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公開番号2025007311
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023108611
出願日2023-06-30
発明の名称コネクタ
出願人住友電装株式会社
代理人弁理士法人グランダム特許事務所
主分類H01R 13/42 20060101AFI20250109BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】ハウジングの構造を簡素化できるコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ10,10Aは、端子11,11Aと、端子11,11Aを収容するハウジング30と、ハウジング30に対して仮係止位置と本係止位置との間を移動可能に配置されるリテーナ60,60Aと、を備える。リテーナ60,60Aは、仮係止位置で端子11,11Aを係止する、弾性変形可能な一次係止部68と、仮係止位置で端子11,11Aから離れ、本係止位置で端子11,11Aを係止する、固定形状の二次係止部66と、を有している。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
端子と、
前記端子を収容するハウジングと、
前記ハウジングに対して仮係止位置と本係止位置との間を移動可能に配置されるリテーナと、を備え、
前記リテーナは、
前記仮係止位置で前記端子を係止する、弾性変形可能な一次係止部と、
前記仮係止位置で前記端子から離れ、前記本係止位置で前記端子を係止する、固定形状の二次係止部と、を有している、コネクタ。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
前記一次係止部は、前記本係止位置でも前記端子を係止する、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記本係止位置における前記一次係止部と前記端子との係止代は、前記仮係止位置における前記一次係止部と前記端子との係止代よりも小さい、請求項2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記一次係止部は、前記仮係止位置から前記本係止位置への移動方向に延び、前記仮係止位置および前記本係止位置の各々において前記端子と対向する係止面を有している、請求項2に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記一次係止部は、前記仮係止位置から前記本係止位置への移動方向と交差する幅方向に関し、前記二次係止部の前記幅方向の両側に対をなして形成されている、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は開示されたコネクタは、互いに嵌合可能なプラグ組立体およびジャック組立体を備えている。プラグ組立体およびジャック組立体は、それぞれプラグハウジングおよびジャックハウジングと称されるハウジングを有している。ハウジングは、電気コネクタ(いわゆる同軸端子であって、以下、「端子」と称する)を受容する通路を有している。ハウジングは、位置保証装置を有している。位置保証装置は、ハウジングの通路内で端子の肩部を一次的に係止する弾性変形可能なフック(リテーナ)を有している。また、ジャックハウジングは、2次コネクタ位置保証装置を受容する。2次コネクタ位置保証装置も肩部を係止し、端子の軸方向の動きを規制する。同軸端子等の端子を係止する技術は、特許文献2-4にも開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2010-517221号公報
特開2012-43798号公報
特開2018-120687号公報
特開2019-153464号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の場合、弾性変形可能な片持ち梁状のフックをハウジングに形成しなければならず、その分、ハウジングの構造が複雑化する懸念があった。
【0005】
そこで、本開示は、ハウジングの構造を簡素化できるコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のコネクタは、端子と、前記端子を収容するハウジングと、前記ハウジングに対して仮係止位置と本係止位置との間を移動可能に配置されるリテーナと、を備え、前記リテーナは、前記仮係止位置で前記端子を係止する、弾性変形可能な一次係止部と、前記仮係止位置で前記端子から離れ、前記本係止位置で前記端子を係止する、固定形状の二次係止部と、を有している、コネクタである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、ハウジングの構造を簡素化できるコネクタを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本開示の実施形態1に係るコネクタの分解斜視図である。
図2は、実施形態1に係るコネクタを斜め上方から見た斜視図である。
図3は、実施形態1に係るコネクタのハウジングを斜め下方から見た斜視図である。
図4は、実施形態1に係るコネクタのハウジングの底面図である。
図5は、実施形態1に係るコネクタのリテーナの正面図である。
図6は、実施形態1に係るコネクタのリテーナの平面図である。
図7は、実施形態1に係るコネクタのリテーナの背面図である。
図8は、実施形態1に係るコネクタにおいて、リテーナがハウジングに対して仮係止位置に配置され、一次係止部が端子を係止する状態を示す平断面図である。
図9は、実施形態1に係るコネクタにおいて、リテーナがハウジングに対して仮係止位置に配置され、一次係止部が端子を係止する状態を示す横断面図である。
図10は、実施形態1に係るコネクタにおいて、リテーナがハウジングに対して本係止位置に配置され、一次係止部および二次係止部が端子を係止する状態を示す横断面図である。
図11は、実施形態1に係るコネクタにおいて、リテーナがハウジングに対して本係止位置に配置され、一次係止部および二次係止部が端子を係止する状態を示す側断面図である。
図12は、本開示の実施形態2に係るコネクタの分解斜視図である。
図13は、実施形態2に係るコネクタのリテーナを斜め上方から見た斜視図である。
図14は、実施形態2に係るコネクタにおいて、リテーナがハウジングに対して仮係止位置に配置され、一次係止部が端子を係止する状態を示す平断面図である。
図15は、実施形態2に係るコネクタにおいて、リテーナがハウジングに対して本係止位置に配置され、一次係止部および二次係止部が端子を係止する状態を示す側断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のコネクタは、
(1)端子と、前記端子を収容するハウジングと、前記ハウジングに対して仮係止位置と本係止位置との間を移動可能に配置されるリテーナと、を備え、前記リテーナは、前記仮係止位置で前記端子を係止する、弾性変形可能な一次係止部と、前記仮係止位置で前記端子から離れ、前記本係止位置で前記端子を係止する、固定形状の二次係止部と、を有している。
【0010】
一次係止部および二次係止部は、いずれもリテーナに形成され、ハウジングには形成されていない。このため、ハウジングの構造を簡素化できる。なお、本明細書において、「係止する」とは、端子がハウジングから抜け出ないように保持することを指し、例えば、一次係止部および二次係止部が端子と接触せず、端子の抜け出しを規制した状態で端子と対向する状態を含む概念である。
(【0011】以降は省略されています)

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