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公開番号
2025001152
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-08
出願番号
2023100588
出願日
2023-06-20
発明の名称
コネクタ構成体
出願人
住友電装株式会社
代理人
弁理士法人暁合同特許事務所
主分類
H01R
13/629 20060101AFI20241225BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】第2コネクタが第1コネクタに対して傾くことを抑制することができるコネクタ構成体を提供する。
【解決手段】コネクタ構成体10は、第1コネクタ11と、第1コネクタ11と嵌合する第2コネクタ12と、を備え、第1コネクタ11は、ハウジング20と、初期位置から完了位置まで回動可能にハウジング20に組み付けられるレバー30と、ギヤ40と、を備え、レバー30はレバー側ギヤ33を備え、ギヤ40はレバー側ギヤ33に追従して回動可能にハウジング20に組み付けられ、第2コネクタ12は、レバー側ギヤ33及びギヤ40と噛み合って第1コネクタ11と第2コネクタ12との嵌合を補助するギヤ受け部53を備え、レバー側ギヤ33及びギヤ40は、レバー30が初期位置にある状態で、第2コネクタ12と第1コネクタ11との嵌合が開始される際、第2コネクタ12に干渉して第1コネクタ11に対する第2コネクタ12の傾きを抑制する傾き抑制部34,41を備える。
【選択図】図12
特許請求の範囲
【請求項1】
第1コネクタと、前記第1コネクタと嵌合する第2コネクタと、を備え、
前記第1コネクタは、ハウジングと、初期位置から完了位置まで回動可能に前記ハウジングに組み付けられるレバーと、ギヤと、を備え、
前記レバーはレバー側ギヤを備え、
前記ギヤは前記レバー側ギヤに追従して回動可能に前記ハウジングに組み付けられ、
前記第2コネクタは、前記レバー側ギヤ及び前記ギヤと噛み合って前記第1コネクタと前記第2コネクタとの嵌合を補助するギヤ受け部を備え、
前記レバー側ギヤ及び前記ギヤは、前記レバーが前記初期位置にある状態で、前記第2コネクタと前記第1コネクタとの嵌合が開始される際、前記第2コネクタに干渉して前記第1コネクタに対する前記第2コネクタの傾きを抑制する傾き抑制部を備える、コネクタ構成体。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記ギヤ受け部は、前記傾き抑制部に干渉可能に配されている、請求項1に記載のコネクタ構成体。
【請求項3】
前記傾き抑制部は、弾性変形可能とされている、請求項1または請求項2に記載のコネクタ構成体。
【請求項4】
前記第1コネクタと前記第2コネクタとが嵌合する方向は第1方向とされ、
前記傾き抑制部は仮係止部を備え、
前記第2コネクタは、前記レバーが前記初期位置にある状態で、前記仮係止部に係止する仮係止受け部を備え、
前記仮係止部と前記仮係止受け部とが係止することで、前記第2コネクタが前記第1コネクタに対して仮係止位置に保持され、
前記第2コネクタが前記仮係止位置に保持された状態で、前記第1コネクタと前記第2コネクタとを前記第1方向にさらに近づけることで、前記仮係止部と前記仮係止受け部との係止が解除される、請求項3に記載のコネクタ構成体。
【請求項5】
前記第1コネクタと前記第2コネクタとが嵌合する方向は第1方向とされ、
前記レバー側ギヤと前記ギヤとは、前記第1方向に直交する第2方向に並んで配され、
前記レバー側ギヤは、前記ギヤに対して前記第2方向における一方側に配され、
前記レバー側ギヤの前記傾き抑制部は、前記レバーが前記初期位置にある状態で、前記レバー側ギヤの前記第2方向における一方側の端部に配され、
前記ギヤの前記傾き抑制部は、前記レバーが前記初期位置にある状態で、前記ギヤの前記第2方向における他方側の端部に配されている、請求項1または請求項2に記載のコネクタ構成体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタ構成体に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、欧州特許出願公開第2274800号明細書(下記特許文献1)に記載のコネクタアセンブリが知られている。このコネクタアセンブリは、第1コネクタと第2コネクタとを備える。第1コネクタは、第1端子が保持されるハウジングと、略U字型のレバーと、レバーの端部に設けられる一対の駆動ギヤと、一対の相手側ギヤと、を備える。駆動ギヤはハウジングに対して回動可能に取り付けられている。相手側ギヤは、駆動ギヤに追従して回動可能にハウジングに取り付けられている。駆動ギヤ及び相手側ギヤは、それぞれカム突起を備える。第2コネクタは、第2端子が保持されるヘッダを備える。ヘッダは、長手方向に延びる一対の側壁を備える。各側壁には、カム突起が進入可能なカム溝が一対設けられている。カム突起とカム溝の内壁とが係合することにより、第1コネクタと第2コネクタとの嵌合が補助される。
【0003】
上記の構成では、駆動ギヤ及び相手側ギヤにカム突起が設けられるから、ヘッダの各側壁において、長手方向に離間した2つの位置でカム突起とカム溝の内壁とが係合する。すなわち、コネクタアセンブリ全体においては4つの位置でカム突起とカム溝の内壁とが係合する。よって、レバー操作により大きな倍力作用を得ることができ、例えばコネクタアセンブリが大型化した場合でも、第1コネクタと第2コネクタとの嵌合が容易になる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
欧州特許出願公開第2274800号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記の構成では、第2コネクタが第1コネクタに対して傾いた姿勢で、第1コネクタと第2コネクタとの嵌合操作が開始された場合、駆動ギヤ及び相手側ギヤのうちの一方のカム突起のみがヘッダのカム溝に進入することがありうる。このような場合、第1端子と第2端子とが互いにずれて配されることで、第1端子と第2端子との接続が不良となったり、第1端子または第2端子が破損したりするおそれがある。
【0006】
本開示は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、第2コネクタが第1コネクタに対して傾くことを抑制することができるコネクタ構成体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示のコネクタ構成体は、第1コネクタと、前記第1コネクタと嵌合する第2コネクタと、を備え、前記第1コネクタは、ハウジングと、初期位置から完了位置まで回動可能に前記ハウジングに組み付けられるレバーと、ギヤと、を備え、前記レバーはレバー側ギヤを備え、前記ギヤは前記レバー側ギヤに追従して回動可能に前記ハウジングに組み付けられ、前記第2コネクタは、前記レバー側ギヤ及び前記ギヤと噛み合って前記第1コネクタと前記第2コネクタとの嵌合を補助するギヤ受け部を備え、前記レバー側ギヤ及び前記ギヤは、前記レバーが前記初期位置にある状態で、前記第2コネクタと前記第1コネクタとの嵌合が開始される際、前記第2コネクタに干渉して前記第1コネクタに対する前記第2コネクタの傾きを抑制する傾き抑制部を備える、コネクタ構成体である。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、第2コネクタが第1コネクタに対して傾くことを抑制することができるコネクタ構成体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態にかかるコネクタ構成体の斜視図である。
図2は、第2コネクタが第1コネクタに対して仮係止位置に保持されたコネクタ構成体の側面図である。
図3は、第2コネクタが第1コネクタに対して仮係止位置に保持されたコネクタ構成体の平面図である。
図4は、図2のA-A断面図である。
図5は、ハウジングの底面図である。
図6は、レバー及びギヤが取り付けられたアウターハウジングの斜視図である。
図7は、レバーの斜視図である。
図8は、レバー側ギヤの周辺について示すレバーの拡大斜視図である。
図9は、ギヤの斜視図である。
図10は、第2コネクタの斜視図である。
図11は、図3のB-B断面図である。
図12は、図3のB-B断面において第2コネクタが第1コネクタに対して傾いた状態で第1コネクタと第2コネクタとの嵌合が開始される様子を示す図である。
図13は、図3のB-B断面において第1コネクタと第2コネクタとの嵌合が進行途中である状態を示す図である。
図14は、第2コネクタと第1コネクタとの嵌合が完了したコネクタ構成体の側面図である。
図15は、図3のB-B断面において第1コネクタと第2コネクタとの嵌合が完了した状態を示す図である。
図16は、他の実施形態にかかるコネクタ構成体の図であって、実施形態の図11に対応する断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列挙して説明する。
[1]本開示のコネクタ構成体は、第1コネクタと、前記第1コネクタと嵌合する第2コネクタと、を備え、前記第1コネクタは、ハウジングと、初期位置から完了位置まで回動可能に前記ハウジングに組み付けられるレバーと、ギヤと、を備え、前記レバーはレバー側ギヤを備え、前記ギヤは前記レバー側ギヤに追従して回動可能に前記ハウジングに組み付けられ、前記第2コネクタは、前記レバー側ギヤ及び前記ギヤと噛み合って前記第1コネクタと前記第2コネクタとの嵌合を補助するギヤ受け部を備え、前記レバー側ギヤ及び前記ギヤは、前記レバーが前記初期位置にある状態で、前記第2コネクタと前記第1コネクタとの嵌合が開始される際、前記第2コネクタに干渉して前記第1コネクタに対する前記第2コネクタの傾きを抑制する傾き抑制部を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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