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公開番号
2025021951
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2023126080
出願日
2023-08-02
発明の名称
電池パック
出願人
トヨタバッテリー株式会社
代理人
個人
主分類
H01M
50/503 20210101AFI20250206BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】リサイクル性を向上することができる電池パックを提供する。
【解決手段】電池パックは、外部端子53を有した複数の二次電池12と、底壁14と側壁15とを有し、複数の二次電池12を収容する収容ケース13と、収容ケース13内に着脱可能に組み付けられ、複数の二次電池12の外部端子53間を電気的に接続する複数のバスバー29と、を備える。各バスバー29は、回動軸35と、回動軸35から回動軸35と直交する方向であって互いに交差する方向に延びる第1延在部36及び第2延在部37とを有し、且つ二次電池12の収容ケース13内への挿入に伴って第1延在部36が二次電池12により押圧された場合に、第2延在部37が二次電池12の外部端子53に接触するように回動軸35を回動中心として回動する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
外部端子を有した複数の二次電池と、
底壁と側壁とを有し、複数の前記二次電池を収容する収容ケースと、
前記収容ケース内に着脱可能に組み付けられ、複数の前記二次電池の前記外部端子間を電気的に接続する複数のバスバーと、
を備え、
前記各バスバーは、
回動軸と、前記回動軸から前記回動軸と直交する方向であって互いに交差する方向に延びる第1延在部及び第2延在部とを有し、且つ前記二次電池の前記収容ケース内への挿入に伴って前記第1延在部が前記二次電池により押圧された場合に、前記第2延在部が前記二次電池の前記外部端子に接触するように前記回動軸を回動中心として回動することを特徴とする電池パック。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
前記二次電池は、セパレータを挟んで積層された正負の電極シートを捲回してなる電極体と、前記電極体を収容するセルケースと、を備え、
前記外部端子は、前記セルケースにおける前記電極体の捲回軸方向に位置するセル側壁の外面に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電池パック。
【請求項3】
前記収容ケース内における前記各バスバーは、前記第1延在部が前記収容ケースの前記底壁に沿って延びるとともに、前記第2延在部が前記収容ケースの前記側壁に沿って延びており、
前記収容ケース内における前記各バスバーの前記第1延在部と前記底壁との間には、絶縁性を有する熱伝導部材が配置され、
前記収容ケースの前記底壁の外面には、前記熱伝導部材から伝達される熱を放出する放熱部材が設けられ、
前記各バスバーは、前記二次電池の前記収容ケース内への挿入に伴って前記第1延在部が前記二次電池により押圧された場合に、前記第1延在部が前記熱伝導部材に接触するように前記回動軸を回動中心として回動することを特徴とする請求項2に記載の電池パック。
【請求項4】
前記外部端子における前記第2延在部が面接触する接触面は、前記収容ケースから前記二次電池を取り出す取出方向に向かうほど前記捲回軸方向の突出量が少なくなるように前記取出方向に対して傾斜していることを特徴とする請求項3に記載の電池パック。
【請求項5】
前記セルケースにおける前記セル側壁の内面は、前記外部端子と連結された集電端子によって覆われており、
前記集電端子及び前記セル側壁には、前記セルケース内で煙が発生した場合に当該煙を前記セルケース外へ排出するための貫通孔がそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の電池パック。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、二次電池の電池パックに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、この種の電池パックとして、例えば、特許文献1に示すものが知られている。こうした電池パックは、電池ケース及びカバー部によって形成される空間に複数の電池モジュール及び複数のバスバーを収容した構成になっている。各電池モジュールは、正負の端子を有している。各バスバーは、隣り合う二つの電池モジュールのうちの一方の正極の端子と他方の負極の端子とを接続することで、各電池モジュールを直列に接続している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-91283号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述のような電池パックでは、各電池モジュール及び各バスバーが電池ケースの底面上に絶縁部材を介して固定されている。このため、電池パックを廃棄する際の分解作業が困難になるので、電池パックのリサイクル性を向上する上では改善の余地を残すものとなっている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以下、上記課題を解決するための電池パックの各態様を記載する。
[態様1]外部端子を有した複数の二次電池と、底壁と側壁とを有し、複数の前記二次電池を収容する収容ケースと、前記収容ケース内に着脱可能に組み付けられ、複数の前記二次電池の前記外部端子間を電気的に接続する複数のバスバーと、を備え、前記各バスバーは、回動軸と、前記回動軸から前記回動軸と直交する方向であって互いに交差する方向に延びる第1延在部及び第2延在部とを有し、且つ前記二次電池の前記収容ケース内への挿入に伴って前記第1延在部が前記二次電池により押圧された場合に、前記第2延在部が前記二次電池の前記外部端子に接触するように前記回動軸を回動中心として回動することを特徴とする電池パック。
【0006】
上記構成によれば、各バスバーは、回動式であって収容ケース内に着脱自在に組み付けられる。すなわち、各バスバーは、収容ケース内に例えば溶接などによって固定されない。したがって、電池パックは廃棄する際に容易に分解することができるので、電池パックのリサイクル性を向上することができる。
【0007】
[態様2]前記二次電池は、セパレータを挟んで積層された正負の電極シートを捲回してなる電極体と、前記電極体を収容するセルケースと、を備え、前記外部端子は、前記セルケースにおける前記電極体の捲回軸方向に位置するセル側壁の外面に配置されていることを特徴とする[態様1]に記載の電池パック。
【0008】
上記構成によれば、外部端子が二次電池のセルケースにおける電極体の捲回軸方向に位置するセル側壁の外面に配置されているので、外部端子をセルケースの上壁の外面に配置する場合に比べて、二次電池における電極体から外部端子に至るまでの通電経路を短くすることができる。
【0009】
[態様3]前記収容ケース内における前記各バスバーは、前記第1延在部が前記収容ケースの前記底壁に沿って延びるとともに、前記第2延在部が前記収容ケースの前記側壁に沿って延びており、前記収容ケース内における前記各バスバーの前記第1延在部と前記底壁との間には、絶縁性を有する熱伝導部材が配置され、前記収容ケースの前記底壁の外面には、前記熱伝導部材から伝達される熱を放出する放熱部材が設けられ、前記各バスバーは、前記二次電池の前記収容ケース内への挿入に伴って前記第1延在部が前記二次電池により押圧された場合に、前記第1延在部が前記熱伝導部材に接触するように前記回動軸を回動中心として回動することを特徴とする[態様2]に記載の電池パック。
【0010】
上記構成によれば、二次電池を収容ケース内へ挿入すると、各バスバーは、第1延在部が熱伝導部材に接触するとともに第2延在部が二次電池の外部端子に接触する。すなわち、外部端子と熱伝導部材とが各バスバーを介して接触する。このため、二次電池の熱は、外部端子から各バスバー及び熱伝導部材を介して放熱部材に伝達された後、放熱部材から収容ケース外へ放出される。したがって、二次電池の熱を効率的に収容ケース外へ放出することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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