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公開番号2025003590
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2024186499,2021036165
出願日2024-10-23,2021-03-08
発明の名称インレット組立体
出願人住友電装株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 13/52 20060101AFI20241226BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】インレット組立体の低背化を図ることができる技術を提供することを目的とする。
【解決手段】インレット組立体におけるグロメット60は、車両に搭載されるインレット20と前記インレット20から延びる配線部材50とを覆う本体部62を備える。前記本体部62には、前記インレット20のうち外部充電コネクタとの接続部分が挿通される接続口65と、前記配線部材50が挿通される引出口68とが形成されている。前記接続口65は第1方向に開口し、前記引出口68は前記第1方向と交差する第2方向に開口する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
車両に搭載されて外部充電コネクタとの接続部分を有するインレットと、
前記インレットから延びる配線部材と、
前記インレット及び前記配線部材を覆うグロメットと、
を備え、
前記グロメットは、
前記インレットと前記配線部材とを覆う本体部を備え、
前記本体部には、前記インレットのうち外部充電コネクタとの接続部分が挿通される接続口と、前記配線部材が挿通される引出口とが形成され、
前記接続口は第1方向に開口し、前記引出口は前記第1方向と交差する第2方向に開口し、
前記接続部分が前記接続口を通じて前記グロメットの外に延び出ており、
前記配線部材が前記引出口を通じて前記グロメットの外に延び出ており、
前記本体部には、前記本体部に浸入する水を排水する排水口が形成され、
前記排水口は、前記第1方向及び前記第2方向と交差する第3方向に開口し、
前記本体部には、前記第3方向から見た場合に前記排水口と重なる仕切が設けられ、
前記仕切は、前記本体部の内部において前記配線部材が配置される空間と、前記排水口との間に配置されており、
前記インレットには、前記第3方向から見た場合に前記排水口及び前記仕切と重なるインレット側仕切が設けられており、
前記グロメットの前記排水口及び前記仕切は、弾性を有する材料によって形成された前記本体部と一体的に設けられている、インレット組立体。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
請求項1に記載のインレット組立体であって、
前記インレットは、前記接続部分のうち前記グロメットの外に延び出る部分に鍔状に設けられて車両に固定される固定部と、前記固定部から前記グロメット側に突出する複数のリブとを有し、
前記グロメットは、前記複数のリブの間の凹部に係止する係止部を有する、インレット組立体。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載のインレット組立体であって、
前記本体部には、前記第3方向に延びて、その内部空間が前記排水口をなす排水筒部が設けられている、インレット組立体。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のインレット組立体であって、
前記本体部には、前記第2方向に延びて、その内部空間が前記引出口をなす引出筒部が設けられ、
前記引出筒部の内面には、前記配線部材に接触可能な環状のリップ部が設けられている、インレット組立体。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のインレット組立体であって、
前記本体部には、前記第1方向に延びて、その内部空間が前記接続口をなす接続筒部が設けられ、
前記接続筒部の内面には、前記接続部分の外面に接触可能な環状のリップ部が設けられている、インレット組立体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、グロメット及びインレット組立体に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、外部電源を用いて内部に搭載された蓄電装置に充電を行なう車両に設けられるインレット組立体を開示している。インレット組立体におけるケーブルは、外部の充電ケーブルとの接続口とは反対側からインレット組立体の後方に延びる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-175764号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のインレット組立体が配置される車両には、インレット組立体の後方に引き出されるケーブルが配置されるスペースが必要となる。
【0005】
そこで、インレット組立体の低背化を図ることができる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のインレット組立体は、車両に搭載されて外部充電コネクタとの接続部分を有するインレットと、前記インレットから延びる配線部材と、前記インレット及び前記配線部材を覆うグロメットと、を備え、前記グロメットは、前記インレットと前記配線部材とを覆う本体部を備え、前記本体部には、前記インレットのうち外部充電コネクタとの接続部分が挿通される接続口と、前記配線部材が挿通される引出口とが形成され、前記接続口は第1方向に開口し、前記引出口は前記第1方向と交差する第2方向に開口し、前記接続部分が前記接続口を通じて前記グロメットの外に延び出ており、前記配線部材が前記引出口を通じて前記グロメットの外に延び出ており、前記本体部には、前記本体部に浸入する水を排水する排水口が形成され、前記排水口は、前記第1方向及び前記第2方向と交差する第3方向に開口し、前記本体部には、前記第3方向から見た場合に前記排水口と重なる仕切が設けられ、前記仕切は、前記本体部の内部において前記配線部材が配置される空間と、前記排水口との間に配置されており、前記インレットには、前記第3方向から見た場合に前記排水口及び前記仕切と重なるインレット側仕切が設けられており、前記グロメットの前記排水口及び前記仕切は、弾性を有する材料によって形成された前記本体部と一体的に設けられている、インレット組立体である。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、インレット組立体の低背化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は実施形態1にかかるグロメット及びこれを備えるインレット組立体を示す斜視図である。
図2はインレット組立体を示す平面図である。
図3はインレット組立体を示す側面図である。
図4は図2のIV-IV線に沿った断面図である。
図5はインレットを示す背面図である。
図6はインレットを示す正面図である。
図7はグロメットを示す斜視図である。
図8はグロメットの第1変形例を示す背面図である。
図9はグロメットの第2変形例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
本開示のグロメットは、次の通りである。
(【0011】以降は省略されています)

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