TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025001247
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-08
出願番号2023100729
出願日2023-06-20
発明の名称コネクタアセンブリ、及びコネクタ装置
出願人住友電装株式会社
代理人個人,個人
主分類H01R 13/52 20060101AFI20241225BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】高い耐塵埃性を安定して確保可能としたコネクタアセンブリを提供すること。
【解決手段】コネクタアセンブリ11は、機器ケース41に固定される第1コネクタ21と、第1コネクタ21に接続可能な第2コネクタ31とを備える。第1コネクタ21は、第1ハウジング22を有する。第2コネクタ31は、第1ハウジング22に対して嵌合方向X1に相対移動されることで第1ハウジング22に嵌合可能な第2ハウジング32と、第2ハウジング32を覆う筒状の弾性カバー35とを有する。弾性カバー35は、第2ハウジング32が第1ハウジング22に嵌合された状態で、第1ハウジング22を覆うように構成されるとともに、嵌合方向X1の先端部における内周面の全周に、機器ケース41における接触面41cと嵌合方向X1と交差する方向に密着する密着部35mを有する。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
基部材に固定される第1コネクタと、
前記第1コネクタに接続可能な第2コネクタと、
を備えたコネクタアセンブリであって、
前記第1コネクタは、
第1ハウジングを有し、
前記第2コネクタは、
前記第1ハウジングに対して嵌合方向に相対移動されることで前記第1ハウジングに嵌合可能な第2ハウジングと、
前記第2ハウジングを覆う筒状の弾性カバーと、を有し、
前記弾性カバーは、前記第2ハウジングが前記第1ハウジングに嵌合された状態で、前記第1ハウジングを覆うように構成されるとともに、前記嵌合方向の先端部における内周面の全周に、前記基部材における接触面と前記嵌合方向と交差する方向に密着する密着部を有する、
コネクタアセンブリ。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記第1コネクタは、前記基部材にボルトで固定されるものであり、
前記弾性カバーは、前記第2ハウジングが前記第1ハウジングに嵌合された状態で、前記ボルトを覆うように構成されている、
請求項1に記載のコネクタアセンブリ。
【請求項3】
前記弾性カバーは、前記第2ハウジングが前記第1ハウジングに嵌合された状態で、前記嵌合方向の先端に、前記基部材における突き当たり面と前記嵌合方向に密着する先端密着部を有する、
請求項1に記載のコネクタアセンブリ。
【請求項4】
前記密着部は、前記接触面と局部的に強く密着すべく突出する密着凸部を有する、
請求項1に記載のコネクタアセンブリ。
【請求項5】
前記第2コネクタは、
前記第2ハウジングに対して操作可能に設けられ、非嵌合位置から嵌合位置に操作されることで前記第1ハウジングに対して前記第2ハウジングを前記嵌合方向に相対移動させる操作部を有し、
前記弾性カバーは、外部からの前記操作部の操作を可能とする操作口を有するカバー本体と、前記操作口を閉塞可能な蓋と、を有する、
請求項1に記載のコネクタアセンブリ。
【請求項6】
前記蓋は、前記操作口に圧入されることで前記操作口の内面に密着する蓋本体と、前記第2ハウジングまたは前記操作部と当接することで前記操作口に対する前記蓋本体の圧入方向の位置決めを行う圧入位置決め部と、を有する、
請求項5に記載のコネクタアセンブリ。
【請求項7】
前記蓋は、前記操作口に圧入されることで前記操作口の内面に密着する蓋本体と、前記操作部または前記第2ハウジングと当接することで前記第2ハウジングに対する前記弾性カバーの前記嵌合方向の反対方向の位置ずれを抑制する位置ずれ抑制部と、を有する、
請求項5に記載のコネクタアセンブリ。
【請求項8】
前記蓋は、前記操作部が前記嵌合位置にある状態で前記操作口を閉塞可能に構成されるとともに、前記操作部が前記非嵌合位置にある状態で前記操作口を閉塞不能に構成されている、
請求項5に記載のコネクタアセンブリ。
【請求項9】
前記弾性カバーは、前記カバー本体と前記蓋とを繋ぐ薄肉のヒンジ部を有する、
請求項5に記載のコネクタアセンブリ。
【請求項10】
請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のコネクタアセンブリと、
前記基部材と、
を備えたコネクタ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタアセンブリ、及びコネクタ装置に関するものである。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、コネクタアセンブリとしては、機器ケースや車体パネル等の基部材に固定される第1コネクタと、第1コネクタに接続可能な第2コネクタとを備えたものがある。また、コネクタとしては、筒状の弾性カバーを有するものがある(例えば、特許文献1参照)。弾性カバーは、ゴム等の弾性材よりなり、コネクタのハウジングを覆うことにより、コネクタの耐塵埃性を良好とする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-44303号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記のようなコネクタアセンブリにおいては、第2コネクタの第2ハウジングが第1コネクタの第1ハウジングに嵌合された状態で、その嵌合部位の高い耐塵埃性を確保したい場合がある。そこで、例えば、第2ハウジングを覆う弾性カバーにおける嵌合方向の先端の全周を第1ハウジングまたは基部材と嵌合方向に突き当てることで密着させる構成が考えられる。しかしながら、弾性カバーの先端を嵌合方向に突き当てる構成では、例えば、車両の振動等によって第2ハウジングが第1ハウジングに対して僅かに傾いただけで密着している部位の一部の面圧が大きく低下する虞がある。よって、耐塵埃性が低下する虞がある。
【0005】
本開示の目的は、高い耐塵埃性を安定して確保可能としたコネクタアセンブリ、及びコネクタ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のコネクタアセンブリは、基部材に固定される第1コネクタと、前記第1コネクタに接続可能な第2コネクタと、を備えたコネクタアセンブリであって、前記第1コネクタは、第1ハウジングを有し、前記第2コネクタは、前記第1ハウジングに対して嵌合方向に相対移動されることで前記第1ハウジングに嵌合可能な第2ハウジングと、前記第2ハウジングを覆う筒状の弾性カバーと、を有し、前記弾性カバーは、前記第2ハウジングが前記第1ハウジングに嵌合された状態で、前記第1ハウジングを覆うように構成されるとともに、前記嵌合方向の先端部における内周面の全周に、前記基部材における接触面と前記嵌合方向と交差する方向に密着する密着部を有する。
【発明の効果】
【0007】
本開示のコネクタアセンブリ、及びコネクタ装置によれば、高い耐塵埃性を安定して確保できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態におけるコネクタ装置の一部分解斜視図である。
図2は、一実施形態における第2コネクタの一部分解斜視図である。
図3は、一実施形態における第2ハウジングと操作レバーの分解斜視図である。
図4は、一実施形態におけるコネクタアセンブリの組み付け手順を説明するための斜視図である。
図5は、一実施形態におけるコネクタアセンブリの組み付け手順を説明するための断面図である。
図6は、一実施形態におけるコネクタアセンブリの組み付け手順を説明するための斜視図である。
図7は、一実施形態におけるコネクタアセンブリの組み付け手順を説明するための断面図である。
図8は、一実施形態におけるコネクタアセンブリの組み付け手順を説明するための斜視図である。
図9は、一実施形態におけるコネクタアセンブリの組み付け手順を説明するための断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のコネクタアセンブリは、
[1]基部材に固定される第1コネクタと、前記第1コネクタに接続可能な第2コネクタと、を備えたコネクタアセンブリであって、前記第1コネクタは、第1ハウジングを有し、前記第2コネクタは、前記第1ハウジングに対して嵌合方向に相対移動されることで前記第1ハウジングに嵌合可能な第2ハウジングと、前記第2ハウジングを覆う筒状の弾性カバーと、を有し、前記弾性カバーは、前記第2ハウジングが前記第1ハウジングに嵌合された状態で、前記第1ハウジングを覆うように構成されるとともに、前記嵌合方向の先端部における内周面の全周に、前記基部材における接触面と前記嵌合方向と交差する方向に密着する密着部を有する。
【0010】
同構成によれば、弾性カバーは、第2ハウジングが第1ハウジングに嵌合された状態で、第1ハウジングを覆うように構成されるため、第1ハウジングと第2ハウジングとの嵌合部位の耐塵埃性をも高くすることができる。また、弾性カバーは、嵌合方向の先端部における内周面の全周に、基部材における接触面と嵌合方向と交差する方向に密着する密着部を有するため、高い耐塵埃性を安定して得ることができる。すなわち、例えば、弾性カバーにおける嵌合方向の先端の全周が基部材と嵌合方向に突き当たって密着するだけの構成では、第2ハウジングが第1ハウジングに対して僅かに傾いただけで密着している部位の一部の面圧が大きく低下する虞がある。よって、耐塵埃性が低下する虞がある。これに対して、密着部は、嵌合方向と交差する方向に密着する構成であるため、第2ハウジングが第1ハウジングに対して僅かに傾いても、全周を安定して密着させることができる。よって、高い耐塵埃性を安定して確保できる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

住友電装株式会社
コネクタ
8日前
住友電装株式会社
コネクタ
1か月前
住友電装株式会社
コネクタ
8日前
住友電装株式会社
コネクタ
1日前
住友電装株式会社
コネクタ
8日前
住友電装株式会社
コネクタ
17日前
住友電装株式会社
コネクタ
16日前
住友電装株式会社
電気接続箱
8日前
住友電装株式会社
電気接続箱
9日前
住友電装株式会社
電気接続箱
9日前
住友電装株式会社
電気接続箱
5日前
住友電装株式会社
電気接続箱
9日前
住友電装株式会社
電気接続箱
1か月前
住友電装株式会社
蓄電ユニット
5日前
住友電装株式会社
コネクタ構成体
17日前
住友電装株式会社
コネクタアセンブリ
17日前
住友電装株式会社
端子および端子の製造方法
1日前
住友電装株式会社
外装部材及びワイヤハーネス
16日前
住友電装株式会社
ワイヤハーネス、およびホルダ
9日前
住友電装株式会社
扁平ワイヤーハーネスの取付構造
17日前
住友電装株式会社
扁平ワイヤーハーネスの配置構造
17日前
住友電装株式会社
コネクタアセンブリ、及びコネクタ装置
17日前
住友電装株式会社
コネクタおよびコネクタの組み付け方法
17日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
端子金具
16日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
車載装置
16日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
コネクタ
18日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
コネクタ
1か月前
株式会社オートネットワーク技術研究所
コネクタ
1日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
コネクタ
1日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
コネクタ
5日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
コネクタ
5日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
コネクタ
5日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
コネクタ
1日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
コネクタ
1日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
コネクタ
5日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
雌端子金具
16日前
続きを見る