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公開番号2025012873
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023116038
出願日2023-07-14
発明の名称コネクタ
出願人住友電装株式会社
代理人個人,個人
主分類H01R 13/52 20060101AFI20250117BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】機器ハウジングの外壁の厚さに関わらずシール性を確保することを可能としたコネクタを提供する。
【解決手段】第1コネクタ11は、機器ハウジング13の外壁15における開口部14に対応する位置に固定される第1ハウジング20を有する。第2コネクタ12は、第1ハウジング20に対して、コネクタ10の軸線L1に沿った嵌合方向D1に嵌合される第2ハウジング30を有する。第1ハウジング20は、第1ボルトによって外壁15に固定される第1固定部と、嵌合方向D1において外壁15の表面15aに対向するシール取付溝24とを有する。第2ハウジング30は、嵌合方向D1に装着される第2ボルトB2によって外壁15に固定される第2固定部33を有する。シール取付溝24に取り付けられたシール部材40は、嵌合方向D1において外壁15の表面15aに当接する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
機器ハウジングに固定される第1コネクタと、
前記第1コネクタに接続される第2コネクタと、
前記第1コネクタと前記機器ハウジングとの間をシールするシール部材と、
を備えるコネクタであって、
前記機器ハウジングは、開口部を有する外壁を備え、
前記第1コネクタは、前記外壁における前記開口部に対応する位置に固定される第1ハウジングを有し、
前記第2コネクタは、前記第1ハウジングに対して、前記コネクタの軸線に沿った嵌合方向に嵌合される第2ハウジングを有し、
前記第1ハウジングは、第1ボルトによって前記外壁に固定される第1固定部と、前記嵌合方向において前記外壁の表面に対向するシール取付溝と、を有し、
前記第2ハウジングは、前記嵌合方向に装着される第2ボルトによって前記外壁に固定される第2固定部を有し、
前記シール取付溝に取り付けられた前記シール部材は、前記嵌合方向において前記外壁の前記表面に当接する、
コネクタ。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記シール部材は、前記軸線を中心とする環状をなし、
前記第1ハウジングは、前記第1固定部を1つのみ有し、
前記第2ハウジングは、前記第2固定部を1つのみ有し、
前記軸線を中心とする前記第1固定部と前記第2固定部との間の角度θ[°]は、90°<θ<270°の範囲内に設定されている、
請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記角度θは、180°に設定されている、
請求項2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記シール部材は、前記第1固定部に最も近い第1部位と、前記軸線を中心として前記第1部位の180°反対位置にある第2部位と、を有し、
前記軸線に沿った方向における前記シール部材の厚さは、前記第1部位で最も小さく、前記第1部位から前記第2部位にかけて大きくなり、前記第2部位で最も大きい、
請求項2または3に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタに関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、機器ハウジングに固定される第1コネクタと、第1コネクタに接続される第2コネクタと、第1コネクタと機器ハウジングとの間をシールするシール部材とを備えるコネクタが開示されている。機器ハウジングは、開口部を有する外壁を備える。第1コネクタは、外壁における開口部に対応する位置に固定される第1ハウジングを有する。第2コネクタは、機器ハウジングの外壁に固定された第1ハウジングに嵌合される第2ハウジングを有する。第2ハウジングは、第1ハウジングに嵌合された状態で、ボルトによって機器ハウジングの外壁に固定される。このボルトによる固定により、第1コネクタに対する第2コネクタの接続が補助される。また、第1ハウジングは、機器ハウジングの外壁の開口部に挿入される挿入部を有する。シール部材は、挿入部の外周面と外壁の開口部の内周面との間に介在されている。これにより、シール部材によって機器ハウジング内に水が浸入しないようにシールされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-238465号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
機器ハウジングの外壁の厚さを薄くした場合、外壁を貫通する開口部の貫通長さを確保することが難しい。開口部の貫通長さが短いと、第1ハウジングの挿入部と開口部との間に介在されるシール部材のシール性を確保できなくなるおそれがある。
【0005】
本開示の目的は、機器ハウジングの外壁の厚さに関わらずシール性を確保することを可能としたコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のコネクタは、機器ハウジングに固定される第1コネクタと、前記第1コネクタに接続される第2コネクタと、前記第1コネクタと前記機器ハウジングとの間をシールするシール部材と、を備えるコネクタであって、前記機器ハウジングは、開口部を有する外壁を備え、前記第1コネクタは、前記外壁における前記開口部に対応する位置に固定される第1ハウジングを有し、前記第2コネクタは、前記第1ハウジングに対して、前記コネクタの軸線に沿った嵌合方向に嵌合される第2ハウジングを有し、前記第1ハウジングは、第1ボルトによって前記外壁に固定される第1固定部と、前記嵌合方向において前記外壁の表面に対向するシール取付溝と、を有し、前記第2ハウジングは、前記嵌合方向に装着される第2ボルトによって前記外壁に固定される第2固定部を有し、前記シール取付溝に取り付けられた前記シール部材は、前記嵌合方向において前記外壁の前記表面に当接する。
【発明の効果】
【0007】
本開示のコネクタによれば、機器ハウジングの外壁の厚さに関わらずシール性を確保することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態におけるコネクタの分解斜視図である。
図2は、同形態におけるコネクタの断面図である。
図3は、同形態の機器ハウジングにおける開口部の周辺部分を示す正面図である。
図4は、同形態のコネクタにおける第1ハウジングおよびシール部材を示す分解斜視図である。
図5は、同形態のコネクタにおける組付態様を説明するための説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のコネクタは、
[1]機器ハウジングに固定される第1コネクタと、前記第1コネクタに接続される第2コネクタと、前記第1コネクタと前記機器ハウジングとの間をシールするシール部材と、を備えるコネクタであって、前記機器ハウジングは、開口部を有する外壁を備え、前記第1コネクタは、前記外壁における前記開口部に対応する位置に固定される第1ハウジングを有し、前記第2コネクタは、前記第1ハウジングに対して、前記コネクタの軸線に沿った嵌合方向に嵌合される第2ハウジングを有し、前記第1ハウジングは、第1ボルトによって前記外壁に固定される第1固定部と、前記嵌合方向において前記外壁の表面に対向するシール取付溝と、を有し、前記第2ハウジングは、前記嵌合方向に装着される第2ボルトによって前記外壁に固定される第2固定部を有し、前記シール取付溝に取り付けられた前記シール部材は、前記嵌合方向において前記外壁の前記表面に当接する。
【0010】
この構成によれば、機器ハウジングの外壁の表面に対して第2ハウジングの嵌合方向に当接するシール部材によって、第1ハウジングと機器ハウジングとの間がシールされる。したがって、機器ハウジングの外壁の厚さに関わらず、第1ハウジングと機器ハウジングとの間のシール性を確保することが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

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