明の名称無停電電源装置及び増設ユニット
出願人オムロン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類G06F 3/02 20060101AFI20250306BHJP(計算;計数)
要約【課題】外付けの入力装置を用意しなくともキーコードを入力可とする。
【解決手段】本無停電電源装置は、第1のバッテリと、上記無停電電源装置の第1の機能に係る第1のスイッチと、上記無停電電源装置の第2の機能に係る第2のスイッチと、第1の押下パターンで上記第1のスイッチ及び上記第2のスイッチが押下されると、上記第1のスイッチを第1の文字を入力する第1の入力キーに切り替えるとともに、上記第2のスイッチを第2の文字を入力する第2の入力キーに切り替える切替部と、上記第1のバッテリの放電許可のためのキーコードの入力を、上記第1の入力キー及び上記第2の入力キーによって受け付ける受付部と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項１】
無停電電源装置であって、
第１のバッテリと、
前記無停電電源装置の第１の機能に係る第１のスイッチと、前記無停電電源装置の第２の機能に係る第２のスイッチと、
第１の押下パターンで前記第１のスイッチ及び前記第２のスイッチが押下されると、前記第１のスイッチを第１の文字を入力する第１の入力キーに切り替えるとともに、前記第２のスイッチを第２の文字を入力する第２の入力キーに切り替える切替部と、
前記第１のバッテリの放電許可のためのキーコードの入力を、前記第１の入力キー及び前記第２の入力キーによって受け付ける受付部と、を備える、
無停電電源装置。
続きを表示（約 970 文字）【請求項２】
前記第１のスイッチは前記無停電電源装置の電源キーである、
請求項１に記載の無停電電源装置。
【請求項３】
前記無停電電源装置は、前記無停電電源装置に異常を検知すると音を発する出力部をさらに備え、
前記第２のスイッチは前記音を停止させる停止キーである、
請求項１に記載の無停電電源装置。
【請求項４】
前記キーコードは数字の「０」及び数字の「１」の羅列であり、
前記第１の文字は数字の「０」であり、前記第２の文字は数字の「１」である、
請求項１に記載の無停電電源装置。
【請求項５】
前記無停電電源装置には入力装置が接続され、
前記受付部は、前記キーコードの入力を前記入力装置からも受け付ける、
請求項１に記載の無停電電源装置。
【請求項６】
前記受付部は、前記第１のバッテリの放電を所定時間だけ許可するための操作を、前記第１のスイッチ及び前記第２のスイッチによる第２の押下パターンの押下で受け付ける、
請求項１に記載の無停電電源装置。
【請求項７】
前記無停電電源装置には、第２のバッテリを内蔵した増設ユニットが接続され、
前記受付部は、前記第２のバッテリの放電許可のためのキーコードの入力も、前記第１の入力キー及び前記第２の入力キーによって受け付ける、
請求項１に記載の無停電電源装置。
【請求項８】
無停電電源装置に接続される増設ユニットであって、
バッテリと、
前記バッテリの放電を禁止する制御部と、
前記増設ユニットの第１の機能に係る第１のスイッチと、前記増設ユニットの第２の機能に係る第２のスイッチと、
第１の押下パターンで前記第１のスイッチ及び前記第２のスイッチが押下されると、前記第１のスイッチを第１の文字を入力する第１の入力キーとに切り替えるとともに、前記第２のスイッチを第２の文字を入力する第２の入力キーに切り替える切替部と、を有し、
前記制御部は、前記バッテリの放電許可のためのキーコードの入力を、前記第１の入力キー及び前記第２の入力キーによって受け付ける、
増設ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、無停電電源装置及び増設ユニットに関する。
続きを表示（約 1,800 文字）【背景技術】
【０００２】
停電時等における電子機器の保護に無停電電源装置が利用される。無停電電源装置では、増設ユニットを接続することでバッテリ容量を拡張可能なものがある（例えば、特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００１－０９３５８４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
バッテリの安全性確保及びトレーサビリティ確保のため、キーコードによる認証に成功するまでは無停電電源装置や増設ユニットの放電を禁止することが考えられる。しかしながら、無停電電源装置には文字や数字を入力するキーは設けられていないことが多い。そのため、キーコードの入力にはキーボード等の外付けの入力装置を無停電電源装置に接続し、当該入力装置からキーコードを入力することになる。このようなキーコードの入力方法は、無停電電源装置とは別に入力装置を用意する手間をユーザに強いていた。
【０００５】
開示の技術の１つの側面は、外付けの入力装置を用意しなくともキーコードを入力できる無停電電源装置及び増設ユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
開示の技術の１つの側面は、次のような無停電電源装置によって例示される。本無停電電源装置は、第１のバッテリと、上記無停電電源装置の第１の機能に係る第１のスイッチと、上記無停電電源装置の第２の機能に係る第２のスイッチと、第１の押下パターンで上記第１のスイッチ及び上記第２のスイッチが押下されると、上記第１のスイッチを第１の文字を入力する第１の入力キーに切り替えるとともに、上記第２のスイッチを第２の文字を入力する第２の入力キーに切り替える切替部と、上記第１のバッテリの放電許可のためのキーコードの入力を、上記第１の入力キー及び上記第２の入力キーによって受け付ける受付部と、を備える。
【０００７】
上記無停電電源装置によれば、上記無停電電源装置の第１の機能に係る第１のスイッチと、上記無停電電源装置の第２の機能に係る第２のスイッチを文字入力のキーに切り替えてキーコードを入力できるため、外付けの入力装置を用意しなくともキーコードを入力できる。ここで、上記第１のスイッチは上記無停電電源装置の電源キーであってもよい。また、上記無停電電源装置は、上記無停電電源装置及び上記増設ユニットの少なくとも一方に異常を検知すると音を発する出力部をさらに備え、上記第２のスイッチは上記音を停止させる停止キーでってもよい。また、上記キーコードは数字の「０」及び数字の「１」の羅列であり、上記第１の文字は数字の「０」であり、上記第２の文字は数字の「１」であってもよい。
【０００８】
上記無停電電源装置は、次の特徴を備えてもよい。上記無停電電源装置には入力装置が接続され、上記受付部は、上記キーコードの入力を上記入力装置からも受け付ける。このような特徴を備える無停電電源装置であれば、入力装置によるキーコードの入力も受け付
けられるため、ユーザに都合の良いキーコードの入力方法を選択させることができる。
【０００９】
上記無停電電源装置は、次の特徴を備えてもよい。上記受付部は、前記バッテリの放電を所定時間だけ許可するための操作を、上記第１のスイッチ及び上記第２のスイッチによる第２の押下パターンの押下で受け付ける。このような特徴を備える無停電電源装置であれば、キーコードによる上記バッテリの放電の恒久的な解除を回避して、無停電電源装置及び増設ユニットの製品出荷時の検査等を実施できる。
【００１０】
上記無停電電源装置は、次の特徴を備えてもよい。上記無停電電源装置には、第２のバッテリを内蔵した増設ユニットが接続され、上記受付部は、上記第２のバッテリの放電許可のためのキーコードの入力も、上記第１の入力キー及び前記第２の入力キーによって受け付ける。このような特徴を備える無停電電源装置であれば、外付けの入力装置を用意しなくとも増設ユニットが有する第２のバッテリの放電許可のためのキーコードの入力を実現できる。
（【００１１】以降は省略されています）

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