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公開番号2025013065
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023116355
出願日2023-07-14
発明の名称コンセント
出願人大和電器株式会社
代理人個人,個人
主分類H01R 13/52 20060101AFI20250117BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】横方向の大きさを縮減したコンパクトなコンセントを提供することを目的とする。
【解決手段】コンセント100は、プラグ差込口11を有するカバー10と、カバー10に取り付けられるホルダ20と、プラグ差込口11の後方に位置するシャッタ30と、を備えている。ここで、シャッタ30は、プラグ差込口11を閉塞する閉位置Cからプラグ差込口11を開放する開位置Pまで後方に移動する。シャッタ30は、ホルダ20に回動自在に支持される回動軸31を有する。シャッタ30は、回動軸31の回動軸心31aを中心に後方に回動する。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
プラグ差込口を有するカバーと、前記カバーに取り付けられるホルダと、前記プラグ差込口の後方に位置するシャッタと、を備え、
前記シャッタは、前記プラグ差込口を閉塞する閉位置から前記プラグ差込口を開放する開位置まで後方に移動し、
前記シャッタは、前記ホルダに回動自在に支持される回動軸を有し、
前記シャッタは、前記回動軸の回動軸心を中心に後方に回動する
コンセント。
続きを表示(約 180 文字)【請求項2】
前記シャッタは、前記開位置から前記閉位置まで移動できるように前方に付勢するばねを有する
請求項1に記載のコンセント。
【請求項3】
前記ばねは、前記シャッタに設けられたばね支持軸に支持され、
前記シャッタの回動軸心と前記ばね支持軸のばね支持軸心とはオフセットしている
請求項2に記載のコンセント。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コンセントに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、プラグ差込口を開閉可能なシャッタ構造を有するコンセントがあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭59-148286号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のコンセントのシャッタ構造は、プラグがプラグ差込口に差し込まれる際に、プラグ差込口を閉塞するシャッタを、プラグが差し込まれる方向に対して横方向に移動させて退避させる構造であった。そのため、シャッタ構造を支持するホルダには、横方向にシャッタを退避させるためのスペースを要していた。これにより、コンセントの横方向の大きさを縮減するには限界があった。
【0005】
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、横方向の大きさを縮減したコンパクトなコンセントを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述の課題を解決する手段は、次のとおりである。
(1)本発明の一態様に係るコンセントは、プラグ差込口を有するカバーと、前記カバーに取り付けられるホルダと、前記プラグ差込口の後方に位置するシャッタと、を備え、前記シャッタは、前記プラグ差込口を閉塞する閉位置から前記プラグ差込口を開放する開位置まで後方に移動し、前記シャッタは、前記ホルダに回動自在に支持される回動軸を有し、前記シャッタは、前記回動軸の回動軸心を中心に後方に回動する。
(2)上記(1)において、前記シャッタは、前記開位置から前記閉位置まで移動できるように前方に付勢するばねを有してよい。
(3)上記(2)において、前記ばねは、前記シャッタに設けられたばね支持軸に支持され、前記シャッタの回動軸心と前記ばね支持軸のばね支持軸心とはオフセットしてよい。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、横方向の大きさを縮減したコンパクトなコンセントを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
コンセントを前からみた斜視図である。
コンセントを後ろからみた斜視図である。
閉位置にあるシャッタ及びホルダを前からみた斜視図である。
閉位置にあるシャッタ及びホルダの正面図である。
閉位置にあるシャッタ及びホルダの背面図である。
開位置にあるシャッタ及びホルダを前からみた斜視図である。
開位置にあるシャッタ及びホルダの正面図である。
開位置にあるシャッタ及びホルダの背面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(実施形態)
以下、図面を参照し、実施形態に係るコンセント100を説明する。
図1は、コンセント100を前からみた斜視図である。図2は、コンセント100を後ろからみた斜視図である。図3は、閉位置Cにあるシャッタ30及びホルダ20を前からみた斜視図である。図4は、閉位置Cにあるシャッタ30及びホルダ20の正面図である。図5は、閉位置Cにあるシャッタ30及びホルダ20の背面図である。図6は、開位置Pにあるシャッタ30及びホルダ20を前からみた斜視図である。図7は、開位置Pにあるシャッタ30及びホルダ20の正面図である。図8は、開位置Pにあるシャッタ30及びホルダ20の背面図である。図3から図8において、カバー10、栓刃受41及びアース接続部42の図示は省略されている。なお、以下、上下方向及び左右方向を総称して横方向という場合がある。
【0010】
図1に示すように、実施形態に係るコンセント100は、不図示の差込プラグが抜き差しされる差込接続器のプラグ受け(アウトレットソケット又はレセプタクルともいう。)である。コンセント100は、例えば、屋内配線に接続されて壁に埋め込まれた状態で使用される。コンセント100に対して、差込プラグを前から後ろに向けて差し込んで装着し、後ろから前に向けて抜くことができる。コンセント100には、差込プラグに設けられた栓刃及び適宜設けられた接地極が通されて、コンセント100と差込プラグとは電気的に機械的に接続できる。図1及び図2に示すように、コンセント100は、プラグ接続部40を有している。プラグ接続部40は、差込プラグの栓刃を受ける栓刃受41を有している。プラグ接続部40は、適宜のアース接続部42を有している。プラグ接続部40は、屋内配線に接続される。コンセント100は、いわゆる、3ピンプラグ差込口タイプの、アース接続部42を有する抜止型の栓刃受41を備えたものであってよい。抜止型の栓刃受41は、差込プラグに設けられた栓刃を、コンセント100の栓刃受41に差し込んでから、差し込み方向を中心として回転させると、栓刃が、栓刃受41に係止されて、栓刃受41からの栓刃の抜け止めを図ることができるものである。
(【0011】以降は省略されています)

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