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公開番号2025017057
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-05
出願番号2023119927
出願日2023-07-24
発明の名称接続装置
出願人河村電器産業株式会社
代理人個人,個人
主分類H01R 12/70 20110101AFI20250129BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電気的な接続の安定性の向上が図れる接続装置を提供する。
【解決手段】接続装置は、端子と接触可能に設けられており、端子の進入又は後退によって当該端子との電気的な接続がオン又はオフされる接触端子と、端子の進入又は後退に伴って移動する移動体と、を備え、接触端子は、端子と接触する接触面を有し、移動体は、当該移動体が移動するときに接触面と接触して接触面に対して摺動する摺動部を有する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項１】
受電系又は給電系の端子と接続可能に設けられている接続装置であって、
前記端子と接触可能に設けられており、前記端子の進入又は後退によって当該端子との電気的な接続がオン又はオフされる接触端子と、
前記端子の進入又は後退に伴って移動する移動体と、を備え、
前記接触端子は、前記端子と接触する接触面を有し、
前記移動体は、当該移動体が移動するときに前記接触面と接触して前記接触面に対して摺動する摺動部を有する、接続装置。
続きを表示（約 94 文字）【請求項２】
前記摺動部は、前記接触面と接触する摺動面を有し、
前記摺動面の少なくとも一部は、前記接触面の形状に沿った形状を呈している、請求項１に記載の接続装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、接続装置に関する。
続きを表示（約 1,600 文字）【背景技術】
【０００２】
従来の接続装置として、例えば特許文献１に記載された装置が知られている。特許文献１に記載の接続装置は、プリント基板の接栓部（端子）と機械的に摺動して接栓部表面を洗浄化（クリーニング）する機械的摺動部と、洗浄化された接栓部と電気的に接触する電気的接触部と、（接触端子）を備えている。機械的摺動部は、プリント基板の接栓部が電気的接触部と接触する前に接栓部と摺動する位置に設けられている。機械的摺動部は、プリント基板を挟み込むことによって、接栓部を洗浄化する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
実開昭５７－１９５７８１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
接続装置では、端子の取り付け及び取り外しが繰り返し行われる。従来の接続装置では、機械的摺動部が端子を挟み込む構成であるため、端子の取り付け及び取り外しが繰り返し行われると、機械的摺動部が端子を挟持する力が弱くなり得る。これにより、従来の接続装置では、端子のクリーニングが適切に行われなくなるおそれがある。接続装置では、端子がクリーニングされないと、塵埃等によって端子と接触端子との電気的な接続が不安定になるおそれがある。
【０００５】
本発明は、電気的な接続の安定性の向上が図れる接続装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明に係る接続装置は、受電系又は給電系の端子と接続可能に設けられている接続装置であって、端子と接触可能に設けられており、端子の進入又は後退によって当該端子との電気的な接続がオン又はオフされる接触端子と、端子の進入又は後退に伴って移動する移動体と、を備え、接触端子は、端子と接触する接触面を有し、移動体は、当該移動体が移動するときに接触面と接触して接触面に対して摺動する摺動部を有する。
【０００７】
本発明に係る接続装置では、移動体は、当該移動体が移動するときに接触面と接触して接触面に対して摺動する摺動部を有する。これにより、接続装置では、端子が進入又は後退する度に、接触面のクリーニングを行うことができる。そのため、接続装置では、塵埃等によって端子と接触端子との電気的な接続が不安定になることを抑制できる。したがって、接続装置では、電気的な接続の安定性の向上が図れる。
【０００８】
一実施形態においては、摺動部は、接触面と接触する摺動面を有し、摺動面の少なくとも一部は、接触面の形状に沿った形状を呈していてもよい。この構成では、接触面をより効果的にクリーニングすることができる。
【発明の効果】
【０００９】
本発明によれば、電気的な接続の安定性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
図１は、接続構造を示す斜視図である。
図２は、接続構造を示す斜視図である。
図３は、第一接触機構及び第二接触機構を示す斜視図である。
図４は、第一接触端子及び第二接触端子を示す図である。
図５は、セパレータを示す斜視図である。
図６は、接続構造における端子装置と接続装置との接続動作を説明するための図である。
図７は、接続構造における端子装置と接続装置との接続動作を説明するための図である。
図８は、接続構造における端子装置と接続装置との接続動作を説明するための図である。
図９は、接続構造における端子装置と接続装置との接続動作を説明するための図である。
図１０は、他の実施形態に係る接続装置の第一接触端子を示す斜視図である。
図１１は、他の実施形態に係る接続装置の第一接触端子を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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