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公開番号
2024168094
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2023084506
出願日
2023-05-23
発明の名称
接続器
出願人
日本航空電子工業株式会社
代理人
個人
主分類
H01R
4/2433 20180101AFI20241128BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】 電線同士の接続を簡易な構成で容易に行うことができる接続器を提供すること。
【解決手段】
接続器10のシェル側壁部161の夫々には、ロケータ18に対応する第1孔171と第2孔173とが設けられている。ロケータ18は、第1方向において第1位置から第2位置に移動可能となるようにシェル16に取り付けられる。ロケータ18には、ケーブル50の電線501の先端を受容する受容孔191が設けられている。ロケータ18には、受容孔191と連通する許容部193が設けられている。許容部193は、端子14の接続部147の移動を許容する。ロケータ18が第1位置にあるとき、ロケータ18の突部195の夫々は第1孔171内に位置する。ロケータ18が第2位置にあるとき、突部195の夫々は第2孔173内に位置する。ロケータ18が第2位置にあるとき、ロケータ18に対応する接続部147は受容孔191内に部分的に位置する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のケーブル同士を接続する接続器であって、
前記接続器は、ハウジングと、少なくとも一つの端子と、シェルと、少なくとも一つのロケータとを備えており、
前記ケーブルの夫々は、少なくとも一つの電線を備えており、
前記端子は、少なくとも二つの接続部を有しており、
前記接続部は、互いに異なる前記ケーブルの前記電線に夫々接続されるものであり、
前記シェルは、幅方向において互いに離れて位置する二つのシェル側壁部を有しており、
前記シェル側壁部の夫々には、前記ロケータに対応する少なくとも一組の第1孔と第2孔とが設けられており、
前記一組の前記第1孔と前記第2孔とは、前記シェル側壁部を前記幅方向において貫通しており、かつ前記幅方向と直交する第1方向において互いに離れて位置しており、
前記ロケータは、前記第1方向において第1位置から第2位置に移動可能となるように前記シェルに取り付けられており、
前記ロケータは、前記ケーブルの少なくとも一つと対応していると共に、対応する前記ケーブルの前記電線に接続される前記接続部と対応しており、
前記ロケータには、第1端面と、第2端面と、受容孔と、許容部と、二つの突部とが設けられており、
前記第1端面と前記第2端面とは、前記幅方向と直交するとともに前記第1方向と交差する第2方向において前記ロケータの両端に位置しており、
前記受容孔は、前記第2端面から前記第1端面まで貫通しており、かつ前記ロケータに対応する前記ケーブルの前記電線の先端を受容可能なものであり、
前記許容部は、前記受容孔と連通し、かつ前記ロケータの移動の際に前記ロケータに対応する前記接続部の移動を許容しており、
前記突部は、前記シェル側壁部に夫々対応しており、
前記突部の夫々は、前記幅方向において外側に突出しており、
前記ロケータが前記第1位置にあるとき、前記突部の夫々は前記ロケータに対応する前記第1孔内に位置しており、
前記ロケータが前記第2位置にあるとき、前記突部の夫々は前記ロケータに対応する前記第2孔内に位置しており、かつ前記ロケータに対応する前記接続部は前記受容孔内に部分的に位置している
接続器。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の接続器であって、
前記接続器は、二つ以上の前記ロケータを備えており、
前記ロケータは、前記接続部と夫々対応している
接続器。
【請求項3】
請求項1に記載の接続器であって、
前記接続器は、三つ以上の前記ロケータを備えており、
前記端子は、三つ以上の前記接続部を備えており、
前記ロケータは、前記接続部と夫々対応している
接続器。
【請求項4】
請求項1に記載の接続器であって、
前記ケーブルの夫々は、二つの電線を備えるツイステッドペアケーブルであり、
前記接続器は、前記二つの電線に夫々対応した二つの前記端子を備えており、
前記二つの前記端子は互いに対称な形状を有している
接続器。
【請求項5】
請求項1に記載の接続器であって、
前記接続部の夫々は、前記第1方向に延びる二股の圧接片である
接続器。
【請求項6】
請求項1に記載の接続器であって、
前記ロケータは、主部と、前記主部から前記第1方向に延びる二つの支持部とを有しており、
前記受容孔は、前記主部に設けられており、
前記支持部は、弾性変形可能なものであり、前記突部と夫々対応しており、
前記突部の夫々は、対応する前記支持部に支持されており、少なくとも前記幅方向に移動可能であり、
前記突部の夫々が対応する前記シェル側壁部の前記第2孔内に位置するとき、前記ロケータの前記第2位置から前記第1位置へ向かう移動が規制されている
接続器。
【請求項7】
請求項1に記載の接続器であって、
前記ハウジングは、前記第2方向と交差する少なくとも一つの受け面を有しており、
前記ハウジングの前記受け面と前記シェル側壁部とは、前記ロケータを収容する収容部を構成しており、
前記ロケータが前記第2位置にあるとき、前記第1方向において前記受容孔の占める範囲は、前記受け面の占める範囲と重複しており、
前記ロケータが前記第1位置にあるとき、前記第1方向において前記受容孔の占める範囲の一部は、前記受け面の占める範囲と重複している一方で、前記受容孔の占める範囲の残りの部分は、前記受け面の占める範囲の外にある
接続器。
【請求項8】
請求項1に記載の接続器であって、
前記ハウジングは、前記第2方向と交差する少なくとも一つの受け面を有しており、
前記ハウジングの前記受け面と前記シェル側壁部は、前記ロケータを収容する収容部を構成しており、
前記第2方向において、前記ロケータの前記第1端面は、前記ロケータの前記第2端面より、前記ハウジングの前記受け面の近くにあり、
前記ロケータが前記第1位置にあるとき、前記受容孔に挿入された前記電線の前記先端は前記受け面に突き当て可能であり、
前記第2方向において、前記ロケータの前記第1端面と前記ハウジングの前記受け面との間には隙間がある
接続器。
【請求項9】
請求項1に記載の接続器であって、
前記ロケータには前記第1方向に延びる被ガイド部が設けられており、
前記ハウジングには、前記被ガイド部を受容してガイドするガイド部が設けられている
接続器。
【請求項10】
請求項1に記載の接続器であって、
前記シェルは、導電性金属からなる
接続器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数のケーブル同士を接続する接続器に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、圧接結線用コネクタを開示している。
【0003】
図31を参照すると、特許文献1のコネクタ90は、電線保持ブロック(ロケータ)92とコンタクトブロック(ハウジング)94とを備えている。コンタクトブロック94は、電線保持ブロック92を受容する受容部(図示せず)内に突出する圧接端子(図示せず)を保持している。電線保持ブロック92には、電線96を夫々保持する保持孔(図示せず)と、圧接端子を受け入れる受入溝(図示せず)とが形成されている。
【0004】
図31から理解されるように、電線96の先端部を電線保持ブロック92の保持孔(図示せず)に夫々挿入し、電線保持ブロック92をコンタクトブロック94の受容部(図示せず)に押し込むと、圧接端子(図示せず)と電線96とが電気的に接続される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2006-236855号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1のコネクタ90は、電線保持ブロック(ロケータ)92を備えている。電線保持ブロック92を用いることで、コネクタ90の圧接端子(図示せず)に電線96を接続する接続工程を容易に行うことができる。そして、このような接続工程の容易性を電線同士の接続工程においても実現したいとの要望が存在する。
【0007】
本発明は、電線同士の接続を簡易な構成で容易に行うことができる接続器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、第1の接続器として、複数のケーブル同士を接続する接続器であって、
前記接続器は、ハウジングと、少なくとも一つの端子と、シェルと、少なくとも一つのロケータとを備えており、
前記ケーブルの夫々は、少なくとも一つの電線を備えており、
前記端子は、少なくとも二つの接続部を有しており、
前記接続部は、互いに異なる前記ケーブルの前記電線に夫々接続されるものであり、
前記シェルは、幅方向において互いに離れて位置する二つのシェル側壁部を有しており、
前記シェル側壁部の夫々には、前記ロケータに対応する少なくとも一組の第1孔と第2孔とが設けられており、
前記一組の前記第1孔と前記第2孔とは、前記シェル側壁部を前記幅方向において貫通しており、かつ前記幅方向と直交する第1方向において互いに離れて位置しており、
前記ロケータは、前記第1方向において第1位置から第2位置に移動可能となるように前記シェルに取り付けられており、
前記ロケータは、前記ケーブルの少なくとも一つと対応していると共に、対応する前記ケーブルの前記電線に接続される前記接続部と対応しており、
前記ロケータには、第1端面と、第2端面と、受容孔と、許容部と、二つの突部とが設けられており、
前記第1端面と前記第2端面とは、前記幅方向と直交するとともに前記第1方向と交差する第2方向において前記ロケータの両端に位置しており、
前記受容孔は、前記第2端面から前記第1端面まで貫通しており、かつ前記ロケータに対応する前記ケーブルの前記電線の先端を受容可能なものであり、
前記許容部は、前記受容孔と連通し、かつ前記ロケータの移動の際に前記ロケータに対応する前記接続部の移動を許容しており、
前記突部は、前記シェル側壁部に夫々対応しており、
前記突部の夫々は、前記幅方向において外側に突出しており、
前記ロケータが前記第1位置にあるとき、前記突部の夫々は前記ロケータに対応する前記第1孔内に位置しており、
前記ロケータが前記第2位置にあるとき、前記突部の夫々は前記ロケータに対応する前記第2孔内に位置しており、かつ前記ロケータに対応する前記接続部は前記受容孔内に部分的に位置している
接続器を提供する。
【0009】
また、本発明は、第2の接続器として、第1の接続器であって、
前記接続器は、二つ以上の前記ロケータを備えており、
前記ロケータは、前記接続部と夫々対応している
接続器を提供する。
【0010】
また、本発明は、第3の接続器として、第1の接続器であって、
前記接続器は、三つ以上の前記ロケータを備えており、
前記端子は、三つ以上の前記接続部を備えており、
前記ロケータは、前記接続部と夫々対応している
接続器を提供する。
(【0011】以降は省略されています)
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