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公開番号
2024172601
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023090426
出願日
2023-05-31
発明の名称
回路遮断器
出願人
三菱電機株式会社
代理人
個人
主分類
H01H
73/12 20060101AFI20241205BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】表示装置を筐体内部の付属装置と両立させて設置することができる回路遮断器を得ること。
【解決手段】回路遮断器100は、筐体1と、固定接点30を有する固定接触子3と、可動接点40を有する可動接触子4と、押板5と、開閉機構部6と、トリップバー70と、トリップボタン71と、弾性部材72と、表示装置8と、を備えている。筐体1には、表示窓14が形成されている。表示装置8は、連結棒80と、連結棒80の移動に連動して移動する表示片81と、を有している。連結棒80は、弾性部材72に連結されており、押板5に押されて移動すると、弾性部材72によって押板5に向かって付勢される。表示片81は、接触表示部と開離表示部とを有し、連結棒80の移動に連動して移動することによって接触表示部又は開離表示部を表示窓14に表示させる。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
外郭を形成する筐体と、
固定接点を有する固定接触子と、
前記固定接点と対向する可動接点を有する可動接触子と、
前記可動接触子に連結され、前記固定接点に前記可動接点を押し付ける押板と、
前記押板を操作して前記固定接点と前記可動接点との接触及び開離を行う開閉機構部と、
前記開閉機構部をトリップ状態にさせるトリップバーと、
前記筐体の外面から前記トリップバーを操作するトリップボタンと、
前記トリップボタンを付勢する弾性部材と、
前記固定接点と前記可動接点との接離状態を表示させる表示装置と、を備え、
前記筐体には、前記固定接点と前記可動接点との接離状態が表示される表示窓が形成されており、
前記表示装置は、
前記押板に押されて移動する連結棒と、
前記連結棒に接続され、前記連結棒の移動に連動して移動する表示片と、を有し、
前記連結棒は、前記弾性部材に連結されており、前記押板に押されて移動すると、前記弾性部材によって前記押板に向かって付勢され、
前記表示片は、
前記固定接点と前記可動接点とが接触状態であることが記された接触表示部と、前記固定接点と前記可動接点とが開離状態であることが記された開離表示部と、を有し、
前記連結棒の移動に連動して移動することによって前記接触表示部又は前記開離表示部を前記表示窓に表示させることを特徴とする回路遮断器。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
前記弾性部材は、前記トリップボタンと一体的に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の回路遮断器。
【請求項3】
外郭を形成する筐体と、
固定接点を有する固定接触子と、
前記固定接点と対向する可動接点を有する可動接触子と、
前記可動接触子に連結され、前記固定接点に前記可動接点を押し付ける押板と、
前記押板を操作して前記固定接点と前記可動接点との接触及び開離を行う開閉機構部と、
前記固定接点と前記可動接点との接離状態を表示させる表示装置と、を備え、
前記筐体には、前記固定接点と前記可動接点との接離状態が表示される表示窓が形成されており、
前記表示装置は、
前記押板に押されて移動する連結棒と、
前記連結棒に接続され、前記連結棒の移動に連動して移動する表示片と、を有し、
前記表示片は、
前記固定接点と前記可動接点とが接触状態であることが記された接触表示部と、前記固定接点と前記可動接点とが開離状態であることが記された開離表示部と、前記連結棒が前記押板に押されて移動すると撓み、前記連結棒を前記押板に向かって付勢する付勢部と、を有し、
前記連結棒の移動に連動して移動することによって前記接触表示部又は前記開離表示部を前記表示窓に表示させることを特徴とする回路遮断器。
【請求項4】
前記表示片は、可撓性を有する帯状のシートとされ、一端部が前記連結棒に接続されており、
前記付勢部は、前記接触表示部及び前記開離表示部を設けた部分から前記表示片の他端部に向かって延伸させた部分であることを特徴とする請求項3に記載の回路遮断器。
【請求項5】
前記表示片は、可撓性を有する帯状のシートとされ、一端部が前記連結棒に接続されており、一端部から他端部に向かう途中で二股に分かれて延伸し、二股の一方に前記接触表示部及び前記開離表示部が設けられ、二股の他方が前記付勢部とされていることを特徴とする請求項3に記載の回路遮断器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、固定接点と可動接点との接離状態を表示する表示装置を備えた回路遮断器に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、固定接点と可動接点との接離状態を表示する表示装置を備えた回路遮断器が知られている。例えば、特許文献1に開示された回路遮断器は、ベースとカバーとからなる筐体の内部に表示装置が収容された構成である。この表示装置は、可動接触子を駆動させる押板の上端面に、下端部が当接する連結棒と、連結棒の上端部に固定された表示片と、連結棒の下端部が押板の上端面に当接するように連結棒を付勢する付勢ばねと、を備えている。表示片は、カバーに形成された表示窓に「ON」又は「OFF」等の文字を表示させる表示部を備えている。「ON」は、可動接点と固定接点とが接触状態であることを示す。「OFF」は、可動接点と固定接点とが開離状態であることを示す。また、付勢ばねは、連結棒に装着されている。
【0003】
可動接点と固定接点とが接触する「ON」状態では、押板が可動接触子と共に下方に移動し、付勢ばねによって押板の上端面に付勢された連結棒が押し下げられる。連結棒が押し下げられることにより、連結棒に固定された表示片も下方に引き降ろされ、カバーの表示窓に「ON」が表示される。一方、可動接点と固定接点とが開離する「OFF」状態では、押板が可動接触子と共に上方に移動し、連結棒が押板により付勢ばねの付勢に打ち勝って押し上げられる。連結棒が押し上げられることにより、連結棒に固定された表示片も上方に引き上げられて、カバーの表示窓に「OFF」が表示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平11-67047号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1では、表示装置が連結棒及び表示片の他に付勢ばねを有しているため、表示装置の構造が複雑となり、設置スペースの制約を受けて、表示装置を筐体内部の付属装置と両立させて設置できない場合がある。
【0006】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、表示装置を筐体内部の付属装置と両立させて設置することができる回路遮断器を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示にかかる回路遮断器は、外郭を形成する筐体と、固定接点を有する固定接触子と、固定接点と対向する可動接点を有する可動接触子と、可動接触子に連結され、固定接点に可動接点を押し付ける押板と、押板を操作して固定接点と可動接点との接触及び開離を行う開閉機構部と、開閉機構部をトリップ状態にさせるトリップバーと、筐体の外面からトリップバーを操作するトリップボタンと、トリップボタンを付勢する弾性部材と、固定接点と可動接点との接離状態を表示させる表示装置と、を備えている。筐体には、固定接点と可動接点との接離状態が表示される表示窓が形成されている。表示装置は、押板に押されて移動する連結棒と、連結棒に接続され、連結棒の移動に連動して移動する表示片と、を有し、連結棒は、弾性部材に連結されており、押板に押されて移動すると、弾性部材によって押板に向かって付勢され、表示片は、固定接点と可動接点とが接触状態であることが記された接触表示部と、固定接点と可動接点とが開離状態であることが記された開離表示部と、を有し、連結棒の移動に連動して移動することによって接触表示部又は開離表示部を表示窓に表示させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本開示にかかる回路遮断器によれば、表示装置を筐体内部の付属装置と両立させて設置することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1にかかる回路遮断器であってON状態を示した正面図
図1に示したII-II線矢視断面図
実施の形態1にかかる回路遮断器の要部を拡大して示した断面図
実施の形態1にかかる回路遮断器であって筐体のカバーを取り外した状態を示した斜視図
実施の形態1にかかる回路遮断器であってOFF状態を示した正面図
図5に示したVI-VI線矢視断面図
実施の形態1にかかる回路遮断器の変形例を示した縦断面図
実施の形態2にかかる回路遮断器であって筐体のカバーを取り外した状態を示した斜視図
実施の形態3にかかる回路遮断器であって筐体のカバーを取り外した状態を示した斜視図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施の形態にかかる回路遮断器を図面に基づいて詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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